2013年10月31日木曜日

ハロウィーンの夜

今日はハロウィーン。ルイは友達の家でパーティーに呼ばれてます。女の子らしい。

それでエドワードシザーハンドで行きました。

手は先週の日曜にデイブのワークショップでお父さんと一緒に作りました。家でそれに銀のスプレー。服はチャーリーの黒のTシャツを裏返しに着て、私の黒のカーディガンを着、それに黒のベルトを2本巻きました。下は黒いジーンズと黒い靴。
 
この写真で分かるかな。





髪の毛はチャーリーが、自分がスイミングのトレーニングに行く前に、ルイにやってあげてました。くしで逆毛を立てて、自分のヘアスプレーで固めてました。チャーリー、何でそんなによく知ってるの?すごく手際よく、10分以下で完成。

そのあとチャーリーは文句も言わず、自分は水泳のトレーニングに行きました。ルイはサボり。

チャーリーを送って行ったあと、いよいよメイクアップ。というかフェイスペイント。まだ小さいときに買ったフェイスペイントがあったので、まずそれで顔を白に。目の周りは、本物の写真を見ると隈があるように影になってます。なので色の濃いアイシャドーでやってみたけど、やっぱり化粧品ではインパクトがなさ過ぎるので、茶色のフェイスペントで塗りました。頬も黒く。 そして唇も茶色に。

写真で見ると顔の白さが際立ってますが、実際はそんなに白く見えないです。


そうして、いったん男友達の家に集合。

真ん中の友達は、スレンダーという子供たちの間で流行っている怖いゲームのキャラクターだそうです。怖いって。

左はゴーストバスターズ。ちゃんとガンから、後ろに背負う武器から、用意されてました。

パーティーのあとは、このスレンダーの友達のお父さんが11時ごろピックアップして、その友達の家でお泊りの予定です。このメイクのまま寝るのかな~。今ちょうど11時なので、そろそろピックアップされるころ。

子供のときの誕生日パーティーを除いて、こういうパーティーにルイが行ったのは初めてです。そろそろこういうことが増えるのかなあ。でもこういう中高生のパーティーって一体何するんでしょうね。お酒は飲めないし。

。。。。。。そう、ルイには、お酒を飲んだら、21歳まで夜間外出禁止と言ってあります。まあ、同級生の家なので、やっぱりお酒はないと思うけど。

チャーリーは、せっかくのハロウィーンで、しかも学校のハーフタームと重なったので明日学校がないし、友達とTrick or Treatに行きたいといってましたが、「でも水泳があるでしょ。」と軽く言うと、あきらめてました。どうしても行きたいなら行かせてあげようと思ったんだけど、本人も水泳優先してるのかなあ。

トレーニングは数人はハロウィーンでおやすみだったとか。でも大半はちゃんとトレーニングに来てました。水泳ってそういう大変で地味なスポーツです。

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2013年10月29日火曜日

物のないことの気持ちよさと不便さ

今週はハーフタームで学校がお休みです。今日はチャーリーは友達の家に泊りに行きました。ルイはギター弾いたり宿題したりだらだらして、夕方からはハロウィーンの夜用のコスチュームつくりに励んでました。

コスチュームの一部に黒の革ジャンがあれば一番いいとのこと。それで私が大昔に買った皮ジャンを探したのですが、ハンガーにかかってません。もしかしたら断捨離した時に屋根裏部屋に入れたのかもと、屋根裏を探しましたが、そこにも無し。

それでこのブログに前回断捨離した時の写真を載せたのでそれをチェックしましたが、捨てた山には入ってません。

・・・・でも捨てなかった山にも入ってませんでした。

ということは、その前に洋服をたくさん処分したときに捨てたのか?でもあっさりと捨てるには高かったし、捨てた記憶ないんだけど。でもでも、もう15年以上も全然着てないし、これからも着るとは思えないから、捨ててもおかしくありません。

あの時捨てなければよかった。ちょうどルイのコスチュームにぴったりなのに。

一瞬そう思ったんですが、考えてみれば、ルイがこの仮装を思いついたのもたまたま。ちょっとしたきっかけで、全然別の仮装で行くことにしたかもしれません。そうなればこの革ジャンは、やっぱり全然誰も着ないことになったはず。

そう思ったら、やっぱり断捨離したのは妥当なことでした。

断捨離すると、たまに「ああ、あれ捨てなければよかったなあ。」と思うこともやっぱりあります。でもそれですごく困ったこともない。絶対後悔することがないような断捨離をしようと思うなら、あれもこれも万が一に備えて取って置く事になるから、全然断捨離にならないと思います。将来何が必要か、それを確実に知る事は出来ないんだから、そこはリスクを取って、書類などの本当にないと困るもの以外は、思い切って捨てないと、片付かないと思います。

ところで、時々読むブログで、「何にもないブログ」と言うものがあります。この人の家は本当に何にもなくて、こんなに少ないもので暮らすことが可能なのかと感心するくらいです。何せ、掃除機もないそうです。しかも元々はあったのだけど、なくてもいいかなと思って捨てたとか。

私は掃除機無しでは暮らせないけど、けっこうあって当然と思ってるものが、なくても大丈夫なことってあります。

たとえば、洗濯物を干すときの、何ていうのかな 、あの洗濯バサミがついていて靴下とか下着を干すもの。ああいうものって定期的に壊れて何度も買い換えたのですが、半年くらい前に壊れたときに、しばらくなしてやってみようかなあと思って、今に至ってます。

ないと確かにちょっとだけ不便。でもすごく不便ではありません。普通に洗濯バサミで洗濯ロープに留めるだけです。そしてあのプラスチックの「靴下および下着干し」がなくなったことで、ユーティリティールームに場所が出来ました。ある時には気づかなかったけど、けっこう場所を取っていたのです。出して収納するには見かけもよくないし。

それから、これは驚かれるかもしれませんが、17年前にデボンに越してきて先月まで無しでやっていたものが、ベッド。ベッド無しでどうやって寝ていたかというと、マットレスをじかに床に置いて寝てました。イギリスでは学生とかお金のない人はよくやります。

私も最初はベッドを買うお金が無いからそうしていたんです。でもそれで全然不便ありません。日本人だから、低く暮らすことに慣れてるのもあるだろうし。布団みたいに干す事はないけど、時々立てたりひっくり返したりして、空気を通してました。それで、ベッドを買う理由もなく、そのまま今年の夏まで来てました。
 
今年の夏休みにルイの2段ベッドを二つに分けたので、その一つが私のベッドになった次第です。

そうやって考えていけば、なくてもやっていけるものってけっこうあると思います。もちろんないよりはあるほうが便利。でも、あれば場所を取るし、物が増えることになる。

断捨離って、不便さと物のないことの気持ちよさのバランスのとり方なんじゃないかなあ。

もちろん、物のないことが気持ちいいって感じることが前提ですけど。

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2013年10月28日月曜日

かぼちゃづくし

ハロウィーンのかぼちゃの写真を昨日載せました。毎年一応種を植えるのですが、今年は大きく成長しなかったので、スーパーで買いました。ハロウィーンが年々ポピュラーになってきているせいか、かぼちゃの値段もずいぶん下がって、2ポンドでした。育てるのがばかばかしいくらいです。

初めてかぼちゃを彫ったのは10年くらい前かな。やっぱりこういうものは子供がいないとやろうって気になりませんからね。たくさん取れた年は10個くらい彫って、大変でした。

というか、実は顔を彫ること自体は簡単なんです。難しいのは、かぼちゃの中身をくりぬくこと。パンプキンも日本のかぼちゃと同じで、種を取ると空洞になってます。でもこのまま彫ると実の部分が厚すぎてうまく彫れない。それにもっと大事なことには、実が厚いとすぐ腐ってしまいます。せっかくランタン作ったら、1週間くらいは持って欲しいですよね。 だから実の部分を中から削って薄くしないといけません。(これはうちはデイブの仕事)

すると、山ほどこの削った実の部分が出ます。これをどうするか。

たぶんイギリスの家庭の大半(99パーセント以上)は捨てちゃってると思います。

うちではまず作り始めたのは、パンプキンパイ。イギリスでは見かけたことないんですが、アメリカではよく食べられるようですね。それでネットでレシピを探して初めて作ったのが10年位前です。すごくおいしいです。

それからパンプキンスープのレシピも見つけて何度か作りました。チャーリーが好きなくらいなので、こちらもおいしいです。パンプキンスープって昔子供が読んでいた絵本に出ていたし、名前自体はよく聞くのに、イギリスで見たことも食べたこともありません。

きっとパンプキン自体がイギリスの食生活にはないんでしょうね。アメリカでは、特に南部ではごく普通の食材なんじゃないでしょうか。

ちなみに日本のかぼちゃ風には全然食べれません。すごく水っぽいんです。

そして今年は、チャーリーとパンプキンとジンジャージャムを作りました。去年ためしに2瓶だけ作って売ったら、すごくおいしいと評判だったんです。

去年うまく固まらなかったのでちょっとレシピを工夫して林檎も入れてみましたが、やっぱりうまく固まらない。それで不本意ながら市販のペクチンを入れて完成。1.5キロのパンプキンで作って、出来たのは売り物が4瓶と、家用が一瓶です。

いやいや、家で食べてくれる人がいれば別に売らなくてもいいんだけど,なんか食べてくれないんですよね。私は食べたいけど太るし。

早速味見にトーストにつけて食べると、予想通りの味。すごくおいしい。クリスタライズド・ジンジャー(しょうがの砂糖漬け)をまろやかにしたもののような味。パンプキンの味はあんまりしないかな。

そうそう、忘れちゃいけない、かぼちゃの種。これもしょうゆとチリパウダーにつけてオープンでカリカリに焼いたら、柿の種みたいな味のおいしいおやつになりました。栄養いっぱいとのことです。

そういうわけで、イギリスの家庭では大量に捨てられるであろうかぼちゃの中身と種、我が家では、パイ、スープ、ジャム、柿の種もどきに加工されます。しかもどれもおいしいから、こういうものをもったいないとも思わずあっさり捨てちゃうイギリス人の食生活というか、食べ物に対する執着心ののなさに、重ね重ね妙に感心します。

しかし私、未だに主婦っていう言葉にはすごく抵抗あるんだけど、こうやって考えると、さすがに25年以上も自分でご飯作ってると、私のようなものでもベテラン主婦っぽくなるものですね。私ってやることが雑なので、日本の主婦に比べるとぜんぜん劣ると思うんだけど、うちの子供たちは、お母さんはすごく料理がうまいって思ってくれてます。本当、何でも周りとの比較問題ですね。

パンプキンパイ
パンプキンスープ
Ford Farm Kitchenというレシピブログに昔載せたので、御興味あればリンククリックして見てください。

パンプキンとジンジャージャムのほうも載せておきましたので御参考に。

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2013年10月27日日曜日

晩秋の週末

イギリスは明日くらいから嵐に見舞われるそうです。土曜くらいからそう言われていて、なんとなくみんなそわそわしてますが。かといってこれといって準備することもなく、ただ無事に過ぎ去ってくれることを祈るのみ。

この週末は夏時間も終わりました。ということはこれからは日が暮れるのが早くなって、 あっという間に4時くらいから真っ暗ってことになります。なのでみんな夏時間が終わるのは気が重い。でも、時間が変わる日というのは、1時間時間が増えるんです。だから毎年、この1時間をどう有効に使おうか、ちょっと考えます。毎年、「今日はじゃあ1時間多く寝よう。」って思うんだけど。

でも昨日はそう思いながらも、ネットでワンピースのアニメを3話も見てしまいました。時間にしたら1時間くらいだから、今年の夏時間の余りは、アニメに費やしたのでした。

そういうわけで秋もぐっと深まった感じです。それでこの週末は、いろいろ秋らしいことしました。

金曜はお隣さんの無花果の木から熟さない実をもらって、シロップ漬けにしてみました。ギリシャではSpoon Sweetsと呼ばれるそうです。私は無花果好きなので、朝ごはんにギリシャヨーグルトと一緒に食べてます。なかなかおいしいと思うんだけど、家族は誰も見向きもしません。

そしてチャーリーと一緒に、スローという実でチャツネという佃煮のようなものを作りました。おいしく出来ました。一応商品として作ったけど、売れなければおいしく家でいただきます。そのくらいおいしい。

それからスーパーでは七面鳥の腿肉とドラムスティックが安売りになってたので、ディナーにいただきました。めったに七面鳥の腿って食べないんだけど、いいレシピがあったのでおいしかったです。

どうしてこれが秋らしいかって?だって七面鳥と言えばクリスマス。でも最近は大きな七面鳥丸ごとではなく、クラウンと呼ばれる、丸ごとの七面鳥から足と羽を取り除いた部分が好まれるんです。それでたぶんクラウンの冷凍七面鳥がたくさん用意され、きっとそのバイプロダクトとして、足が売られてるんですよ。

ルイは来週ハロウィーンのパーティーに呼ばれているので、仮装を作ってました。ジョニーデップのエドワード・シザーハンドで行くそうです。なかなかよさそうなコスチュームが出来そうです。当日また写真を載せますね。

そして、パンプキンを彫りました。でも子供たちはあんまり興味を示さず、デイブが一人で彫ってくれました。私はこういう季節感のある物は大好きですけど、子供たちはあんまり風情は感じないみたいです。

ワンピースのルフィーに似せたかったのだけど、難しく、頬の傷だけ。
中を削ったパンプキンの実は、一部はパイ用に、そして残りはパンプキンとジンジャージャム用に冷凍。ジャムが出来たら味を御報告します。

ところでこの夏はイギリスは天気がよかったせいか、10月になっても寒くありません。普通なら10月にはいると暖房をつける日が多いんですけど、今年はまだ1日もつけてません。暖房代、1日5ポンドくらい(1000円弱)なので、10月に1日も入れなければ、毎日入れた年に比べて、150ポンドも浮いたことになります。かなり大きい。

そう思っていたら友人も、「こうなったら今年は10月中はどんなに寒くなっても暖房をつけないぞ」と宣言してました。今の感じでは、無理することなく10月中はいけそうです。

イギリス全部の家庭で光熱費がかなり浮いたことになりますが、こういうのは景気に反映するのかなあ。

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2013年10月26日土曜日

後悔すること

後悔という物は、しても全然意味ないし、実際することもほとんどないのですが、今までの人生を振り返ってみて、二つだけ後悔することがあります。

一つは若い頃もっとよく歯の手入れをして置かなかったこと。

私が子供の頃は今よりも歯の衛生教育が行き届いてなかったので、別に親も全然歯磨きのことなんてうるさく言わなかったし、ちゃんとした磨き方なんて教えてもらったこともありませんでした。それでも朝晩一応適当に歯を磨いて、小中学校の頃は学校の検診で紙をもらって、歯医者に通ったりしていた記憶があります。

特に虫歯に泣いた記憶もないし、歯を抜いたこともなかったのですが、大人になる頃にはすべての奥歯に詰め物がありました。

結局歯の健康に気を使うようになったのは、ロンドンで一人暮らしするようになってから。自分で歯科代を払うようになってからともいえます。

その後新しい虫歯は1本もないのですが、古い詰め物が時々取れたり、取替えが必要になったりします。たまに詰め物の下に虫歯がないかレントゲン撮ったり、詰め替えるたびに歯をまたちょっとだけ削ったりしてるようだし。

つまり1回でも詰め物すると、その後ずっと死ぬまでそのメンテしないといけないということです。

もう一つは、大学の時にもっと勉強しなかったこと。

しなかった理由のひとつは、専攻科目にいまひとつ興味を感じなかったからで、今から思えばもっと違う科目を選んでおけばよかったのかもしれないけど、その時の自分にとってはあれが一番よい選択の一つでした。だからそのこと自体には後悔してません。

でも、後々思ったのは、大人になって自分で生活費を稼がなければいけない身分になってから勉強しなおすと言うのはすごく大変だということです。 あの時大学で勉強したことがその後の自分の人生に役に立ったかどうかはともかく、ああいう勉強に打ち込める時期に勉強しなかったのは、もったいなかったなあと思います。

それからもう一つ。これは自分のことではないんだけど、タバコのこと。喫煙する知り合いで、吸い始めたことを後悔してない人は一人もいません。それでも今はそういう人たちも禁煙成功して、吸う人は少ないんだけど、やめた人も、そもそも吸い始めなかったら、どれだけお金が貯まったかと言ってます。要するに喫煙ってそれこそ百害あって一利なし。

このブログの読者の方で、この私の経験が役に立つ年齢の人は少ないかもしれないけど、お子さんとかがいらっしゃったら、歯の手入れはしっかりするように言ってあげてくださいね。

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2013年10月25日金曜日

イギリスの中流老夫婦

昨日スーパーで見た出来事です。けっこうレジが混んでいて、私の前に二組くらいお客さんがいました。私の前の人は老夫婦で、見るとすごい量の買物です。トローリーがいっぱい。

イギリスのスーパーではレジがコンベヤーベルトになっていて、トローリーや籠から自分で商品を出してこのコンベヤーベルトに並べると、順番にレジの人がバーコードをスキャンします。スキャンした物はレジのあちら側にどんどん置かれていって、自分で袋に詰めます。

この老夫婦、旦那さんのほうが老人という感じで、ちょっとよたよたしてます。が、奥さんは60代半ばくらいで、お化粧してしゃきっとして元気そう。

このすごい買物を、旦那さんが一人で全部トローリーから出してレジに並べてます。こちらのトローリーは大きくて深いので、底のほうの物は身を乗り出してかがみこむようにしないと取れないのに、奥さんは全然手伝おうともしません。彼女は手に新聞と花(どちらも商品)か何かを持って、 ただ見てるだけ。最後の一つか二つくらいは手伝ったかもしれません。

そしてレジの人がスキャンし終わった物は、またこれも旦那さんが全部丁寧に持参した買物袋に詰めてました。最後に会計だけ、奥さんが財布からカードを出して払ってました。

払い終わった買物は、当然旦那さんが重い重いトローリーを押して行きました。

違うシチュエーションだけど、似たようなことを数年前ビーチで見たのを思い出しました。老人の御夫婦で、デッキチェアとビーチテントを持参してます。で、奥さんは早速チェアを出して座ってます。ビーチテントのほうは、骨を通したりとけっこう立てるのが難しく、旦那さんは四苦八苦してるのに、奥さんは全然手伝おうともしませんでした。

たぶんこの年代の中産階級のイギリス人の夫婦って、旦那さんは少しでも力のいる仕事や技量のいる仕事、ゴミ出しからDIYから車の運転から荷物運びから全部やって、奥さんは料理と子育てだけして後はきれいにして座ってればいいっていう関係だったんでしょうね。

この私の見た例は、どちらも奥さんが元気そうできれいにしていて、旦那さんのほうが年寄りっぽくよぼよぼしてたので、すごく変に思えましたけど、本人達はどちらもケロっとしてました。

・・・・・・・・・・・・・しかし思ったんですけどね。

私はもちろん女性の社会進出や男女平等推進派だし、性差別をする輩にはすごく腹が立ちますけど、こういうの見てると、女性にも非があるなあって思いますよ。特に昔の世代の女性。

旦那に養ってもらうことを当然と思うばかりか、その気になれば誰でもできるようなことでも、女性のする仕事じゃないと、やろうともしない女性っていっぱいいると思います。

私は車のオイルチェックもタイヤチェックも自分でするし、ちょっとしたDIYもできるし、私の世代だとたいていの女性はそうだと思うんだけど、きっと一昔前の女性は、そんなの男のするものと思い込んでいた(いる)でしょう。その世代の男性は逆に、料理は女の仕事と思ってるだろうけど、それも男だけが悪いんじゃなくて、性的役割分担に甘える女性も悪いと思いますよ。

レディースファーストって、マナーという意味ではスマートで悪くないと思うけど、女だからってことに甘えるような女性は、女性蔑視する男性と同じく、女性の敵だと思っていいと思います。

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2013年10月24日木曜日

セカンドキャリアの勉強開始

先日ちょっとほのめかしたセカンドキャリアの教材が来ました。

ここ2年ほど温めていたアイデアで、夏以降、やってみようという気になってました。でも最近までヨガのウェブサイトつくりに熱中していたので、今週月曜の午後に、ちょっと調べてみようかなあと、あらかじめ聞いていた会社のサイトを読んでみました。

なるほど。。。そうか。。。じゃあこのコースを取ってみようかな。。。そう思っていたら、赤字で「11月1日から値段がXXX円になります(上昇)。」と書いてあります。2割くらい。ということで、まあやってみないと何も始まらないからなと、その場で申し込みました。イギリスからネットで日本のサイトで、こちらのクレジットカードで支払いしたことないので、ちょっと不安でした。

その直後に自動で送られてくる案内と、翌日に入金ありがとうございますと言うメールが来て、それだけ。どうなるんだろうと思っていたら、今日郵便で教材が来ました。月曜の午後3時って日本の営業時間終わってるのに、もう木曜の午前中にこちらにつくなんて、早いですよね。

・・・・・と引っ張ってないで、何か明かすと、翻訳の勉強です。

私はイギリスに住んでいるほうが日本で住んだよりも長いですから、胸を張ってバイリンガルといえると思うんだけど、やっぱりビジネス関係だとか、専門的な事は、翻訳する自信はあんまりないです。それに何よりも、ここでいくらじっと座っていても仕事なんてありませんから、しっかり勉強して自信をつけて、翻訳業のことを学んで、在宅で仕事できたらいいなあと言う目論見です。

ジャンルは実務、出版、映像の3つあり、その実務の中ではIT,メディカル、経済金融 、契約書と分かれています。ITもメディカルも契約書も全然苦手なので、芸が身を助けといことで、経済金融を選びました。でも本当はITとメディカルが一番仕事が多いみたいですけど。

今日受け取って、さっと見てみると、最初の課題締め切りが11月7日午前9時。2週間。しかも時差があるので、実際は11月6日。キャー、早速勉強しなー。

そう思って課題の内容を見ると、けっこう簡単です。パラグラフを3つ訳すだけ。15分で出来そう。

いやいや、読むのは簡単。でもこれを日本語に直すとなると、ちょっと難しいかも。

だから勉強するんやって。

期間は3ヶ月で、テキストはたった12ページしかありません。こんなので勉強になるのかなあ。ちょっと肩透かしを受けた気もするけど、レベル的には中級なので、この次に上級に進みます。

いろいろ詳しく翻訳の仕事について読んで見ると、私のように経験のないものに仕事が取れるのかどうかもちょっと怪しい気がしてきました。でも今から弱気になってもしょうがないし、とにかく何でもやってみないことには分かりません。嫌いなことするわけじゃないし。

というわけで、翻訳の勉強がんばります。いつかはその延長から、スピリチュアル関係の本の翻訳が出来ると嬉しいんだけど、とりあえずリターンの期待できる自己投資から。 リターンが来たら、もっと自己投資して、ジャンルを増やしたいです。

 (ところでこのブログのジャンル、仕事と言うのが今までなかったことに気がつきました。仕事について書いたことが一度もなかったのか、私は。幸せな奴。)

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2013年10月22日火曜日

阪神の桧山選手

このブログはイギリス部門なんですが、個人的なブログでもあるので、阪神の桧山選手について、知らない人のために書きます。

野球を知らない人でももしかしたらこの秋はちょっとくらい名前は聞いたかもしれませんが、桧山選手は在籍22年の阪神をつい先日引退しました。阪神はリッチな人気球団なので、他から選手が移籍してくる(取ってくる)ことが多いんですが、桧山さんは生え抜きで22年です。22年と言うのは、球団史最長です。

阪神には90年代後半から暗黒時代というものがあったのですが、 桧山さんはその頃に4番を打ち、その後主力選手として2回リーグ優勝をしています。スタメンを離れてからは代打で活躍し、いろいろな代打記録を打ちたて、「代打の神様」と呼ばれてました。

まあこの辺までは前書き。野球に興味のない人にはつまらない話です。でもちょっと我慢して読んでくださいね。

その桧山さんが、今年は代打でもいまひとつぱっとせず、年齢的なこと(44歳)もあり、引退を発表しました。それで10月に甲子園で、もうセリーグの順位が決まったあとの消化試合で、引退試合がありました。

普通ならそれで最後になるところなのですが、 今年は阪神は2位で、日本シリーズに出る権利を争うクライマックスシリーズに出ました。その第一ラウンド。広島とやって、2勝したほうが勝ち進みます。

それがやっぱりだめトラ。あっさりと初戦は落としてしてしまいました。もう後がありません。その二つ目の試合、9回裏でスコアは7対2で負けてます。2アウト。もうあと一人でおしまいと言うことろでランナーが出て、なんと代打は桧山さんがコールされました。

甲子園は大絶叫。トラファンの大半はもう絶望と怒りで感情きわまってるところに、代打桧山。最後に桧山が出てきて嬉しい。でもどうせもう無理。。。無理なら最後に桧山さんの雄姿を。。。。テレビで見ると、泣きながら応援してるファンもいます。

すると・・・・・・・・・なんと・・・・・・

代打ホームラン。

22年間の現役最後の打席でですよ。 しかも難しいコースの、時速153キロの速球だそうです。ことしまだ1本も打ってなかったのに。

もちろん球場の阪神ファンは大歓喜の大絶叫。涙涙です。こんなことってありえるの??

その次の打者があっけなく三振で勝負はあっさりつきました。7-4で広島がクライマックスシリーズの1回戦突破。阪神にとってはシーズンが終わってしまいました。

でもその直後に、甲子園の阪神ファンからは当然ながら大桧山コール。そして。。。。

なんと甲子園の左側を真っ赤に埋め尽くした広島ファンからも、桧山コールが起こりました。

桧山さんはもう一度ベンチから出てきて、お客さんに挨拶。桧山さんって44歳なんて全然見えなくていつもかっこいいんだけど、この時は特に素敵に見えました。

そして驚いたことに、敗者の阪神ファンからは、広島コールが起こりました。「桧山さんを応援してくれてありがとう。」「がんばって巨人を倒して来い」と言うことなのでしょうか。

桧山さんはあとでインタビューされて、「今までの野球人生で一番の会心のあたり。」 と答えていたそうです。すごいですね、そんなことがあるんだ。

そして「僕にも野球の神様がついていてくれるんだなあ。」とぽつり。

ファンからこんなに愛され、代打の神様と呼ばれるような選手には、神さまがついてるんだなあ。

まあそういうわけで、阪神ファンにとっては野球も終わり、寂しくもなるものの、時間はちょっと余裕がでます。 日本シリーズの楽天と巨人?そんなのもちろん阪神ファンは楽天ですよ。星野監督はかつて阪神を優勝に導いてくれた監督で、親戚のようなものだし。

・・・・と、ルイに言ったら、「もちろん楽天応援する。巨人じゃないから。」だって。そうそう、これこそ阪神ファンの本音。

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2013年10月21日月曜日

セカンドキャリア

私はロンドンに住んでいたときは、ある日本の銀行の海外法人に勤めてました。そこにはもちろん日本からの派遣員の人もたくさんいました。私はその時は20代の半ばから30歳くらいまでだったのですが、日本人派遣員の人は、若い人で私より一つか二つ上、上は40代後半だったんじゃないかな。

同じような年代の人たちは、その後、それぞれ本店付けになったり支店長になったりいろいろあったみたいですが、未だに銀行に残ってる人はいないようです。中には若い頃に外資に行った人もいましたが、ほかはみんな子会社や関連会社に 行ってるようです。

あんなにあくせく働いて、一応エリートコースでがんばって、でも役職につける人はほとんどいなくて、出向になるんですね。こういうのって、感じ方によってはキャリアの下り坂って言う感じが拭えないでしょうね。私もそういうのを聞いて、一時は、「私ももうそういう年なの?」っとちょっと寂しく感じました。

でも、この夏日本に行っていろいろな同級生に会って、みんなまだまだこれから、がんばってるなあと感じました。自分のビジネスに油が乗ってるという人もいるし、セカンドキャリアを積極的に考えてる人もいるみたいです。子供も成長して一応金銭的にも安泰なので、これからは何か好きなことをキャリアにして打ち込みたいって。

私も、数年前から、日本でも出来る仕事を探したいなあと思ってました。正確に言うと、日本とコネクションのある仕事。というか、もっと正確に言うと、日本円で報酬がもらえる仕事。子供があと数年で家を出ると、そのあとずっとイギリスに骨を埋めるかどうかも分からないし。

まあヨガの先生でも日本で出来ると思うけど、別にそれは日本でやる必要もないしな。

アイデアはいくつかあるのですが、ずっと燻ってました。でもなんかそろそろ、機が満ちてきた気がします。

もうちょっと具体化したらお知らせしますが、まあ特に目新しいビジネスとかではないので、大体ご想像の通りですけどね。

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2013年10月20日日曜日

ルイのバイトとチャーリーのビジネス

ルイの友達でもそろそろバイトをしている人が増えて来ました。

友達の一人はテニスクラブでレッスンの手伝いをしてます。バイトのつもりではなくただ好きで手伝っていたら、お給料くれるようになったらしい。そしてそれとは別に、月に一度くらい、無料の雑誌を各戸に配る仕事もしてます。

もう一人の友達は、中学に入ったときからコンピューターのエキスパートで、コンピューターの時間に先生が聞きに来るほどでした。それで今は、老人ホームでコンピューター関係のことをして、いいお金を稼いでるそうです。確かに最近の老人ホームでは、ラップトップやタブレット使う人も多いだろうし、そういうのをよく知ってる若者がささっとセッティングとかトラブルシューティングとかしてくれたら、ありがたいでしょうね。

他にも土曜に店や遊園地で働いてる子達もけっこういるらしい。

でもまだまだ15歳ですからね。定期的に毎週末働くのは早すぎる気がします。特にルイは水泳もライフセーバーもピアノもバンドもあるし、もちろん学校の勉強もあるし。この先学校を出たら一生働かないといけないんだから、今はちょっとお小遣いだけでは苦しくても、お小遣いをもらえる身分のうちは、ありがたくそれに甘えてもいいんじゃないかな。

そう思ってたら、近所の老後夫婦の奥さんで私がすごく仲良くしている人が、「もしもバイト代が稼ぎたかったら、車を洗いに来てくれたら5ポンド上げるわよ。 」と言ってくれました。これはありがたい。

でも考えてみたら、ルイは車を洗ったことがありません。だって私もデイブも、全然洗車の必要を感じないから。私は車の中はゴミを拾ったり、ごくたまに掃除機かけたりしますが、外側はあるがままにしてます。雨が長く降らないと、ああそろそろ大雨でも降って、埃と泥を落として欲しいなあと思ったりするくらい。

この御夫婦の車は1年位前に買ったホンダの新車です。毎週旦那さんが洗うそうです。そのくらい車を大事にしてるんですね。家とは大違い。でも旦那さんも80を過ぎて、洗車に5時間くらいかかるようになった(???)らしいので、多分ルイへの好意もあって、そう言ってくれたようです。

なので今日は午前中はデイブがルイに車の洗い方を教えました。私のとデイブのと2台。すっかりきれいになりました。それで、午前中は一人でその人の家に行き、「今日の午後洗車に参りましょうか。」とセールスに行きました。

ランチのあと3時から行きました。1時間くらいで帰ってきました。ちゃんと5ポンドもらって、来週からも忙しくなければ洗いに来てねと言ってもらえたようです。そう、よかったね。10ポンドもらって、もう来週からはいいよと言われるかも。。。。とちょっと心配してました。

でもルイだけずるいーとチャーリーは怒ってました。それで、私からビジネスを持ちかけました。

ここでもたまに書いたけど、私は庭で出来た果物や、それで作ったジャムやピクルスをヨガのクラスでちょこちょこ売って、小銭をちょこっと稼いでます。それでチャーリーに、これからは一緒に収穫して一緒に作って、プロフィットを60・40で分けようと持ちかけました。

チャーリーは大乗り気。今日は早速二人でスローという実を集めました。

ジャム作りって材料代もかかるし、そんなに儲からないんだけど、まあ二人で作ると楽しいし、自分ひとりでやってると、「何で私こんなことしてるんやろう・・・」と時々虚しくなるので、私もパートナーが出来て、嬉しいです。チャーリーの小遣い稼ぎにもなるし。若いときから、ビジネスと言うものをやってみるのも悪くないし。

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昨日作ったジャム。これは私一人で作ったので、私のプロフィットです。

2013年10月19日土曜日

ベストアルバムとローリングストーンズ

最近車でまた音楽が聴けるようになったので、いろいろ昔のCDなどを聞いてます。それで気づいたのですが、普通のアルバムを聞くと、なんか物足りないなあって思ってしまうんです。それでついついベストアルバムばかり聞いてます。最近聞いてるのはローリングストーンズ、ポリス、ジャムのそれぞれベストアルバム。

確かに有名なよく知ってる曲ばっかりだし、聴きやすいです。

でも昔よく音楽を聞いていた時期って、ベストアルバムって、あんまりよく聞いた事のないミュージシャンの入門アルバムとしては最適だけど、なんか物足りないなあって思ってました。有名な、主にシングルの曲の寄せ集めで、聴き易いんだけど、なんかさっぱりしすぎて、いまひとつパンチを感じない。

昔はコンセプトアルバムって物がありましたが、それほどではないにしろ、やっぱりアルバムというのは小説などと同じように、ミュージシャンやプロデューサーが録音した中からいろいろ曲を厳選して、順番やアレンジを考えて、生み出した一つの作品。その中から、売れそうな曲だけを取り出して寄せ集めたベストアルバムは、やっぱり何か味気ない。魂が欠けてる。

でも、今はそういう完成されたアルバムを聞くと、なんかそれはそれで物足りない。車の中で聞くという状況がそのせいかもしれないです。私が運転するときはたいてい10分から20分くらい。それだと、普通のアルバムだと、あんまり盛り上がりのない曲やインストルメンタルの曲ばかりに当たってしまうこともあるからかな。

そもそもゆっくり音楽を聴くということが昔に比べてすごく減ったので、その短い時間内では、やっぱりベストアルバムのほうが手っ取り早いと言うことかもしれません。

要するに、辛抱がなくなったということかな。1枚のアルバムには、シングルになるような曲もあれば、B面(というものが昔はあった)には最適な曲もあり、アルバムの中でしか聞けないような曲もあり、そういうのをひっくるめて、最初から最後まで聞いて、しかも何度も聞いて、しみじみ味わった物ですよ、昔は。

 これはなんか寂しいと言うか、悲しいことですよね。ミュージシャン達の魂のこもった、我が子のようなアルバムではなく、レコード会社が売り上げ稼ぎのために寄せ集めたベストアルバムのほうがいいなんて。

・・・・・・・なんてちょっと思うのですが、今聞いてるローリングストーンズのRewindというベストアルバムはすごくいいです。やっぱりストーンズってすごいバンド。いろいろすごいところはあるけど、特に最近思うのは、曲が全然マンネリにならないで、バラエティーに富んでいて、しかもどれもストーンズらしいこと。

ルイがバンドをやってるのですが、こういうバンドを目指せと、車に乗るたび諭してます。

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ゴールデンデリシャスの林檎を全部収穫。タライくらいの大きさのバスケットがいっぱいに。

重くて持ち上げられないほどです。

パーティーから帰ってきました。

今日は子供たちのやっているライフセーバーのクラブの表彰パーティーでした。クラブの友達と遊べる楽しいパーティーの夜です。大人たちもバーがあるので、お酒を飲みながら談笑できます。が、デイブが車の運転拒否したので、私が運転。なので私は飲めませんでした。

ライフセーバーは、ルイはけっこう好きでやってるけど、チャーリーは海が嫌いなので、冬のプールのトレーニングとプールの大会にしか出ません。それで全然予想していなかったら、二人ともトロフィーをもらいました。ルイはインプルーブメント賞、チャーリーは優秀賞です。ルイはともかく、チャーリーは全然期待してませんでした。何せ1年の半分を泳がないんだから。でもプールの全国大会でメダルを幾つかもらったので、それで表彰されたようです。

しかもチャーリーのトロフィーはコーチの手作りでした。

帰ってきたのは11時過ぎ。しかも二人とも制服や体操服を洗濯に出していないし、水筒も出ていないし、こんな時間になってほんまにまったく。。。。しかもデイブは、酔いつぶれててくれればまだましなのに、酔っていろいろ口出すし。黙って酔ってろ。

この3人は明日は特に予定ないようですが、明日は私は朝からヨガのワークショップをします。生徒さんがたくさん来てくれるようで、ホールに入りきれるかちょっと心配。贅沢な悩みと言えばそうなんですが。

そういうわけで私だけあしたは早起き。しかも私だけ、パーティーから帰ってきて夜中の12時まで洗濯とか片付けとかしてるって。。。。ほんま、さすがに腹立ってます。

ええ加減にせえよ、おまえら。

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2013年10月17日木曜日

Hugh Masekela とアパルトヘイト

車を換えて以来、また久しぶりに車でCDが聞けるようになったので、大昔に買ったHugh Masekelaと言う南ア人のミュージシャンのCDを聞いてました。

今から20年近くも前に行ったヨガの合宿で、アメリカ人のヨガの先生がよくかけていたCD、気に入ってロンドンで買って、昔はすごくよく聞いてました。

その中の一曲にMandelaと言う曲があります。もちろんネルソンマンデラについての歌。彼が牢獄から釈放される前に作られた曲で、Bring back Nelson Mandela・・・・という節があります。

その歌についてルイに説明しました。もちろんルイはネルソンマンデラの事は知ってます。でもこの曲が彼がまだ囚人だったときに作られた曲と知ってショックだったみたいです。

そういえば彼が解放されたのはすごく昔の気がします。もちろんルイの生まれてくる前。テレビで見ましたが、その時はすべてのチャンネルで、生中継で彼の釈放を報道してました。で、それがいつだったか、今ネットで検索して見てもっと驚き。1990年2月ですって。もう23年以上も前になるんですよ。

私がイギリスに引越しした1980年代後半は、ロンドンのトラファルガー広場では、その一角にある南ア大使館の前で、24・7のアパルトヘイト反対のデモが張られていました。ネッスル、デルモンテ、クルーガーランドコイン、そしてバークレー銀行まで、ボイコットされてました。あれから四半世紀近くにもなるのか。そう思うと私も感慨が深いです。

でもルイにとっては、そんなに最近まで、ルイの生まれる8年前までアパルトヘイトがあったことのほうがショックのようです。

考えてみれば、私は1960年代の真ん中あたりで生まれたのですが、アメリカではその頃はまだ南部では黒人はバスの後ろに乗せられたり、おなじウォータークーラーで水を飲めなかったりしたんですよ。自分の生きていた時代にそういう人種差別がまかり通ってたかと思うと、ショックというか、感慨深いですね。

しかも驚きの事実。マイケルジャクソンのビリージーン(だったかな、スリラーだったかも)が初めてMTVで流された黒人アーティストのビデオだそうです。それまでは黒人アーティストはMTVで流してもらえなかったとか。ジャズとかモータウンとかスティービーワンダーとかダイアナロスとか、それまでに黒人音楽はあんなにしっかり主流になっていたのにですよ。

そう思うと、本当に、短期間で人種差別は大きく改善したわけですね。黒人の大統領が出現するなんて、私が生まれたことには考えられなかったことでしょう。

このことだけでも、世の中って確実によくなってるなあと思います。

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家にりんごの木がたくさんあるというのに、街の外れの池の近くの野生のりんごの木にたくさんなってるのを発見し、友人と取りに行きました。たぶん8キロくらい担いで来たはず。

こちらは家の梨。キツツキにやられる前に収穫しなければ。

2013年10月15日火曜日

ネット使用料

近所の人にもらったバラの花。これから花がすごく大きく開きました。
数年前にインターネットの会社を替えました。その時のパッケージは10ギガバイト。でも毎月毎月超過して、10ギガ超過するごとに別料金を取られてました。それで、6倍の60ギガまでのパッケージに変えました。それまでの6倍ですから、これで問題ないはずです。

そう思っていたら、先日これを超過したとの通知が来ました。なのでまた別料金。それでまたネットの会社を上限のない会社に替えようと調べてるところです。

それにしても2年ほど前の3倍以上も本当にネット使ってるのかなあ。電話料金とか携帯料金とか、最近はもうこちらではどうしようも調べようがなくて、あちらの言うがままの支払いをせずにはいられないことが増えて、ちょっと気持ち悪いですよ。

でもネットに関しては、確かに使ってるかもしれない。だってディバイスだけで、最初はpc1台だったものが2台になり、そのうちWiiだとかまで繋がるようになって、Ipod,Iphone,その他のスマホ。考えたら今ではPC3台、Ipod2機、Wii1機、スマホ4機、ネットに繋がってます。そりゃそのくらい行くかも。

テレビも全然見ないで、大体ネットでストリームしてるし、野球はYouTube、私と子供たちはOne Pieceのアニメにはまってるし。そりゃ60GB超えるよな。

それで思いました。テレビってそういえば全然見ないなあ。あるからたまにニュースとか見るけど、別になければそれはそれで全然必要ないなあ。

テレビの受信料、年間150ポンドくらい、2万5千円くらい払ってます。これって1時間の番組につき300円くらい払ってることになる気がする。私はBBCは素晴らしい機関だと思ってるので、そこにお金がいくと思えば腹は立たないけど、でもやっぱり、テレビを見ている時間から考えると、すごく高いですね。

で、そのことをデイブに言いましたが、テレビは見なくていいけど、DVDとかみたいし、せっかく新しい大きいテレビを今年買ったところだから、テレビは失いたくないらしい。でも受信料って見る見ないに関わらず、電波を受信できるシステムがあれば 、払わないといけないんですよね。

デイブの知り合いは、そのことでTVライセンスの団体と議論してるらしいけど、そんなことに無駄にする時間もエネルギーもないわ。。。

私一人暮らしなら、ためらいなくテレビ売り払いますけどね。たぶん子供たちもOKだから、デイブさえいなければ売り払う。

そうか、デイブを断捨離すれば、家の中がずいぶん片付くのか。。。。。

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2013年10月14日月曜日

鍵がない!!

今朝ヨガを教えに家を出ようとしたら、鍵が見つかりません。車の鍵はスペアがあるし、家はまあ開けっ放しで行くとしても、ホールの鍵がないと教えられません。あと10分でレッスンの時間。いつもの場所をあちこち探しましたが全然見当たりません。夜に戸締りするときに、その鍵を鍵穴に入れたまましして、それを朝デイブが開けます。それであわててデイブの携帯に電話しても知らないとのこと。

結局上着のポケットに入れてました。朝洗濯を干しに出るときに、なぜかポケットに入れたようでした。

鍵が見つからない・・・・。最近は置き場所を一つに決めてるので、あんまりなくなりましたが、1年ほど前は置き場所が3箇所くらいあり、よく探してました。鍵が見つからない。このパニックさえなくなれば、人生のストレスがいくらか減るでしょうね。

今迄で一番頭に来たのは、夜中まで探していたら、もう服を着替えて寝ていたデイブの、脱いだジーパンに入っていたとき。何かの都合で私の車を動かして、そのままポケットに入れてたようでしたが、本当に本当に頭に来た。

それから、チャーリーがまだ1歳くらいのとき、あちこち探したら、普段は決してあけないドアの鍵穴に入っていたことがありました。どうやらチャーリーが入れたようでした。

ほかに時々見つからないものは、腕時計。これもはずす場所によってあちこち置いていたりするので、時々見つからない。一度ストラップが腕から外れて時計が床に落ちて気づかなかったことがあったので、何度も外でなくしたと思ったことがあります。

携帯はあんまり失くした事はないなあ。私の電話はサイレントではないので、かけてみるとすぐ見つかるし。でも昔初めて携帯電話というものを持ち始めた頃、車のグラブボックスの中に何週間も入れっぱなしにして、失くしたと思っていたことがあります。

財布は、家の中で見つからないと言うことはないけど、出先で財布が見つからないと言うことが数回ありました。不便ということはともかく、これは盗まれたかなとパニックしますね。家に置き忘れてるんですけど。

結局のところ、本当に失くしたという経験はありません。(クレジットカードを店に忘れてきたことと、財布が盗まれたことはあるけど)。でも、家の中にあるはずなのに、あちこち探しても見つからない、もう出かけないといけないのに、困った困った・・・・・パニックパニック・・・・・と言う経験は何度もあります。

本当に失くさない程度にはしっかりしてるけど、家の中に入ると気が緩んで、どこに置いたかわからなくなるって言うことみたいです。

本当に、もっとオーガナイズして、置き場所を決めておけば、人生かなりのストレスと時間を節約できるでしょうね。

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2013年10月13日日曜日

不幸について再び

数日前、不幸について書かれた子供向けの短編小説について書きました。病気や貧乏は自分で努力や注意で避けられるけど、不幸は避けられない。そういう話でした。

これって取り様によっては、どうにも出口のない、ネガティブな話なんだけど、私はなんか、すきっとする話に取りました。

天災とか事故とか、世の中にはいろいろ、自分ではどうしようもないどころか、やってくる前兆すらなく襲ってくる不幸というのがあるのです。ということは、あれこれ努力しても意味ないって言うこと。

こうして考えてみると、自分を含めた大人のの生活でストレスの原因になってることって、「何とかして不幸を避けよう」と言う努力から来てるような気がするんですよ。 不幸って言うと言葉が大きいけど、トラブルを避けるというか。

具体的に言うと、「何かの時のための貯蓄」。何か楽しい目的があっての貯蓄ではなくて、事故だとか天災とか病気になったときのためのヘッジ。それから似たようなことでは、イギリスはすごく保険産業が盛んで、イギリス人ってきっと日本人よりいろんなものに保険かけてると思うんだけど、これももちろんヘッジ。

健康のためにエクササイズや、健康食やダイエット。こういうのが好きでやってる人はいいんだけど(私もそう]、いやいや健康のためにやってる人。

でもそれよりも何よりも、頭の中が一番問題だと思います。人間って、どちらに転がるか分からないことを心配するじゃないですか。最悪の事態とか想像したり、頭の中でシュミレーションしたり。50・50なら必ずと言っていいほど悪いほうに心配するし、それ以上の確率なら、もう心配で心配で寝られなかったり。

心配してもどうにもならないとわかっていても、まるで心配することによって、少しでもその不幸を避けることができるかのように。

不幸なんて、自分の努力に関係なくやってくるんだから、心配してもしょうがない。だから、不安なことからは目をそらして、楽しいことに目を向けて生きていくべき。そう思うとちょっと楽になりませんか?

そして不幸が来てしまったら。。。。その時はその時で、自分の力を信じて、何とか対処していくのみ。世の中たいていのことは何とかなるもんだし、今まで何とかやってきたんだから、これからだって大丈夫のはず。

・・・・・って、まあ、頭ではわかってるんですけどね。

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2013年10月11日金曜日

77歳の冒険

おとといニュースで見た話です。

77歳のイギリス人男性が、友人の操縦するセスナに乗っていました。乗員はこの二人だけです。するとその友人が突然心臓発作か何かで意識を失ってしまいました。77歳の男性のほうは、今まで飛行機を操縦したことなんて一度もありません。

それでも地上の管制塔と連絡を取り、地上からの指示に従って、3度目のトライで、無事に飛行機を着地することが出来ました。意識を失った友人は亡くなったそうです。

しかもよくよく話を聞いてみると、この男性が操縦席に座った時点で、どういういきさつかは分かりませんが、すべては真っ暗だったんですって。だからボタンもモニターも見えず、すべて手探りで操縦したそうです。そんなの慣れてる人でも怖いのに。

地上から指示を送った人がインタビューされてました。この人は飛行機操縦のインストラクターですって。そういう人がたまたまつかまって援助にきてくれただけでもすごくラッキーでしたよね。

どうも緊急事態で呼び出されて管制塔にやって来たようでしたが、「あの時、空港に消防車やら救急車やら待機して非常事態に備えている現場にやってきたときの気持ちは言葉にならない。。。」と、今でも言ってました。そうでしょうね、人が死ぬか生きるか、自分にかかってるんだから。

その無事に着地した当人のほうももちろんインタビューされてたんですが、彼はぜんぜん77歳になんて見えません。すごくしっかりしゃきしゃきしたタイプの人でした。まあそういう人でないと、2人乗りのプライベートジェットに乗ろうなんて思わないでしょうか。イギリス人らしく、なんでもないことのように、「そうなんだよね、そんなことがあったのさ、びっくりするよね、ははは。」と言う感じで話してました。

また飛行機に乗ると思うかと聞かれ、当然でしょと言う感じで答えてました。まあ確かに理性的に考えれば、そういうことが2度起こる可能性なんてゼロですからね。

それにしても77歳でもそういうことがあるんですね。70代の後半で、日本だと後期高齢者なんて呼ばれてるけど、本人達にしたら大きなお世話でしょう。95歳まで生きるとしたら、あと20年近くあるんだから。

人生いつまでも、生きてる限りはスリルとアドベンチャーが起こりうるってことですね。

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2013年10月10日木曜日

詐欺メール

昨日の朝Iphoneでメールを見てみたら、Paypalというネット取引の決済の会社から1件来ていました。開けてみると、スカイプの3ヶ月の契約料49ポンドの引き落としの通知でした。

???

そんな話は聞いていません。それでデイブに早速電話して聞いてみると、彼も全然心当たりないとのこと。これはまずいじゃないの。Paypalに連絡しないと。

それでもう一度メールを見てみると、取引内容の明細の下に、「この取引に心当たりがない場合は、こちらをクリックしてください。」とリンクがあります。これでピンと来ました。

Paypalの本家の方から口座をチェックしようとしたところ、こちらは運悪くサイトがダウンしてました。こんなことめったにないのに。

それでネットを検索すると、同じような詐欺(というんでしょうか)のメールが出回ってるそうでした。リンクにクリックさせてそこにユーザーネームとパスワードを入力させ、そこから口座からお金を盗むと言う手口みたいです。

そう思ってみてみると、怪しい点はいくつもあります。

1.本家からの連絡は必ずDear Mr xxxxxxと名前入りできますが、これには名前が入ってませんでした。

2.向こうからのメルアドが、@のあとが、Outlook.comになってます。それはないよな。本家はちゃんとしたドメインをもって るはず。

3.Iphoneで見ると、本物のように見えるんだけど、PCでみると、ロゴがないし、いろいろ細かい表示もないし、雑です。

一応念のために興味本位でスカイプのサイトを見てみたら、契約料は月2.99ポンド。そもそも49ポンドなんてのがおかしい。Paypalの本家のサイトに繋がってから口座をチェックしたら、取引はやっぱり計上されてませんでした。

私のメールは元Hotmail(今はOutlookって名前が変わりましたが)で、迷惑メールは大体ちゃんとフィルターされるんだけど、やっぱり時々こういうのが来ます。しょっちゅう来ると、それはそれで迷惑ではあるものの、「また来たか。」と言う感じかと思いますが、年に2-3回来るだけなので、来るたびにしばらくピンと来なくて短時間だけどだまされて、ネットで調べたりして、本当に時間が取られて頭にきますよ。被害にあった事はないですけどね。

日本に住む妹はすごくメールのセキューりティーに神経を使っていて、Iphoneのほうはリンク付きのメールは受け取れない設定にしてるとかで、知らないで送っていたこちらが困惑したってこともありました。そこまで神経質になるか~とちょっと思ってたんですが、日本に行った時に、「これどう思う」と聞かれて一緒にメールをみていたら、彼女は日常的にこういう詐欺メールを受け取ってるみたいでした。

アマゾンから来たメール、本物か詐欺か悩んでたのですが、ちょうどアマゾンから注文したものがなかなか来ないなあと気にしていた時だったので、判断に困ってました。

まあメール自体は開けてしまっても、リンクをクリックしない限り問題ないみたいですけどね。

しかし、日本のほうがこういう詐欺メール多いのかなあ。こういうの引っ掛る人いるのかな。

銀行などを名乗ってこういうメールなどが来るたびに、その本家のほうに通達してますが、いつまでも同じ手口がまかり通ってるみたいですね。取り締まれないのかなあ。

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2013年10月8日火曜日

不幸について

子供の頃に読んだ本の話を書きます。

学校の図書館で借りた本でした。たぶん4年生か5年生のとき。ここに書く話自体は短編だったのですが、一体どんな短編集だったか、本のタイトル等は忘れましたが、「不思議な話集」とかだった気がします。

 ある男が一人で住んでいます。すると夜中に誰かがドアをノックします。開けてみると不気味な誰かが立っていて、「お金をくれないと(だったかな。私についてこないとだったかもしれない)、早死にするぞ」 といいます。するとその男は、「俺は健康に自身があるし、用心深いから事故にもあわないし、早死にはしない。」と答えて、その人間を追い払います。

その次の晩、またノックの音が。開けてみるとまた同じ人間がこう言います。「お金をくれないと、貧乏になるぞ。」男は、「いや、俺には蓄えもあるしいい仕事もあるし勤勉だから、貧乏にはならない。」と言って、また追い返します。

その次の晩、また同じことが起こります。今度はその不気味な人間は「お金をくれないと不幸になるぞ。」と言います。

すると男は、「俺は健康だし用心深いし勤勉だが、不幸だけはどうすることも出来ない。」

そう答えて、その人の言うとおりにお金を払うかついて行くかするという話でした。そのあと続きがあったのかなかったのか覚えてませんが、妙に記憶に焼きついています。

早死にや貧乏。そういうのは、自分の努力で避けられるものなのか。でも不幸って言うのは避けられないのか。そんな風に子供心にいろいろ思いをめぐらせました。確かにいくら自分が努力しても気をつけても、愛する人が病気になったり死んだりということは妨げられないし、他にもいろいろな不幸の形があるんだろうなあ。そう思いました。

あれから40年近く経つんだけど、今から考えても、なかなか深い内容の本が小学校の図書館に置いてあったものです。

そして40年たった今でも、あれはやっぱり真実だなあと思います。まあ病気も事故も貧乏も、努力したってどうしようもない部分も大きいんだけど、少なくとも無力ではない。でも不幸に対しては無力です。

家族や恋人や友人や愛するペットが傷ついたり死んだり、天災やら災害やらもあるし、配偶者や恋人に裏切られたりとか、会社が倒産したりとか。どんなに努力しても防げない病気や事故もあるし。

そう考えると、やっぱりできる事は唯一つ。今の時間を思う存分楽しく過ごす。ただそれだけですねえ。

本当人生、モラルがどうの、社会がどうの、回りの目がどうの言うのって馬鹿らしい。将来のために今を犠牲にするっていうのもそう。

何も快楽的に、将来のことを考えずすべてを今に注ぎ込んで楽しむ必要はないけど、今ある時間の状況の中で、悪いこと嫌なことから 目をそむけて、できるだけ楽しいことに心を向けて、感謝して過ごすべきだと思います。

引き寄せの法則のエイブラハムによれば、そうしていれば不幸なんて来ないはずだし。

とういわけで、今から「One Piece」のアニメ見て、気分をよくして寝ることにします。

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2013年10月7日月曜日

WとAとUとShとthsの発音

今日も昨日の続きの畑仕事。1時間くらいが体力の限度です。が、かなり進みました。あと1日で終わりそう。
これが昨日の状態

ここまで耕しました。シャベルの向こうのような状態が目標。シャベルのこちらをもう一度掘り返して雑草の根を取り除くと、そうなります。

取り除いた雑草がこれだけあります。

耕しが終わるといよいよラズベリーを植えられます。明日くらいネットで苗を注文しよう。

話は全然変わります。今日は英語の発音の話をしようと思います。

イギリスに来て4-5年して大体不自由がないくらい英語が喋れるようになって、それでも人に言われるまで気づかなかったのがWの発音です。Woodとか。このWを日本人はウと発音しますよね。私もそうでした。でもこれは実は、かなり誇張するくらい唇をとがらせて、口をすぼめて発音します。これってもしかしたら英語の一番難しい子音の発音かもしれません。Waはワではなくて、ウワという感じ。

実は私を除く我が家の苗字はWoodwardとWの多い名前なので、ちゃんと発音できるようになっておいてよかった~。

それから母音のAとUの違いも未だに難しいです。MugとMag、AnkleとUncleとか。Aのほうは、日本語の「あ」より、ちょっと心持口を横に広げるように、誇張するように発音します。米語ではほとんど「え」に近いかも。昔英語を教えてもらっていたアメリカ英語の先生は、「甘えたの音」と言ってました。

一方Uは、ほとんど口をあけないで、口の奥のほうでアと言います。アというよりは、「何か口の奥でアらしき母音が発音されてるという感じ」の音です。実際イギリス北部では、Uはアではなくてウと発音する人たちもいます。そちらではCutはクット、Upはウップ。

日本人がよくする間違えで、これだけは直したほうがいいと思うがSとsh。Sのほうはスィ、Shのほうは、日本語のシというよりは、静かにして欲しいときにシーって言う、ああいう感じの音です。

SeaとShe
SeatとSheet
Sitと・・・・・
と、間違えるとやばいことになります。

でもこんなに長くイギリスに住んでいても、まだ聞き取れない違いもあります。数学のこと、イギリスでは略してMathsというのですが、アメリカではMathというそうです。うちの子供たちはこの違いが普通に聞き取れるらしいのですが、私は聞き取れないどころか、Mathsは発音すらできません。

Mathと言っていたら、子供たちにお母さんはアメリカ英語だと指摘されました。

いくら長く住んでもやっぱり母国語でない言葉は、完璧には喋れないのかなあ。ああ、やがて悲しき外国語。

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プールの窓から見た木。イギリスにしては珍しく紅葉してました。今年は気候の条件がそろっているのかも?

2013年10月6日日曜日

秋晴れ

この林檎、すごくおいしい。明日の子供たちのランチボックスに入れます。
梨の実も大きくなってきました。
例年ならもうセントラルヒーティングを入れてもいいくらいの時期ですが、この週末はまるで日本の秋のようにいい天気でした。

かといってバーベキューとかビーチに行くとかいう気にはならず、買物したり料理したり、普通の週末を過ごしました。

ラズベリーを10本くらい植えているのですが、雑草に囲まれてひどい状態になりつつあるので、この秋に植え替えることにしました。(一度植えると10年くらいはもつそうです。そういえば前回植えてから、10年近くなるかなあ。)それで今日は今ラズベリーが植えてある部分を掘り返して耕しました。

耕すって、庭仕事したことない人にはぴんとこないだろうけど、本当に重労働。

初めてこの菜園を作ったときは、テニスコートの3分の1くらいの面積を全部一人で掘って開拓したんだったなあ。本当に辛かった。それからも、木を植えたりするたびにやるんですが、 草地を開拓するのはすごくすごく重労働です。

いったん菜園になったら、秋と春に耕すんだけど、これは雑草を掘り返す程度なので、まあそれほどでもないけど。

今日のラズベリー畑堀はけっこうしんどかったです。大きさは50センチX6メートルくらい。半分しか出来ませんでした。

しかし考えてみると、私はこうして土を掘り返したりすることが嫌い。まあ好きという人は少ないと思うけど。菜園とか果樹園とかって、食べ物が収穫できるから家計が助かる部分も大いにあるけど、でもやっぱりどう考えてもただの趣味。ガーデニングや野菜作りって聞こえはいいけど、種を撒いたり水撒きや収穫したりという楽しそうな部分は少なくて、 実際は、こんな風にえらい重労働やら、泥だらけになって雑草を抜いたり、ナメクジや青虫との戦いが仕事の多くを占めます。

ただの趣味なのに、何でこんなに大変で気の重いことを・・・・と時々思います。

でもガーデン以外の趣味でも100パーセント楽しいことばかりという趣味はきっと少なくて、面倒だったり気の重い側面もあって、それでも総合すると好きだから、続けるんでしょうね。水泳だとかランニングだって、気が乗らない日も泳いだり走ったりするんだろうし。

今日はエクササイズするぞと思ってたんだけど、まあこれだけでいいエクササイズかと思ってやめました。 これから数日、エクササイズ代りに一石二鳥だと思いながら、もう一がんばりしますわ。



掘り返した部分。でもまだ根っこが残ってるので、もう一度耕すつもり。

今日やりかけでやめた部分。明日晴れてくれるともうちょっとがんばります。  

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2013年10月5日土曜日

Your Survival Instinct is Killing You 読書感想文

上記のタイトルの本を読みました。アメリカのお医者さんで、ヒプノセラピーもやっている先生です。

本の内容は、かいつまんで書くと以下の通り。

人間には大脳と小脳があり、小脳は生存を脅かされたときなどの本能的な行動をつかさどります。これは原始時代や太古の時代は非常に役に立ったのだけど、現代では文字通り生命の危機にさらされるという場面はほとんどないので、あまり役には立ちません。

それでも、たとえばダイエット中で空腹の時とか、会社で嫌な立場に立たされるなどの状況では、この太古の脳が生存本能を発揮して、「生命の危機」のシグナルが出て、理性的な行動が取れなくなってしまいます。この生命の危機シグナルは明らかに過剰反応なのに、このためにダイエットが失敗したり、登校拒否や出社拒否になったり という状況に繋がるという話です。

まあまあこのセオリーはおもしろかったです。

そのなかで一つすごく興味深い話がありました。

ある実験で、二つのグループを作り、一つには2分ほどで自分で出来るセルフ・ヒプノセラピー(催眠術)の方法を教えました。このグループは実験の期間中、一日数回このテクニックを使わなければいけません。内容は詳しく書いてありませんでしたが、たぶん「私はリラックスしている。気持ちがゆったりしている。」などの暗示をかけるんだと思います。

もう一つのグループは何もしません。

そしてそのどちらのグループにも、皮膚に微量の破傷風の菌を打ちます。 数週間後にどういう反応が出るかという実験です。

予想通り、ヒプノグループのほうは何も起こりませんでしたが、ヒプノをしなかったほうのグループは全員皮膚に炎症を起こしました。

まあここまではそれほどものめずらしくありません。面白いのはこの先です。

ヒプノグループのほうは、そのテクニックについてどう思ったか、効果があったと思うか聞かれました。するとみんな全然何の効果も感じなかったそうです。別に特にリラックスしたともストレスが減ったとも感じなかったとか。

でも体はちゃんと反応してたんですね。破傷風菌に対してしっかり抗体を作って、身体のバランスを保持してました。頭では別にリラックスしたと感じなくても、抵抗力はちゃんと上がっていたということです。

ということは、ヨガやメディテーションやリラクゼーションをして、その時は気持ちいいけど30分もしたらもう全然効果も無くなって、元通りイライラしたりストレス感じたりすると思っても、やっぱりやっただけの効果はあるということです。

私は特に最近、イライラ・・・というのではないんだけど、とにかく忙しくて全然睡眠時間もちゃんと取れなくて、でもまあ何とか普通に生活できてるという状態です。でもこれ、このまま続けてるとやばいんだろうなあ。忙しいのは仕方ないとしても、定期的にヨガしたりリラクゼーションの時間をとって、アニメや野球を見て頭を空っぽにする時間もとって、息抜きしながらやらないと。

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ムーミンの予定帳

日本でいろいろ買物をしましたが、自分の物はそれほど買いませんでした。そのなかでほぼ唯一の自分の買い物がこのムーミンの予定帳です。

子供が生まれてからという物は、予定帳って、日本から送られてきた何かのもらい物とか、その辺のディスカウントの本屋で買ったいい加減なものばかりでした。そもそも、自由業なのにあんまり予定帳は使わず、大体予定は台所の大きいカレンダーに直接書き込みます。予定帳もカレンダーもとあちこちに書いてあると、余計に間違えが起きる気がするからです。

それが日本での最後の日、本屋でこれを見つけました。キャラクター物の商品ってそもそもこちらであんまり売ってないのですが、ムーミンなんて絶対に見つかりません。値段もちょっと高かったし、どうしようかけっこう悩んで、いったんは買わないで店を出たのですが、またわざわざ店に戻って買いました。

2014年の予定帳ですが、今月10月から書き込めるようになってますので、もう今から早速使い始めました。とはいえ かばんに入れると汚れそうな気がして、まだ持ち歩くにはいたってません。デスクにおいてあります。

1週間ごとに見開きになってるんですが、すべてのページが異なるイラストで、すごく気に入ってます。あけるたびに幸せになってます。

ところで、この夏日本に行って、ムーミンキャラクターがいろいろ出てたので驚きました。昔はなかったですよね。

私は子供のころからなんとなく、そこはかとなく、ムーミンが好きでした。

小学校高学年くらいの頃、日曜の朝、11時ごろ教会から帰ってくると、テレビでムーミンの再放送してました。提供はケーキ会社のパルナス。どちらからも子供心に、ただの外国(その頃の私にとっての外国とはアメリカと西ヨーロッパ)とはちょこっと違う異国情緒のようなものを感じてました。 スエーデンとモスクワですから、西ヨーロッパとは違う異国情緒というのは、我ながら嗅覚が鋭かったなあと思います。

(ところでパルナス。パルナス。モスクワの味。

モスクワの味って一体どんな味なんでしょうね。なんかあんまりおいしそうなイメージはないです。)

さてさてムーミンですが、20代半ばの頃、日本からわざわざ買うか送ってもらうかして、ムーミンの原作の訳本の講談社文庫を全部集めて(8冊くらいかな)読みました。今でも、また読み返すかもしれないと思って、断捨離もせず置いてあります。

ムーミンの原作って、子供向きにかかれて入るものの、大人になって読むとまたすごくよかったです。老荘哲学的というか、道教的というか。それで、大人になってからしっかりとムーミンファンになりました。

(そういえば熊のプーさんも、こちらは英語でルイが赤ちゃんのときに読みました。これが同じくタオイズム的で、よかったです。)

今週はヨガのウェブサイト作りに熱中しすぎて、睡眠不足。この週末は珍しく朝早起きしなくていいので、朝寝するぞ~。

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