2010年12月31日金曜日

Horrible Historyのビデオ

YouTubeで見つけましたので、よかったら見てください。まずはヘンリー8世。
http://www.youtube.com/watch?v=-fadCAHjN-s

次は私とルイの大好きな チャールズ2世のラップです。
長さはどちらも2分です。
http://www.youtube.com/watch?v=P2kyNbZc7oc&feature=related
これであなたもイギリスの王室の歴史、万全です!

2010年12月30日木曜日

2010年10大ニュース

 明日は大晦日なのでたぶんブログの更新ができないだろうから、今日10大ニュースを考えました。いいことばっかりの年だった、というわけではないけれど、楽しくもなかったことを振り返っても仕方がないので、なるべくいい話題で行きたいと思います。

思いつくままに順不同であげてみます。

1.日本に4週間子供たちと里帰り。高校や大学時代の25年以上もあっていなかった友人達と再会することができました。

2.甲子園球場に2回行って、すっかり阪神ファンになったこと。去年も京セラドームに2回行ったんですが、やっぱり甲子園は圧倒感が違いますね。 イギリスに帰ってきてからも、シーズン中は毎日試合をチェックしていました。

3.母と妹とうちの子供たちと私の5人で沖縄に旅行。無茶苦茶暑くて、無茶苦茶楽しかったです。

4.ルイとチャーリーが水泳で活躍。チャーリーはデボンで短距離、長距離ともに2位、ルイは短距離で1位になりました。

5.ルイとチャーリーがライフセーバーのクラブに入り、夏に海での大会に出る。これはすごく青空で美しい日だったんですが、波が高くてルイもチャーリーも救助されるというドラマ大有りの一日となりました。

6.私は文芸思潮社のエッセイ大賞と現代詩大賞、どちらも最終選考まで残ったとの通知をいただきました。去年は2次選考通過だったので、ちょっとだけ進歩しました。

7.ヨガのクラスが盛況。ひとつ夜のクラスを増やしたのですが、こちらもまずまず。不況というのにホールに入りきれないくらい生徒さんが集まった日もありました。これからもますますいい先生になれるようベストを尽くします!

8.大学時代のサークルのインターネットの掲示板ができました。これで昔の雑記帳のように、気ままなことを各自勝手に書いたり、返事やチャチャを入れたりしています。懐かしくも楽しいです。

9.夏にデイブの甥の結婚式に家族で出席する。子供達は初めての結婚式ですごく喜んでいました。今年は家族そろって旅行しなかったので、みんなで出かけたのはこれだけでした。

10.ルイちゃんが中学に入学。学校は去年から建て替え工事が始まっていて、ルイの入学と同時に新校舎になりました。見学に行きましたが、まるで空港のターミナルのようにぴかぴかですごくきれいで、講堂は3つ、体育館3つ、ドラマルーム2つ、メディアルームと最新のファシリティーもそろっています。昔からの友達、新しい友達と人間関係も楽しいようです。

11.新年早々雪で3日休校、そして年末はホワイトクリスマス。こんなにたくさんの雪を見たのははじめてでした。

12.チャーリーの先生が自殺する。これはまあいい話題ではないですが、ショッキングだったので入れておきます。

13.ロンドンに一人で行って昔の友人に会ったり、ナショナルギャラリーに行く。これはパスポートの申請でいやいや行ったんですが、やっぱりロンドンは楽しかったです。もっと頻繁に行ける様になりたいなあ。

14.アイスランドの火山の噴火で飛行機が飛ばなくなり、うちのデイブもドイツ出張から帰ってこれなかった。知人でもホリデーから戻れない人や、ホリデーがキャンセルになった人が続出。飛行機会社にとっては踏んだりけったりの年だったことでしょう。


こんな感じです。10大ニュースを大幅に超えちゃいました。あっという間に1年が過ぎてしまったように感じるんだけど、先生の自殺なんていうのはかなり昔のことのような気もします。まあまあいい一年だったんですが、それでも年が明けて気持ちも新たに新しい年を迎えるのは、心機一転嬉しい気がします。

来年は今年以上にいい年になりますように。皆さんも楽しい大晦日とお正月をお迎えください。

2010年12月29日水曜日

The other Boleyn Girl

先日子供向けのエリザベス1世の本を読んだことを書きました。するとその数日後にテレビでアン・ブリーンについての映画をやっていました。タイトルはThe Other Boleyn Girl (もう一人のブリーンの娘)です。

アン・ブリーンはエリザベス1世のお母さん。ヘンリー8世の2人目のお妃で、結婚数年後に不貞と近親相姦の罪で断頭台に送られます。この映画はその歴史に基づいたフィクション、つまり実話の中の不明な部分を作者の想像力で埋めた作品で、なかなか面白かった。タイトルのもう一人の娘はアンの妹(もしかしたら姉)のメアリーです。これは実在の人物。

映画のあらすじは省きますが、その中の人間関係がかなりややこしくて面白い。それをかいつまんで書きます。史実の部分は(実)マークを入れておきます。

ヘンリー8世はキャサリン・オブ・アラゴンと結婚している。娘が一人いるが念願の男の世継ぎに恵まれない。(実)
アンとメアリーの父親が、アンと王との結婚を企てる。
メアリーはフランスの王様の愛人(実)。
アンには婚約者がいるが、父親はこれを破談にし、メアリーがその男と結婚する。
アンは父親に反抗して秘密で別の男と結婚する。これをメアリーが父にばらし、別れさせられる。
メアリーはヘンリーに気に入られ、ヘンリーの 愛人になる。(実)そしてヘンリーの子供を身ごもり男子を産む。(おそらく実)
ヘンリーはアンも愛人にしようとするが、アンがこれを拒んだため、キャサリン・オブ・アラゴンを離婚し(そのためにカトリックから独立し英国国教会を設立する。)アンと結婚する。(実)
アンは女子を産む。これがエリザベス1世。(実)
ヘンリーは男の世継ぎを望むが、アンは流産を繰り返す。その間ヘンリーはジェーン・シーモアと関係を持ち始める。
アンの精神状態が追い詰められていく。男子を何がなんでも産まなければ、ブリーン家は破滅に追いやられることになる。(実)
追い詰められたアンは実兄のジョージに、自分を妊娠させてくれと頼む。(???)
これがジョージの妻の耳に入り、彼女がヘンリーに密告し、ジョージとアンは断頭台に送られる。(実)

???の部分は、アンはその罪状で殺されたんですね。でもこれが事実なのか濡れ衣なのか、それは誰にも分かりません。まあそういう部分が多いから、小説になるんですよね。映画では二人は寝室に行くが、やはり実行に移すことはできなかったとなっています。

こうしてみてみると、アンも早死にしたし短い人生だったんだけど、短い間に本当にいろんなことがあったなあと思いますね。盛りだくさんな人生。メアリーなんてフランス王とイングランド王の愛人だったし。

それで思ったんですが、回りを見回すと、映画や小説、テレビ、コメディーまでヘンリー8世やエリザベス1世を題材にしたものがたくさんあります。やっぱりなんというか、この血なまぐさくかつ人間臭いこの頃の歴史、面白いですよ。

ところで先日子供たちに「ヘンリー8世って何人奥さんがいたっけ?」と聞いたら、チャーリーが例のHorrible Historyの歌を歌って教えてくれました。

Divorced
Beheaded
Died
Divorced
Beheaded
Survived

Henry the eighth had six wives,people say he ruined their lives....

(離婚、断頭、病死、離婚、断頭、生き残り、ヘンリー8世には6人の妻、彼女らの人生は台無し)

おきさきの名前は順番に、キャサリン・オブ・アラゴン、アン・ブリーン、ジェーン・シーモア、アン・オブ・クリーブス、キャサリン・ハワード、キャサリン・パーです。

2010年12月28日火曜日

私の欲しいもの

先日ある人が自分のブログに「世の中、大半は無名の凡人ですから。」と書いていました。周りを見回してみると、確かにそれは当たってるような気はしますね。

世の中の人たちに「あなたの人生は凡庸ですか?」一体どんな返答が返ってくるでしょうね?

「はいそうなんです。平凡で幸せな人生です。」と答える人もいるかもしれませんね。「そうだよ、平凡で退屈でしょうもない人生だよ。」という人もいるでしょう。

私は子供のときから母に「平凡な人生が一番いい」といわれて育ったように記憶しています。うちは母子家庭だったので金銭的にも社会的な面でも苦労がありました。それなので母から見た私はもうすでにスタート時点から普通の家庭の子供に比べると劣っているので、平凡な人生で終われば上々と思っていたのかもしれません。

その上私は子供の頃は病気がちで入院も手術も受けたことがあったし、小学校高学年の頃には心臓病であまり学校にも行ってなかったくらいなので、人並みに成人してくれたらそれだけで十分という気持ちもあったでしょう。運動どころか、勉強も別にがんばらなくてもいいという空気の中で育ちました。

それなので、私は子供の頃はぜんぜん野心や、それどころか将来こういうことをしたいという希望もあまりなく育ちましたね。勉強はできたので、もうちょっと将来に対して希望を抱いていてもよさそうなものだったんですが。

それでも中学1年 頃友人と話をしていたときのことをはっきり覚えています。その頃私の英語の成績はクラスで5-10番目くらい、その友人は私よりちょっと上でした。でもそのとき、「私はそのうち、たいした努力もしなくても、クラス中の誰よりも、ずっとずっと比較にならないくらい英語が上達する。」とはっきりと確信しました。別におごってそう思ったわけではなく、ただぴんとそういう直感がしたんです。

大学生の頃は、専攻のロシア語に興味をあまり持てなかったので、ロシア語はまあ落第しない程度にしか勉強しなかったですね。むしろ国文学とかロシア文学とか英語とか興味あるのだけ勉強してました。そのころサリンジャーとかリチャードバックなどの小説を読んでいたのですが、それらを読んでいると何度か「私にはすばらしい人生が待っている。」と、勘というかインスピレーションというか、妙な苦しいような気持ちになりました。私というのは私という個人だけでなく、我々の世代という意味も含めて感じたように思います。

それで今に至っていますが、今は「平凡な人生を送りたい。」なんて微塵にも思いませんね。非凡な人生を送りたいです。その気持ちはどんどん強まっていて、大学生の頃よりも30くらいの頃よりも、今が一番そう思っています。すごい人生を送りたい、周りの常識をぶっちぎるような人生を送りたいです。

極端に言ってしまえば、幸せな人生なんて送らなくてもいい。もしもそれが「平凡な幸せ」なら、そんなものにはぜんぜん興味はなし。ただ生き生きと、生きているということを実感しながら生きたいんです。

でもでは具体的に何を成し遂げたいのか。それが見つからない。

Ask and It Is Given. 「求めるものは与えられる。」とキリストもアブラハムも言います。望むものがあれば、それが富でも健康でも地位でも、それよりもっと些細なものでも、それが必ず与えられることを100パーセント疑いなく信じて、心配したりあせったりしない限り、望みはかないます。(でもまあそれが普通の人間にはできない。というか、それが凡人と偉人の違いなんでしょうけどね。)

でも一旦欲望がかなってしまえば、幸せなのはつかの間で、また次の欲望がやってくる。でもそれでいいんです。その欲望こそが人生のヘッドライトのようなもので、 それがあるからこそ我々は成長し続けるし、エネルギーを流し続けられる。つまりその欲望自体はどんなものでもいい。望むものがあるからこそ、パッションを傾けられるものがあるからこそ、生き生きと生きていられる。

だから私が一番欲しいものは、情熱を傾けられる目標、野望、夢、欲望。

思えばそのために、ちょっとでも興味をそそるものは、旅行でもガーデニングでも自給自足でも小説や詩やエッセイ執筆でも、かなり時間と情熱を注いできました。でもやっぱりこれというものが見つからない。

だからもう探すのはやめようかと思います。ただ毎日元気に楽しく暮らしていれば、あちらから勝手にやってくるような気が今はすごくしています。

Ask and It Is Given.

来年の今頃はそれを10大ニュースの一番にあげたいですね。

2010年12月27日月曜日

Horrible History

こちらの子供向け(小学生高学年から中学生くらい)の番組でHoriible Historyという番組が最近始まりました。怖い歴史という意味ですね。これはもともとはこのタイトルのシリーズの本が何冊も出ていました。タイトルはRotten Romans(腐ったローマ人)だとかVile Victorian(ひどいビクトリア人) だとかです。別にイギリスの歴史に限らず、古代エジプトとかギリシャもあれば、第2次世界大戦の本も出てます。

このテレビのシリーズは、特に何時代というこだわり無く、歴史のあちこちから面白いこと、意外なことなどを短いコメディースケッチにして演じたり、歌にしたりしています。

これが面白いの何の。クリスマス休みの今は毎朝放送してるんですが、わざわざそのために目覚ましをあわせて起きて見てます。

今はクリスマスなのでクリスマスの話題が多い。たとえばサクソン時代のクリスマス風景で、若者数人が焚き火の周りに集まってクリスマスプレゼントを交換しています。

一つ目のプレゼントは豚の糞。
「まあ、嬉しい!ちょうど壁を直さないといけないと思ってたの。」
別の人へのプレゼントは鶏の糞。
「ありがとう。これは皮なめしにちょうどいい臭さだ。本当に助かるよ。」
なんて場面です。

ビクトリア時代に商業的なクリスマスカードが初めてできたとのことですが、その頃はなんとも奇妙な絵柄が描かれていたそうです。子供が大きな蜂に襲われているところ。ピエロがおまわりさんを赤い棒で殴っていることろ。そして極め付きは、子供たちが自分の親の葬式に出席してるイラストなど。

自分でカードを作る人もいました。カードに本物のベーコン、抜歯後の歯 、野ネズミの死骸などを貼って送ったそうです。

でもやっぱりイギリスの王室の歴史が一番面白いし、よく出来ています。清教徒の革命の後イングランドの統治者となったオリバークロムウエルは、スポーツでも劇場でもご馳走でもとにかく何でもかんでも罪悪だといって禁止しました。

私は歴史はほとんど知らないので間違っていたらすみませんが、このクロムウェルの統治の間はイギリスは王様がいませんでした。そのあとチャールズ2世が王位につき、王政が復活します。

そのスケッチ、長い巻き毛の黒髪のかっこいいチャールズ2世は、ラップしながらこの辺の歴史を歌います。清教徒時代とはうって変わって、豪華な服を着て美しい女性を回りにたくさんはべらし、テーブルの上にはご馳走が並び、ラップしながら踊ります。
 
 My name is, my name is, my name is Charles the II.
People love me and I love them.

Sin is good, sin is good・・・・(罪悪はいいことだ、罪悪って最高・・・・)

こんな感じです。

日本では文句出るかな、イギリスでは評判いいですね。もちろん親によっては見せない家もあるだろうけど。ルイも学校の歴史の時間に時々ビデオ見るそうです。

2010年12月26日日曜日

クリスマスの写真2

子供たちから長靴をプレゼントをもらいました。そしてチャーリーはなんと手編みのマフラーをくれたんですよ!何か編んでるのは知ってたけど、よく短時間でがんばって編みました。私はあまりプレゼントはもらうのは好きではないんだけど、これはすごく嬉しかったです。

デイブは 台所用のナイフを2本くれました。これは今あるのが切れなくなってきたので、クリスマスに欲しいともともと言ってたんです。ナイフ自体はよく切れて、早速指を切ってしまいましたが、満足です。

まあ所帯を持つとこういうプレゼントが増えますね。プレゼントとは名ばかりで、実は必要になった家財道具を買う口実というか。こういうのは嬉しくないことは無いけど、お金のどどころも同じだし自分で買うのとあまり変わらないですね。

お昼に食べるクリスマスディナーの写真です。



ローストビーフ 

前菜の海老とスモークサーモン

ローストビーフとヨークシャープディング、野菜


デザート 実際にはおなかいっぱいでメインコースのあとには食べられず、夜食べました
 晩御飯のチーズとパテ
晩御飯は簡単に、チーズとパテとクラッカーというのが毎年定番です。大人はこれにワイン。いろんな種類のチーズとパテを楽しめて、なかなかおいしいんですけど、やっぱりカロリーが高いし体にもよくなさそうなので、やっぱりクリスマスくらいしか食べませんね。特にパテは。

クリスマスの写真1

今日は文章書くのが面倒くさいので写真で・・・

暗くて寒いイギリスの冬なのに、どういうわけかクリスマスは快晴の日が多い。そういうわけで今年も青空が広がりました。クリスマスディナーの前の腹ごなしをかねて、まずはそり遊び。

これはわたしです

ルイ

チャーリー

2010年12月24日金曜日

クリスマスまであと2時間

クリスマスイブですね。日本では皆さん家族とケーキを食べたり、恋人やだんなさんとレストランに食事に行ったりと、ほんわかと幸せに過ごしてることでしょう。

でもうちは違いますよ。イギリスではクリスマスはあくまでクリスマスの25日。 イブは日本の大晦日と同じで、朝から大忙しです。まず掃除して洗濯して、そのあと最後の買い物をして明日の料理を始めて・・・・というプランだったんですが・・・・

たった2週間前に買ったばかりの洗濯機がちゃんと機能していない!全自動なんですが、水が出たり入ったりしてドラムがぐるぐる回るばかりで、すすぎも脱水もしないで永遠にサイクルが終わりません。それで仕方なく買った会社に電話しました。

すると電話に対応してくれた男性はなかなか感じがいいんですが、彼の後ろでは「メリークリスマス!」なんて同僚が早速お祝いを始めてる声がします。

で、結局センサーが 狂ってるんじゃないかということで、元から電気を切ってリブートしてみてくださいとのこと。それで何も洗濯物を入れないで回すとちゃんと回りました。

これで解決だといいんだけどな。たぶん大丈夫の気がします。それにしてもコンピューターやテレビだけでなく、最近は洗濯機もリブートしないといけない時代になったのか。

とにかくそういうわけで、朝から「今日はばしばし用事をこなすぞ」と思っていた意気込みがそげちゃいました。それで子供たちを誘って外に出てまたそり遊び。今日はちょっと温かくなり、雪が溶け出したので、だめかなあと思っていたら、よく滑ること滑ること。怖いくらいでした。空は青空で、すごくきれい。

ランチの後は買い物がデイブが行ってくれたので、私と子供たちはデザートを作りました。ここ毎年同じなんだけ、トライフルとチョコレートケーキとサマー・プディング。トライフルは作る過程を撮ってみました。

完成図
まず底にスイスロールやスポンジケーキを敷き、その上に果物を載せます。本当はここでシェリーを入れるんだけど、うちは子供が食べるのでアルコール抜き。のせた果物は今日は缶詰の桃と洋ナシとバナナ。そして次は前夜作っておいたゼリーをのせます。その上がカスタード。そしてあわ立てたクリームをのせ、一番上の飾りは何でもいいんだけど、今日はチョコレートを削ったものをかけました。






そしてチョコレートケーキはスポンジを作って、そこにこってりしたチョコレートソースをかけます。これが「悪魔の食べ物ケーキ(Devil's Food Cake)」といわれるだけあって、泣けるほどおいしい。今回はその上にホワイトチョコレートを削ってかけてみました。

そしてサマー・プディングは今型に入って冷蔵庫で眠っています。明日写真を撮ってお見せします。

そのあと夕方は休憩がてらテレビをちょっと見ながら、洗濯物の片付けと縫い物。そのあと晩御飯を作って食べて、今やっと子供たちが興奮しながらも寝室に行きました。

今からプレゼントのラッピングです。

クリスマスまであと2時間弱や!

2010年12月23日木曜日

セドナメソッドの注釈

昨日書いたセドナメソッドのことで、

この気持ちを手放せますか?(Could I let this go?)

の質問の答えがNOだったらどうしたらいいんだというコメントがあくあさんからあったんですが、それについて本に書いてあったことをちょっと書き足します。抜粋ではなく要約です。

たとえばペンを手に握って、それを強く持ちそのまま数分していると、だんだんそのペンが自分の手の一部のような感覚がしてきます。(これは私は腕時計がいい例だと思うんだけど、一日腕時計してると、してるのかしてないのか感覚だけでは分からなくなるでしょ。)

でもそのペンを握る手を離すと、当然ながらペンは下に落ちます。腕時計でも 同じですよね。

人間の感情って同じようなものだそうです。その感情(たとえばむかつくという気持ち)はそのときは自分の一部のような感じがして、手放すなんてできない感じがします。でもペンと同じなんです。手放せば(If you just let it go)、それはすっと消えていくんです。

でも答えはイエスでもノーでもどっちでもよくて、結果は同じだそうです。その理由が私には分からないんだけど、まあそれはこだわらないことにして・・・・。


とにかく、「この感情はとてもLet it goできない」と思っていても、できるんです。ということです。それも今すぐ。

ボディーボードで滑る

 今日は夜はマイナス7度ですが昼間は1度くらいまで気温が上がりました。それで何年もしまいっぱなしになってるスキーウエアを取り出して、そこからスキー用の手袋を出しました。普通の手袋だとやっぱり雪遊びするにはすぐ濡れてしまってだめなんです。

午前中は前回と同じ台所の床のリノリウムのはぎれと、プール用の空気ベッドで滑ってました。空気ベッドはすごくよく滑るんだけど、すぐにパンクしたみたいで、空気を入れても入れてもすぐに抜けてしまいます。そして空気が抜けるとよく滑らない。

それで午後はリノリウムのはぎれをもっと見つけ、そしてずっと迷ってたんですが、思い切ってボディボードで滑りました。ボディーボードはきっと使い物にならなくなるだろうなあと思ったので、嫌だったんですけどね。

で、やっぱりボディーボードはよく滑った。子供たちは立ってスノーボードのようにして滑ってました。でも予想通り、すぐにぼろぼろになりました。ぼろぼろになっても雪の上を滑る分にはいいんだけど、もうこれで波乗りは無理ですね。

ルイはサーフボードを使ってる人もいたと言ってましたが、本当にこれも大変なことになってるんじゃないかな。サーフボードなんてボディーボードどころのお金で済まないのに。

とにかくこれでうまく滑る道具がそろったので、明日もそり遊びの予定です。気になる天気のほうはクリスマスの土曜までは今と同じくらいとのこと。私たちが滑っていたトラックはだんだん雪が減ってきて土が見え出したので、明日はちょっと雪を他から移動させようかな。もうあと10センチくらい降ってくれれば最高なんだけどね。

クリスマス以降は日曜が2度、そして月曜からぐっと気温が上がって10度近くまで行くみたいです。そうなるとすっかり溶けちゃいますね。まあ車の運転は怖いけど、雪が溶けるのは寂しいなあ。

ちなみに友人で、私たちの家の10倍くらいの田舎に住んでる人がいます。彼女の家に行くときは細い田舎道を延々と 行きます。夏などはもう植物が生え茂って、道なき道を行くという感じで、動物は出没するし車は引っかき傷だらけになります。

それで昨日気になって電話してみました。そうしたら先週の木曜以来閉じ込められてるとのこと。でも彼女たちは子供は成長して大人二人だし、この家に住んで長いのでこれが初めてというわけでもなく、平気そうでした。食料品もたっぷり買ってあるとか。

クリスマスの当日は人の家に招待されてるのですが、たぶん今のままじゃ行けません。ということは七面鳥などの用意もして無いだろうから、クリスマスディナーは無理でしょうね。でも「大人二人だし、別にどうってこと無いのよ。」といってました。

その彼女ですら、「雪が消えると寂しいわ」と言ってました。今は毎日雪の中を散歩していて、それが楽しいみたいです。

雪って本当現実的な面ではすごく困るんだけど、やっぱり珍しいしきれいだし、溶けると寂しいなあ。

2010年12月22日水曜日

セドナ・メソッドとすごく嬉しいこと

人に気に触ることを言われたりしてすごくむかついた時にどうするか。この話をブログ仲間の友人としてました。わたしは、

「Just let it go!
これしかないよ。
Turn the other cheek, look at the things which make you feel better.(気分のよくなることに心を向けよう)」

ってアブラハムの言葉を書きました。

人にむかつくこと言われたときって、普通は「相手の立場になって、その人がなぜそう言ったのか考えよう。」といわれますが、アブラハムはこれはお勧めではないといってます。なぜらなら、相手の立場になって考えるという行為自体が、そのことを考えてるからです。考える → 注意を注ぐ →ますますそのことを考える→ 引き寄せる。こんなふうに悪循環になるからです。

だから Just let it go。つまり忘れろということになります。でも忘れるったって、忘れようと思えば思うほど忘れられないものは無いので、そのテクニックって言うのがあるんですが、それが「気持ちを変える。気分のよくなることを考える。」です。簡単といえば簡単なことなんですよね。コップが半分からか、半分いっぱいかのたとえでいうなら、コップの中身を入れ替えちゃえばいいんです。でもそれを実践するにはかなりのDiscipline(自己規律)が必要だと思います。

それで思い出したんですが、Sedona Method(セドナメソッド)というテクニックがあるんです。これは アメリカで開発されたテクニックで、とっても簡単なんだけど、なかなか効き目はあります。今ネットで見てみたら日本でも紹介されてるようで、誰かのブログに書いてあったので、ちょっと無断でコピペさせていただきます。



『先月、受けてきたセドナメソッドというテクニックについて
少し解説します。

感情を手放すというものでアメリカの故レスター・レヴェンソン氏によって
自らの病気などの体験から編み出された手法です。

現在はヘイル・ドゥオスキン氏によってセドナから全世界に向けて
発信されています。但し現状は英語のみで他の言語に訳されていません。

日本では安藤理氏 によって書籍が監訳され日本語による
セッションが行われています。

内容について具体的に説明すると

まず人にはそれぞれ感情があります。
もちろんいいものもあればよくない感情もあります。

強烈に感じる感情ってなかなか離れられない、あるいは離すことが
できません。

たとえば大勢の人前で異常なまでに緊張してしまう、
ちょっとしたことに腹をたてその怒りをコントロールできない、
何かにつけ心配、不安を覚えてしまうなど例を挙げればきりがありません。

これらのできればあまり持ちたくない感情を手放し、
不自由な自分を解放してやることができます。

内容はとても簡単です。

今、感じている気持ちに注意を向けます。

その気持ちを認めることはできますか? 
はい/いいえ

その気持ちを手放せますか?
はい/いいえ

その気持ちを手放しますか?
はい/いいえ

いつ?

これらの質問に答えていくだけです。こんな簡単なことで本当に大丈夫と
思われますが、基本的にはこれですべてになります。
たったこれだけですが、何かが変わっていきます。

しつこい感情は何度も繰り返すことになりますし、回をあらためて行う必要も
出てきますが、慣れてくるとすぐに手放すことができるようになるといいます。』






こんな簡単なことで、効くの?と思うかもしれませんが、私は個人的には効いてます。興味あるひとは調べてみてください。
ちなみにコピペさせていただいたリンクは
http://ameblo.jp/thomas-sumner/entry-10715210222.html
です。
日本語では出てないとこのとですが、英語でのオフィシャルサイトは簡単に見つかるはずです。

ところでさっき天気予報を見ようとテレビをつけると、すごくいいニュースがありました。アメリカの軍隊で、ゲイやレズビアンの兵隊を認めるという法律がサインされたそうです。意外なことに、ゲイを禁止する法律は1993年に民主党のクリントン大統領によって作られたとか。リベラルな大統領というイメージだったのにね。それ以来13,000人の兵隊が同性愛嗜好を理由に解雇されたそうです。

こういうのはもちろん個人的には何の影響も無いんだけど、人類の歴史の上でのシンボルとしては、すごく嬉しいですね。どのくらいうれしいかというと、

「嬉しい!!!!!!」

と、声を出して叫びたいくらい嬉しいです。こうして一つ一つ偏見や差別がなくなっていって、人間の歴史が少しずつ前向きに進歩して行ってるなあという感じがします。いやあ、嬉しい嬉しい。本当に良いことです。

だから皆さん、もしも今日ちょっとくらいむかつくことがあっても、「世の中に今日はこんなにいいことがあったんだ。」と心を向けて、コップの中身を入れ替えましょう。

2010年12月21日火曜日

何で滑るか

昨日の夜子供が寝てから9時ごろ雪の野原に出てみました。ここはうちの土地なので誰も入ってませんから、雪は土曜に降ったそのままです。デイブのつけた足跡が一列残ってるのが残念ですが、それ以外はバージンスノー。

うちの野原は村の高台になってるので村が見渡せます。雪のせいもあり、道路にも車の音もせず 、すごく静か。そして月は分厚い雲に隠れているものの満月に近かったようで、薄明かりがさしています。それが真っ白の雪に反射して、妙に明るいんです。

本当に神秘的な不思議な光景でした。


今日は雪は降らなかったのですが、相変わらず気温は零度を上回りません。そういうわけで当然雪は溶けず、それが凍り付いてすごくあぶないです。今日村の道を時速5マイルくらいで走っていたら知り合いが通っていたので止まろうとしたら、つるつる滑っていってしまいました。そのあと発車できるかちょっと不安だったんだけど、車にはシャベルを積んであるので、発車できなきゃ雪かきかなあと思ってましたが、大丈夫でした。

天気予報によると今日はちょっとましで、また明日から15センチの雪だとか。それで午後1時過ぎの温まったころあいを見計らって買い物に行きました。車が出せない人が多いからすいてるかと思ったら、すごく混んでました。みんな天気予報を聞いて、ちょっとましな今日のうちにと買い物に出てきたようです。

昨日買い物に行った人によると、イギリスの主食であるジャガイモがなかったとのことだったので、たぶん棚はガラガラと思いきや、しっかりと在庫がたっぷり入ってました。ちょっと品薄だったのは牛乳と野菜くらい 。

ちゃんと賞味期間確認して買い物してきたので、これでクリスマス明けまで何とかいけそうです。クリスマス用の特上のビーフを肉屋に予約してあるのでこれをあさって取りに行かないといけなんだけど、これはデイブが 命がけで取りに行ってくれることでしょう。

さてさてこんなに寒いんだけど、やっぱり雪がたっぷりあると遊びたくなります。それであちこちの丘では皆思い思いにそり遊びしてるようです。といっても本物のそりを持ってる人はほとんどいませんから、みんないろんなもので代用してます。

去年は私たちはトラクタータイプの芝刈り機のシートをはずして、これを分厚い農業用のビニールにいれ滑ってました。お隣さんは去年はプラスチックの簡易そりを持ってたのですが壊れたので、今年はボディーボードとトラクターのタイヤのチューブで滑ってます。

人によってはは赤ちゃん用のお風呂だとか、サーフボード。そして中にはロッキングホースを担いできて、それで丘を滑ってる人もいたそうです。

私も今朝屋根裏に上って、何か滑れるものが無いか探してみました。それで見つけたのが、台所の床のリノリウムのはぎれ。プラスチックのトレイ。そしてプールで浮かぶ空気ベッド。これを早速トライしてみました。

トレイはだめでした。小さすぎでうまく滑らない。リノリウムは結構滑った。

でも一番よかったのは空気ベッドでした。これは一旦滑り出すとスピードが出て、「こわーい!こわーい!」と叫びながら滑ってました。

リノリウムで滑るルイ

チャーリー

これはわたし

庭から見た我が家と村。左の家がうち。
でもとまるときに必ず雪の中に落ちるので、そうなるとすぐに雪まみれになってすごく寒くなります。そういうわけでせっかくのそり遊びでしたが、15分くらいが限度でした。

2010年12月20日月曜日

エディー・イザードの続き

今朝起きるとさらに夜の間に雪が降っていました。週末につけられて足跡も消えていて、またきれいな真っ白ランドです。私の寝室は1階にあるんですが、この雪のせいで窓のすぐ下は雪。それを思うとなんとなく雪に囲まれて寝てるのは、雪に守られてるような不思議な安心感がありました。別に普段でも危機感抱いて寝てるわけじゃないんですけどね。

今日から子供たちは休みなので、私も同じくホリデーモードで、この雪なので外出はあきらめて、家事や掃除を済ませた後は午後は子供と一緒にWiiで遊んだり、ゲームをしてました。そろそろ運動も再開したいんだけど、今日のところはヨガを15分くらいしただけでした。

でも夕方は水泳があったので、こわごわ車を出しました。家のドライブは今朝デイブとお隣さんが二人で雪かきしてくれたので大丈夫だったんですが、ドライブから大通りまでの500メートルくらいがすっかり凍って怖い怖い!ファーストギアなら何とか行くんですが、セカンドにするとその途端にすべりまくりでした。

プールのカーパークも雪かきしてなくて、 停めるのは停められたんだけど、帰りにバックするのに動かなくて、ちょっと困った。結局エンジンふかしまくって何とかでられました。今まだ子供たちは泳いでいて、デイブがつれて帰るんですが、まあ大丈夫でしょう、あの人の場合は。

ところで昨日書いたエディー・イザードというコメディアンのことで、まだ書き足したいことがあるんです。彼は実はトランスベスタインなんです。これは何かというと女装趣味のこと。それでも昔、ブレークしたての頃までは普通に男性の格好をしてたんですが、10年位前から化粧して女装でステージに立つようになりました。

でも女装といっても、日本のテレビに出てるオネマサンたちのようにすごくきれいなわけじゃぜんぜんありません。彼は体ががっしりした、あごの張った男らしい外見の人で、だからぜんぜん似合ってません。そして日本のおすぎとピーコみたいに女性言葉でしゃべるわけでも全然なく、ただ普通の男言葉のままです。

別に女装のコメディーをするわけでは全然無いんですよ。何を着てるかにかかわらず、やってることはまったく同じ。常に女装してるかというとそうでもなく、普通に服を着てることもあります。言ってみればわれわれ女性が、お化粧してスカートはく日もあればジーパンにセーターの日があるように、彼も女装したり男装したり、そしてそれにかかわらずやってることは同じです。

せっかく10年以上も泣かず飛ばずでやっとブレークして、女装するのはリスクが大きいんじゃないかといろいろ言われたらしいんですが、「でもこれが本当の自分だから。」とのこと。

彼女がいるのでゲイでも無いようです。その女性は「まあそれは一緒にやっていくのは大変といえば大変だけど、まあそれがなくても大変な人だから。」とのこと。別に慣れればなんでも無いようです。

話はブーンと飛んで、実はうちの近くにも女装で買い物に来るおじさんがいます。たぶん年は50くらい。ちゃんとタイツはいてハイヒールはいてます。しょっちゅう見るわけではないけど、半年に一度位はスーパーで見かけるかな。

見るとちょっとぎょっとしますね。誰も話しかけてるのを見たことは無いです。でも別に誰に迷惑かけてるわけでもないし、たぶん普通に買い物して普通にレジでお金を払って、帰って行くんでしょう。

たぶんこういうの見て、「何とかするべきだ、子供に悪い影響が。」なんて思ってる人も多いことでしょう。私は、別に悪いことしてるわけじゃないし、男が女装しようと女が男装しようとその人の自由だと思ってますね。子供が見るとぎょっとするだろうけど、まあそれも社会勉強ですよ。

日本ならどうかなあ。まあ結構同じような反応のような気がするなあ。それとも東京やロンドンなどの大都会では、みんな振り返りすらもしないのかも?

2010年12月19日日曜日

Eddie Izzard

昨日エディー・イザードというイギリスのコメディアンについての番組を見ました。彼は15年位前にブレークして、今ではかなり有名なコメディアンです。でも万人に受けるというメジャータイプではなく、かなりドライなユーモアのセンスの持ち主です。

日本のコメディアンって、漫才や落語なら師匠について弟子入りしたりするけど、イギリスではそういうシステムはなく、まったく一匹狼としてやっていきます。彼の経歴はまず大学生の時の大学のギグをこなし、そのあとはロンドンやエジンバラにある50人くらいが定員の小さな劇場や、コベントガーデンなどの大道芸人として細々とやっていたみたいです。

この頃の話を聞くと、ほんとよくやってたなあと思います。だって泣かず飛ばずで10年も15年もですよ。その間生活するお金が無いだけではなく、劇場でショーをするには自らが興行主として劇場を借りねばならず、そのためのお金もかかるし、とにかく聞いていて、本当にその根性に関心というか、感嘆というか驚くというか。

私が彼を始めてステージで見たのは20年位前。そのとき会社の同僚が、すごく面白いコメディアンがショーをやってるからと薦めてくれたので行きました。そのときもまだ無名だったけど、そのときは割合大きい劇場だったので、もうすでにあの頃は一応ブレークしてたんだと思います。

その大道芸人時代、短期間で一輪車に乗れるようになる必要があり、練習したことがあったそうです。それでそれを道でやってると、「落ちるぞ落ちるぞ」と野次が飛んでくる。それでそのときに「落ちると思ったらだめ。まずできると信じるまでは、できるようにはならないということを学んだ。」といってました。そして「それに限らず、どんなことでもまずできると信じること。それができないことには何事も成功しない。」とも。

やっぱり引き寄せの法則ですね。ます頭の中でできる、成功することしか、実際に成功させることができない。

それにしても、たかが一コメディアンといえばそうなんですが、その不遇の無名時代をたった一人で10年以上も送ったっていうその根性というか、粘りというか、自己信念というか。すごいなあ。私の好きなチャーチルの言葉を地で行ってます。

Success is the ability to go from failure to failure without the loss of enthusiasm.
(成功とは何度失敗しても熱意を失わない能力だ。)

いや、実はそろそろ年末だし、来年の抱負を考える時期になってるんだけど、これは考えさせられましたね。

ところで今日は雪の中をデイブと子供たちがツリーを買ってきました。今年はかなり横に大きい木で38ポンド也。高いといえば高いけど、まあしゃあないな。



天気は、今日は新雪はなかったけど気温はまだ零下。ヒースローは依然閉まったままです。天気予報によると、また明日から雪が降り出し、水曜以降は雪だけでなく風も吹きまくるとか。クリスマスまでに回復する見込みは、今のところ50・50みたいです。お天気のお姉さんは自分のせいじゃないのに何度も謝ってました。最後には苦笑いして終わってましたが、本当どうなるんでしょうね.

2010年12月18日土曜日

カーテンを開けると

今日はルイが朝9時半からテニス。普段はデイブが連れて行くんだけど、金曜は飲んで車を置いて帰ってきたし、チャーリーのバレエも無いので私が連れて行こうと朝8時に目覚ましをかけて寝ました。そして朝起きてカーテンを開けてみると・・・


こういう状態でした。
「ルイちゃん、今日たぶんテニス無いよ。」
それで私はまた寝なおしました。


今までここでこんなに降ったのは初めて。でも今年は年初にも大雪だったし、もうものめずらしさもなくなって、むしろ参ったなあという感じです。幸い週末なので学校も仕事も無いので、それはいいんだけど。


午後にはそれでも雪の中を散歩に出かけました。街中と違ってぜんぜん溶けてないので、やっぱりきれいですね。天気は改善する見込みはしばらくなく、明日はマイナス5度、あさってはマイナス8度の予想。クリスマスまでこのままなら、食べ物も買いにいけないし、クリスマスツリーもご馳走もなしです。あと1週間在るので、それまでにはちょっとは温かくなると思うんだけど。

今日は空港は閉鎖。この時期、クリスマスのホリデーとか里帰りとか、みんな大変だろうなあ。私だって年によってはクリスマス前のこの週末に里帰りということは十分ありえますからね。

郵便も麻痺状態で、ネットショッピングのクリスマスの買い物が届かないという事態になってるみたいです。チャーリーも自分宛の親戚からのプレゼントを心配してます。まあしょうがないよね。

2010年12月17日金曜日

今学期最後の日

今日は今学期最後の日でした。でもチャーリーはまだ微熱が下がらなくておやすみ。ルイは今日は午後、町の教会に学校から行き、クリスマスキャロル礼拝の予定でしたが、どういうわけかキャンセルでした。病欠の生徒が多いからか、それともまた寒波が襲ってきて、ものすごく寒いからかもしれません。

で、普段ならもうすっかりクリスマスらしい頃なんだけど、今年は私もまだ体調が戻らないし、「ええ、もうあと1週間しかないの?」っていう感じです。早めに11月からクリスマスショッピングしておいてよかった。そうでないと今頃かなりあせってます。

といってもまだクリスマスツリーも買っていないし、それどころかクリスマスカードも書いてません。それでもあちこちからカードは届いていて、テーブルの上はクリスマスらしいんだけど、カード書く元気もなし。たぶんこの週末、近所の人の分だけは何とか書こうと思ってますが。

普段の年なら、子供の学校も終わって、クリスマスの用意もだんだん整って、この週末はツリーを立てて、ああいよいよだな。いいクリスマスになるといいな、という感じだと思うんだけど、今年はぜんぜん用意が整ってません。

チャーリーの学校はキリスト教の学校なので、クリスマス前はいろいろイベントがあるんだけど、今年はほとんど11月の末から学校に行ってないから、クリスマス劇もクリスマスコンサートもクリスマスディナーもチャーリーはできませんでした。 今日は最後の日なので、学校が終わる時間にチャーリーと一緒に学校に行って、体操服だとか学校においてある私物を取りに行きました。すると引き出しにたくさんクリスマスカードが溜まってました。

そのときに久しぶりに校長先生を見たんですが、もともと細い人なのに、がくんとまた痩せていました。あの例のスキャンダル、話によると地方紙に載った後、全国区のタブロイドの新聞数紙にも載ったそうです。ああ、そりゃ痩せるだろうなあ。父兄の間では先生に対して結構同情が集まってます。

夕方はルイを水泳に連れて行ったんですが、雪が降り出し、赤信号で止まろうとするとブレーキが利かなくてずるずる滑って、危うく前の車にぶつかりそうになりました。雪なんてほんのうっすらしか降ってなかったのに。それで怖くなって15キロほどを徐行してようやくプールに行くと、今日はクリスマス前の最後のセッションということで、ぜんぜんまともな水泳は無しで、ただ遊びの1時間でした。

せっかく怖い思いしていったのに。でもそれでようやく、クリスマスが来るなあという実感がわきました。

2010年12月16日木曜日

国民の健康

昨日エリザベス1世についての本を読んでることについて書きました。そのときも書いたんだけど、ヘンリー8世は世継ぎが生まれても生まれても早死にしたり、唯一生き延びたエドワード6世のお母さん、ジェーン・シーモアは出産の12日後に死んでいます。まあこれはヘンリー8世の家族にかかわらず、あの頃は早死にするって言うのは結構普通のことだったみたいですね。

で、単純に考えると、やっぱり今は医学が発展してるからなあってことになりますが、よく考えると、ちょっとそれだけでは納得行かないと思いませんか?

だって私の周りを見回してみても、医者なんて行った事ないという人がたくさんいるし、きっと世間には「わしゃ、今まで一度も医者の世話になったことなんて無い。」っていう人は山ほどいると思います。

私だって病気で医者に行ったなんてめったにありません。あっても前回の胃カメラの時のように、一応成人病とか気になって検査に行っても、実際には問題なしということが大半。子供の頃はよく病気して医者に行ったけど、それでもあちこち検査されたりして、結局何も分からなかったり、放っておいたら直ったというケースばかりです。

ルイとチャーリーも生まれてからほとんど医者に行ったことはありません。今までした病気は風邪とかインフルエンザとかおなかいたとか、結局自然治癒する病気ばかり。

現代の医学がなければ私は死んでいたという人は、そんなにはいないんじゃないでしょうか。

こうして考えると、今に比べ16世紀は大人も子供も早死にしたというのは、医学の進展だけじゃないみたいですね。というか、それ以外の要素が多いいんじゃないかなあ。

昨日もちょっと書いたけど、衛生面の発展ってすごく大きいんじゃないかなあ。飲料水が汚染されていたら、下痢なんかすぐに広まるし、小さい子供は弱って死んじゃうでしょうね。

それから子供の事故なんかもすごく多かっただろうなあ。何しろあの頃のお母さんが、子供をちゃんと監視していたとは思えないからなあ。

そしてこれはずっと最近になるけれど、予防接種の威力もすごく大きいですね。天然痘が地球の表面から消えたのは、予防医学の大勝利です。

あとは栄養面が改善したことや、暖房が行き届くようになったり、住宅事情が改善したことも大きいでしょうね。

まあこう考えると、子供が早死にすることがめったになくなったり、平均寿命が延びたりするのって、医療のおかげというよりは、全体として社会が豊かになったからといえるかなあ。ああ、ありがたや。

あ、我が家の健康事情は、ルイと私がほぼ全快、チャーリーはたぶん明日は学校。でもデイブが熱を出し始めました。私も全快とはいえ、まだまだすごく疲れやすく、今日も午後はちょっとベッドで寝てました。

チャーリーの学校は生徒150人強なんだけど、昨日は51人欠席だったそうです。

チャーリーで思い出したけど、今日チャーリーと一緒にスーパーに行って並んでいると、前のおばあさんが振り向いて、私の顔を見て、そのあとしみじみチャーリーの顔を見て、「まあ本当にきれいな娘さんね。」といってくれました。チャーリーは、やっぱり嬉しそうでしたね。

2010年12月15日水曜日

エリザベス1世

今日はルイはいやいや学校に行きました。まだ体調は100パーセントでは無いみたいです。チャーリーはそれほど具合は悪くは無いんだけど、熱が37度台から下がらず、明日もおやすみです。金曜がクリスマス前の最後の日だというのに。もういつが休みでいつが学校なのか分からなくなって来てます。

私は一応直ったけど疲れやすく、ちょっと階段を上がっただけで息切れしてます。運動はまだできないな。

自分も体調が悪いし、病人が家にいるので、家事をちょこちょこやったりするくらいで、なんとも中途半端な毎日が続いてます。それで今日はチャーリーが図書館から借りてきた本を読んでました。

エリザベス1世についての本です。彼女が11歳という設定で、彼女が書いた日記形式の本。もちろん本当の日記ではなく、事実に基づいたフィクションの日記です。

私は日本史も世界史も苦手というか嫌いというか、ほとんど興味が無いんだけど、それでもこの前後のイギリスの王室の歴史は、なかなか面白いですね。簡単におさらいすると、処女王といわれたエリザベス1世はあのヘンリー8世の娘です。ヘンリー8世は6人の妻を持ち、二人を断頭台に送った王様ですね。

エリザベスは処刑にあったアン・ブリーンの娘。エリザベスの異母姉妹はメアリー1世です。ヘンリー8世が死に、、そのあと息子のエドワード6世、その死後、メアリー1世、そしてエリザベス1世と異母兄弟間で王位が継承されます。まああの頃は皆短命だったみたいですね。

この本は子供の頃のエリザベスの視点で書いてあるので、歴史の勉強にはならないんだけど、それでもアン・ブリーンとキャサリン・ハワードの処刑のことなど、結構生々しく書いてあります。

それからその頃の王室の生活ぶりも面白い。エリザベス皇女ですら3週間に1度くらいしかお風呂に入らなかったとか。クリスマスなどの食事のメニューなんかは20コースくらいの食事が出てきた場面だとか、結構圧巻。でも料理のほうはそんなにすごいのに、衛生面ではすごく遅れていたようで、いかにお城が臭かったかが出てきます。

現代人の私たちは、お風呂だとか清潔だとかが当たり前と思ってるけど、実は昔は清潔さを保つのはご馳走を作るよりずっと大変だったようです。

どうしてこういう本を読んでるかというと、実は今読みかけてる本は、Three Pillars of Zenというかなりまじめな禅の本なので、なんとなく読む気がしなくて、チャーリーの本読んでるんですよ。チャーリーはもう1冊、メアリー1世の本も借りてきてるので、次はこれだな。

そうそう、ヘンリー8世って実は音楽の才能があったらしくて、イギリスではよく耳にするグリーンスリーブスという曲も彼の作曲した作品だそうです。

2010年12月14日火曜日

Origami

子供たちは今日も病欠です。ルイは熱が下がってきましたが、まだチャーリーは37度台です。それで今日は退屈が高じてか、午後はずっと折り紙をしていました。

折り紙って基本的にはイギリスではやりませんが、たまに酔狂な人がアートの一環としてOrigami に凝ったりしてます。私は子供が小さいときは時々やってました。それで二人とも幼い頃から少しはできたのですが、日本に帰ったときや、ごくごくたまに年に一度くらいふと思いついてやるくらいでした。

私も記憶で折れるのは鶴と奴さんくらいなので、日本から本を数冊持って来ていました。そしたら2年ほど前にこちらの本屋で英語のOrigamiの本を見かけたので、それを買いました。日本語の本はやっぱり字が読めないから、子供たちはややこしいのは作りにくそうだったのですが、英語の本を見るとかなり難しいのも折れます。

今日は私がネットで用事をしているうちに、二人でかなり難しいものも折ってました。出来上がりを見てみると、私より上手です。角と角がパーフェクトに合ってるし、本当に丁寧に上手に作ってあります。我が子の作品ながら、本当に感心しました。


2010年12月13日月曜日

サリンジャー、フラニーとゾーイー感想

ちょっとご無沙汰しました。風邪が悪くなって寝込んでました。風邪というよりはインフルエンザですな。

しかも子供たちがまた悪くなったんです。ルイもチャーリーも高熱で1週間学校を休んで、先週は1週間学校に戻ったのに、ルイは土曜の朝から、チャーリーは日曜の朝からまた熱出してます。寝込むほどではないのに、計ったら39度くらいあるのでこっちがちょっとびびってます。もうこれは今年は学校に行けないかも。

私は病気の間にまたサリンジャーの本を読みました。フラニーとゾーイーというタイトルですが、Franny And Zooeyで、本当はゾーイーではなくてズーイーと発音します。

これはライ麦畑に比べるとぜんぜん地味な本なんですが、まあ読んでみてそれもよく分かります。前者は中学生くらいでもわかるかなあという感じですが、この本は大学生でもなかなか難しいんじゃないかなあ。私も大学生の時読んでわかった気でいました、本当にわかってたんかいな。

哲学的、というよりは東洋宗教的考えや引用、名前がかなり出てきます。私は別に系統立ててそういうのを読んだつもりは無いけど、まあ長年のうちにかなり知識は蓄積されていたようで、知っている名前や引用が多かったけど、大学生の頃はぜんぜん知らなかったと思うな。

これもストーリーというほどの物はないんだけど、簡単に書くと、フラニーという大学生がある週末ボーイフレンドに会いに行き、そこで倒れます。それ以来彼女はナーバス・ブレークダウンになり、ニューヨークの実家にこもります。その彼女にお兄さんのズーイーがいろいろ話しかけるというただそれだけです。

実際に登場するのはフラニー、ボーイフレンド、ズーイー、お母さん。それだけです。でもこの家族関係がすごく深いんです。このグラースファミリーは 兄弟が上から、シーモア(男)、バディー(男)、ブーブー(女)、ウォルトとウェイク(男、双子)、ズーイー、フラニー。この全員が一度は神童と呼ばれ、子供の頃はラジオのクイズ番組に毎週ゲスト出演していました。

それでまあ、話に複線はいろいろあるんだけどはしょって、一番大事な点だけに絞ると、この話の7年前に長兄のシーモアが自殺するんです。で、もちろんこの話に直接シーモアはでてこないんだけど、この家族は彼の影響を強く引きずっています。それは自殺したことの影響ではなく、彼が生きていたときの影響です。彼はこの兄弟の仲で、一番心が優しく、一番頭が切れて、知恵深い人物です。

フラニーのブレークダウンの原因は、簡単に言ってしまうと『周りの人間のエゴにうんざりして、宗教的生き方に救いを求める』というところから来ています。けれどもそうすることで家族を心配させ、見かねてズーイーが話をします。

まあ、この辺はかなり難しいというか、哲学的宗教的話がいろいろ出てくるので、興味の無い人にはつまらないかもしれません。

でもまあ、最後がまたサリンジャーらしく、また涙が出そうな一言で終わります。まあ、これを読む人はいないと思うので書いちゃいますが、こんな感じです。

ズーイーが昔ラジオ局に向かう前に、シーモアに靴を磨けと言われました。ズーイーはラジオ局には嫌な人ばっかりだから、あんな人たちのために磨くのは嫌だというと、シーモアは「Fat Ladyのために磨きなさい。」といいます。それでズーイーは分けも分からずいわれたとおりにします。そしてそれ以来靴を磨くたびにFat Ladyのことを考えます。その太ったおばさんは、ズーイーの頭の中でイメージが固まっていきます。暑いポーチに座り、ハエを追い払いながらラジオを大音量で聴いてます。そしてたぶん彼女はガンにおかされています。

するとフラニーも、「私もシーモアからFat Ladyのために、ラジオで面白いことをいいなさいといわれたわ」と思い出します。そしてフラニーのイメージも、そのおばさんは籐椅子に座ってラジオを大音量で聴いていて、やはりガンを患っています。

そうして二人はこの太ったおばさんというのはイエスキリストのことなのだと悟ります。

そのあとフラニーは微笑みながら仮眠に入るというエンディングです。

このファットレイディーのことはそういえばなんとなく覚えてるなあ。そのときはそれなりに感動したつもりだったんだけどなあ。

この話には続編というか、前編と言うか 、「シーモア、大工よ屋根の梁を高く上げよ」という本があるので、また図書館で注文してみます。

2010年12月10日金曜日

ジョンレノン30回忌

水曜に書こうを思ってたことなんだけど、いろいろあって忘れてましたが、12月8日はジョンレノンの殺された30年回忌でしたね。

その日のこと覚えてますか?私は高校1年で期末試験の最中だったんだけど、夕方友達と電話でいつものように長々と無駄口を叩いてました。いくら市内通話とはいえ今より高かったけど、ほんと毎日のように意味なく電話してました。あまりに意味無き会話なので、お互いにテレビ見ながら話したり。そしたらニュースでジョンレノン射殺と流れました。別に私たちはジョンレノンファンではなかったけど、ショックでした。でも一方では、高校生ながら、なるようになったというか、マイケルジャクソンが死んだ時と同じで、 深いところで納得もしたように覚えてます。ビートルズの中でこういう死に方するのはジョンだなあとか。

あれから30年。言い古されたことですが、本当に時のたつのの速さに驚き。


で、その友達とは今でも仲がよくて、日本に行くたびに数回は会ってます。ここ2年はカラオケに行ったり。会っても別に昔と変わらず、だらだらとつまらない話してるんですけどね。カラオケ行っても初め1時間くらいはずっと話していて、でる前にあわてて歌ったり。

マイケルジャクソンが死んだときのことも、こんなふうに多くの人が覚えてるのかなあ。エルビスが死んだときは、私はもうちょっと若かったけど、やっぱり覚えてます。でもそれはエルビスの音楽を知らなかったので、人事のように捉えたけど。

昔はアポロが月に行ったときとか、日本ではオリンピックとかが世代共通の記憶なんだろうけど、われわれの年代はやっぱりジョンレノンかな。

今日は朝熱が下がったので、元気にヨガを教えに行きましたが、また夕方ダウン。さすがにデイブが子供たちを水泳に連れて行ってくれました。まあ、家事はしてくれないけど、こういうことはしてくれます。文句言っちゃ悪い。

今から寝ます。

2010年12月9日木曜日

昨日の話しの続き

今日北デボンジャーナルが出ました。例の記事は1面の下、3分の1くらいの大きさです。5センチx25センチくらいの記事か。

ある匿名の父兄はとても怒っていて、「キリスト教の学校なのに信じられない。もう子供を転校させようかと思ってる。」 とのこと。

そんな、オーバーな。故意的になされたことではなく、ただの偶然、アクシデントなのに。キリスト教の学校ならこういうことが起こらないとでも思ってるのか? それとももしかして、キリスト教の学校の先生がポルノビデオを持ってるなんて許せないという意味か?

しかもこの記事、ご丁寧に『女性のスタッフが持ち込んだビデオデッキに』 と書いてあったところが、なんとも下心ありというか、いやらしいと思いませんか?

ところで私は 子供の風邪がうつって、熱が38度以上でてます。でもお母さんはだからといって休めないんですよね。今日も1時間ほど横になったけど、スーパーに1週間分の山ほどの買出しに行ったりとか、ずっと用事をこなしてました。明日は朝はヨガを教えないといけないし、もうバタンキュー。

2010年12月8日水曜日

チャーリーの学校のスキャンダルの続き

先日チャーリーの学校のスキャンダルの話を書きました。そこで子供たちがコンピューターを見てるとポルノビデオが流れてきた話書きましたよね。コピペします。

『それからこれは別件なんですが、2週間ほど前に学校でちょっとした事件がありました。5年と6年の子供たちが数人でコンピューターを見ていると、一瞬スク リーンにハードコアポルノの映像が映ったんです。そのときの担任の先生は飛び上がってコンピューターを消したそうです。で、話に聞くと前にも一度同じこと があったとか。』

そのことについて昨日校長先生から父兄にメールが来ました。まったくそっけない書き方で、ただ事実だけを書いてあります。 内容はこのとおり。

Dear Parents
The North Devon Journal will probably print the following statement in this week’s edition. The incident took place almost a month ago. The NDJ had been contacted and they rang school for confirmation.
A member of staff has been disciplined after a video machine she brought in from home to replace a broken classroom machine was switched on and a video tape that had been accidentally left in it started to play. Four children briefly saw some inappropriate material. The parents of the children have been kept fully informed of the school's actions, which were agreed by the headteacher and the chair of governors.
Kim Baker
07.12.10

父兄へ
北デボンジャーナル(地方紙)は今週おそらく次のようなコメントを載せると思います。これは1ヶ月近く前に起こったことです。北デボンジャーナルにどこかから通報が入り、学校に確認の電話が来ました。
 『学校のビデオの機械が壊れたのでスタッフの一人が家から別の機械を持ってきたところ、そこに偶然入っていたビデオが流れ、そのスタッフは処分されました。児童4人が不適切なビデオを見ました。学校のとった処分は校長と運営委員に承認され、児童の両親は学校の動きについて通知されました。』

たったこれだけです。別に反論も無いし、新聞社は学校に事実確認したということなので、おそらくこれが事実。私はコンピューターで映ったとばかり聞いていました。ちょっと違うじゃん。

で、気になるのは誰がこのビデオ機を持ってきたか。 これが起こったのはクラス5で、このクラスは先生が二人います。一人は35歳くらいの小さな子供の二人いるきれいな先生。もう一人は去年から来た私と同じくらいの年の独身の先生。でももしかしたら別の先生やスタッフかもしれません。

この独身の先生はなかなかクールな人で人気があります。胸に小さい刺青があって、いつもそれが見えるようにかなり胸元の開いた服を着てます。 ドイツのハードロックバンドのファンで、体育の時間にそれをかけて、子供たちに踊らせたりと、見下す感じでなく子供のレベルで接することができる人で、なかなか貴重なキャラクターだと思います。

彼女なのかな。ポルノビデオ、デッキの中にいれっぱなしにしていたの。それはふかつだけど、なんとなく彼女なら許せるような。

学校関係の人は(一人の日本人の人、Iさんを除いて)このブログ見ないので書いてしまうと、この学校、人間的というか、前もスキャンダルあったんですよ。

ある私と同じ年くらいの年の女の先生 が、ルイの同級生のお父さんと関係を持っていたんです。彼女は既婚で、しかも子供が二人この学校にいました。それでそれが表ざたになると早速子供たちを転校させてました。彼女もやめればいいのに、まだいます。

この先生はもともと先生としてあまり評判がよくないんだけど、おかげで彼女がそのルイの同級生の担任になるわけにはいかないので、ルイは一度もこの先生に当たりませんでした。

この関係、別に真剣な不倫というわけでは全然なく、ただ短期間の浮気だったらしいんだけど。まあ誰が誰と寝ようといいと思うけど、本気ならともかく、遊びならもうちょっと立場とか相手とか考えればと、これはさすがの私もあきれました。


それにしても気になるのは、一体誰がこのことを新聞社に通達したか。やけによく知ってるじゃありませんか。私はこの4人の児童の一人のお母さんに聞いたので、かなり噂の中心で聞いたつもりだったんだけど、その私よりよく事情を知ってる人が通告した?ということはやっぱりインサイダーの仕業か? もしかしたらそのビデオ機を持ってきた人は無実で、誰かがそこにアダルトビデオを入れたとか?




2010年12月7日火曜日

アシュタンガ・ヨガとサイド・フリンジ

先週の土曜には久しぶりにアシュタンガ・ヨガのワークショップを開きました。幸いこの寒波が続いている中、この日だけは雨で気温が5-6度まで上がり、雪や氷の心配もなく8人の人が集まりました。

アシュタンガ・ヨガというのは私がメインにやっているヨガです。マドンナだとかスティングとかがやってるので有名になりました。ヨガっていうのは、くねくねしたポーズをとってじっとしていたり、瞑想してるイメージですが、アシュタンガ・ヨガは始めから終わりまですると2時間以上かかり、汗をかきながら 次から次にポーズをがんがんと取ります。簡単なポーズも入ってるけど、中にはかなり難しいのや、はっきりいって無理なポーズもあります(誰もできているのを見たことが無いポーズ)。そして一つ一つのポーズの間に休みがなく、ビンヤッサと呼ばれる動きでひとつのポーズから次のポーズにうつります。

私が始めてこのヨガをしたときは、翌日体中の筋肉という筋肉すべてが筋肉痛でした。こりゃすごいなあと思ったのを覚えています。

そういうヨガですから、万人向きとういわけではぜんぜんありません。大体アシュタンガ・ヨガをしてる人は若くて鍛えてる人です。私のヨガのクラスは中年や老年の人も多いですから、普段教えているのはもっと一般的なヨガ。

それでも夏ごろになるとなんとなくアシュタンガ・ヨガをやりたくなって、夏休み前の数週間は特別にこれをやります。すると中年のおじさんおばさんたちも結構喜んで やってくれます。スピードとエネルギーがあって楽しいクラスなので、口では難しすぎるとぶつぶつ言いながらも、イギリス人らしいユーモアのセンスで自分のことを茶化しながら、楽しそうに参加してくれます。

それで数年前までは夏休みの間だけ特別にアシュタンガヨガのクラスをしていたのですが、ここ2年間は日本に行っていたので、できませんでした。

それがこの土曜日、北デボン短大が主催してワークショップを開いてくれました。8人生徒さんが来てくれたのですが、こんなに細くて体の柔らかい人たちの集団を見たのは久しぶりでした。教えるほうも楽しかったので、来年からは月に一度くらい自分でホールを借りてワークショップ開こうかなあと思ってます。

ところで今日もすごく寒かった。朝の9時でマイナス5度。今日は最高気温はマイナス1度でした。こうなると家の中でセントラルヒーティングをかけていても、セーターを多く着て帽子をかぶっても寒いですね。

チャーリーはほとんど風邪は治ってたんだけど、今日は寒いし用心しておやすみでした。でも夕方は美容院の予約が入ってたので行きました。実はチャーリーは美容院に行くの初めてなんです。今まではずっと私が切ってたんです。

でも数週間前から、「サイド・フリンジ 」をしたいといい続けてました。フリンジというのは前髪のこと。横前髪?何のことやと思ったら、最近の流行の髪型です。


でも仕上がりの頃から、まだ美容院の椅子に座ってる時点から、腑に落ちないというか、納得できない表情。たぶん慣れてないからだと思うんだけど。私はなかなか似合ってると思うんだけど、でもこういう前髪ってすごくうっとうしいんだよね。だから結局ピンでとめることになるんじゃないかなあ。

最後になりますが、詩のブログ更新したので、よければ見てください。ランニングの詩2篇です。
http://fordfarmpoems.blogspot.com

2010年12月6日月曜日

イギリス激寒

今日朝目が覚めたら外は真っ白ランドでした。でも雪じゃありません。霜です。今日はルイちゃんはやっと風邪がよくなって10日ぶりの学校でしたが、チャーリーはまだ熱があっておやすみです。

8時20分にルイが家を出て、私は10時から村のホールでヨガのクラスですが、ムッチャ寒いので早めに暖房をつけに行くことにしました。それでルイが家を出たすぐあと車のエンジンをかけ、ごしごしと窓ガラスの霜を削り車の中に入ると、なんと中まで霜がはっていました。

ビレッジホールに行く途中見るとまだルイはバスを待っています。もう10分くらいは待ってるはず。この寒い中を。それでホールに行き、戻ってくるとまだぶるぶる震えて待ってます。こんなことでは風邪がぶり返してしまう。それで車に拾って学校まで送り届け、戻ってくると別のバス停では他の子供たちがまだ待っていました。コート着てない子もいます。

寒いけれど天気はいいので、無駄かなあと思ったんだけど洗濯物を干しました。すると干し終わる頃には、ものの5分もしないうちに初めに干したのが凍ってました。

3時半にルイは帰ってきました。バスは何でも45分くらい遅れてきたそうです。あの子達そんなに待ってたのか、可哀想に。それでルイはすごくぶつぶつ言っています。もうバスでは行きたくないとまで。おいおい、そんな、毎朝送っていくのお母さんは嫌だよ。じゃあ歩いていけよというと、膨れてました。



田舎の子なのでどこでも車で連れて行ってもらえるのが普通と思ってるから、ちょっと寒空の下でバスを待っただけで膨れてます。そんなのなあお前、一体今朝イギリス全土で何万人がバスを寒い中待ったと思うんだよ? 車で送ってもらうっていうオプションが無い人のほうが大半なんだぞ。

でもまだルイは機嫌が悪い。水泳も行きたくないとのこと。それで一応体温を測ると、まったく普通です。 こんなにルイが機嫌を悪くするなんて本当に珍しい。

それでもそういう話をしながら、熱い紅茶を飲んでトーストを2枚食べると、すっかり機嫌が直ってました。いくらルイでもやっぱり寒くておなかがすいていると機嫌が悪くなるようです。子供をいい子に育てるには、まず食べ物からかも。ああ、これは男女の仲でも同じか。



2010年12月5日日曜日

佐世保の城島さんとの魚つり

今日も阪神の話題から入りますが、ほとんど野球とは関係ないので、野球見ない人も読んでくださいね。

阪神球団はドリームリンクというプロジェクトをしています。要するにファンサービスの一環なんですが、それで今年の七夕に、甲子園球場のお客さんに短冊に願い事を書いてもらうということをしました。全部で2万5千枚くらい短冊が書かれたそうです。そこには選手とキャッチボールをしたいとか、ウグイス嬢になりたいなんて子供からの願い事があり、 先日のファン感謝祭でそれがかなった子供たちもいました。

そのうちの一人、大阪の武田さんという私くらいの年の人が、「城島さんと鯛を釣りたい」と願い事を書いたんです。武田さんも釣りが好きで、阪神と釣りに同じくらい情熱を持っている人です。

城島選手というのは元パリーグにいたキャッチャーで、大リーグに行ってたんですが、今年から阪神に入団しました。その城島選手、趣味は釣りで(釣りが趣味って言う阪神の選手多いんですよ。どうしてかな。)、趣味というよりはプロ級らしくて、釣りの雑誌に「長崎県佐世保市の城島健司さん」として紹介されていたとか。

それでその武田さんの夢がかない、数週間前に長崎まで出向いて一緒に釣りをしたそうです。それをテレビでやってるのをネットで見ました。平戸市で夜明け前に集合し、五島列島のその先の島まで5時間かけて船で行って釣りをしてました。その辺の明石かどこかで釣ってお茶を濁すのかと思ったら、ぜんぜん本格的です。

結果はかなり大きいのを(80キロくらいの)城島さんは1匹、武田さんは2匹釣ってました。

行く前に武田さんがインタビューされてたんですが、選ばれたことについてどう思いますかと聞かれたら、「待ってましたと思いました。」とのことでした。嘘みたいとか夢みたいとかじゃないんですね。

「短冊を書くときから鳥肌が立ってました。城島選手がこれを見たら、絶対に選んでくれるだろうという自信がありました。」とのこと。

これってすごいですよね。何しろ2万5千人も書いてるんですから。でもなんとなく分かります。勘というか第六感というか、ごくたまになんですが、こうなるだろうなって分かることありますよね。

一日が終わってインタビュアーに城島選手は、「いやあ、すっかり楽しんで、企画だというのすっかり忘れてました。優勝してくれとかホームラン打ってくれとかじゃなくって、釣りを一緒にしたいって言うのがいいですね。一緒に釣りしてると、誰もが仲間ですからね。」と言ってました。

武田さんは「城島さんは最初に集合して会ったときはやさしい感じだったけれど、いざ釣りが始まったら、真剣そものもだった。」とのことでした。

なかなか阪神球団も粋な企画をしますよね。本当に夢のような一日だったことでしょう。私だったら何書くかな。鳥谷選手とショッピングしたいとか、桧山選手とお互い子供づれでお好み焼き食べに行きたいとかかな。

2010年12月4日土曜日

太ることについて

阪神のベテランの鉄人金本さんについて何度か書いてますが、あるインタビューで健康管理の秘訣を聞かれて、「まず食事ですね」と答えてました。

そうか、やっぱりね。栄養に偏りの無いように、肉食中心にならないように、野菜を多くとって繊維を摂って・・・と思っていたら、違うんです。「いつも無理して食べるから、食事に時間がかかって。夏場は食欲が落ちて体重が減って困りました。」とのこと。そして「シーズンオフはいいです。ご飯1杯でいいんだから。あまり食べなくてもいいから、食事が楽しい。」とも。


どうも体重を落とすといけないみたいです。そういえばホームランバッターって、「がんばれ田淵君」じゃないけれど、ちょっと太目というか大きい人が多い。そうなのかと思っていたら、先日も阪神の林選手が、「今年は体重を増やすのを目標にしています。」とのことでした。他にも若手選手など、「もっと体重をつけないかんな。」というようなことをよく言われてるみたいです。

そういわれて比べてみれば、若手の選手に比べて、30歳前後の中堅のレギュラーの選手は結構体ががっしりしています。今年ホームラン王の巨人のラミレスや、彼と争っていた我らがブラゼルも、スポーツ選手としてはちょっと太めといってもいいくらい。

私なんて太りたいなんて思ったこと一度も無いし、これから一生思うことも無いと思うんだけど、そういう人もいるんですね。じゃあドーナツとかポテトチップとかどんどん食べればいいじゃないと思うんだけど、人間の体って太りたいって思っても簡単に太れるものではないのかなあ。野球選手でなくても、俳優とかでも役のために太ったり痩せたりする人いますよね。思いつくのはロバート・デニーロ
。半年だとか1年とかかけて太るのはできると思うんだけど、短期間でというのはもしかしたら痩せるより難しいんじゃないだろうか。

たとえば日本に行ったときの残りの数日とか、短期でフランスやイタリアなどの食べ物がおいしいところに行ったとき、悔いの無いようにおいしいものや食べておきたいものをたっぷり食べようと思うんだけど、悲しいかな人間の体というのは、痩せたいだとか太りたいだとかの希望にかかわらず、大体同じくらいの量しか食べられませんよね。だからいくら太りたくても、そう簡単には行かないんだろうなあ。

昔このブログに、「どうして細い人は太くないのか」という番組を見て、そのことを書きました。リンクはこちらです。
http://myfordfarmdiary.blogspot.com/2009_01_01_archive.html
これの1月29日を見てください。
そのことをすごくかいつまんで説明すると、人間の体には現状の体重を維持しようというすごく強いメカニズムが合って、ちょっとやそっとではそれは変えられないとのことです。だからせっかくダイエットしても戻っちゃう人が多いわけです。

私もそのとおりだと思う。きっと頭か体かのどこかにサーモスタットのようなセットポイントがあって、これが変わらない限りは体重って大きくは変わらないんだと思います。だから逆に言うと、カロリーがどうのこうのというよりも、マインドセットを変えるほうが効き目あるんじゃないかなあ。たとえば「55キロが普通」であったのを、「50キロが普通」と変えること。まあそのマインドセットを変えるというのが、カロリーを数えるよりも難しいと私は思うんだけど。

じゃあ野球選手はがっちりした奴ばかりなのかと思われるかもしれませんが、それは役割しだいで、やっぱり盗塁王とか狙う人は細いほうがいいみたいです。内野手も守備の面では細いほうがいいでしょうね。投手はどうかなあ。

ところで先日阪神のファン感謝デーというのが甲子園球場であったんですが、そこであの掛布さんが出てました。野球ファンでないひとも、私以上の年代の人なら 掛布の顔知ってますよね。その掛布さん、すごく太ってたんです。めがね掛けて頭もちょっと薄くなってたから、もうぜんぜん分かりませんでした。

そしてそのあとOB戦があったんですが、みんな太ってた!絶対体重3桁だなという人もいました。今のタイガースの監督で、今も昔も変わらず男前の真弓さんがバッターボックスに入ったんですが、体だけ見るともうぜんぜん昔の面影はありません。 デブでは無いけれど、あのすらっとした感じはまったく無し。まあ中年太りというしかありません。

そう思うと、私のセットポイント説は間違いなのかということになるんだけど、やっぱり現代人は何もしないと中年太りするっていうのは自然の成り行きのようです。特にスポーツ選手は、運動量ががくっと減るからあぶないみたいですね。ああ、それとも「中年になると太る」と思い込んでるから太るのかな。引き寄せの法則で。

鉄人金本さんもお気をつけください。デブの鉄人なんて見れないですからね。

話はまったく変わりますが、詩のブログ更新しましたので、よければちらりと覗いてやってください。食べ物の詩なので、ちょっとは関係あるかな。
http://fordfarmpoems.blogspot.com/

最後に、若きすがすがしき掛布選手と、解説者掛布さんです。


2010年12月3日金曜日

調子の狂う寒い週

今週は何というか歯車が合わないというか、あってないような週でした。

まずすごい寒波です。これって先週木曜くらいから続いてるんだけど、こんなに長く続くのは珍しい。この辺は被害はそれほどでもなくて、雪も昨日ちょっと積もったくらいですが、お隣のコーンウォールなんて月曜から休校だし、ロンドンも空港が閉鎖になってました。明日からちょっと温かくなり、そのまた来週から寒くなるってことなんだけど。

寒いのは景色がきれいだし、雪が降ると嬉しいので 、たまにはいいんだけど、続くといろいろ面倒なことになるので、困りますね。いろいろキャンセルになって予定も変わるし、暖房代もかかる。

しかも火曜には車のエンジンがかからなくなったんですよ。ちょうど友達とパブでランチを食べたあとだったんですが、別れたあと車に乗ったら、イニション入れると音はするんだけど、スタートせず。それでレスキュー会社を呼んだんですが、やっぱりだめで結局修理屋に持っていってもらいました。翌日には直ったのでそれはよかったんだけど、2時にパブを出て家路に着いたのは日も暮れかかった4時でした。その間パブでコーヒーを飲んで待ってたんだけど、これがこの寒い日に、何も無いところで故障したらとちょっと怖くなりました。

そう、この寒さはそんな感じなんです。外で車が故障したり暖房が壊れたら大変なことになるなあと、身の危険を感じるような寒さです。それで車の中にはホッカイロと毛布をおいておくことにしました。暖房はガスのストーブが1台あるので、それさえあれば大丈夫かな。食料品はいつもたっぷりあるのでうちは大丈夫ですが、ロングライフのミルクとかシリアルとか非常食用に買いだめしてる人も今週はいました。ヨガのほうも、運転するのが怖いから休みますという人が数人いました。

その上ルイは日曜から熱で学校を休んでます。チャーリーも水曜の夜から熱で、木曜と今日は二人も病人が家にいました。結構高熱で、しかも長々とよくならないんだけど、結構元気にしてます。まあ外はこれだけ寒いから、風邪で家にいるのも悪くないのかもしれません。

そんなわけで、特に困ったことがあるわけじゃないんだけど、なんとなく調子が狂う一週間でした。でも子供たちは熱にもかかわらず結構元気で楽しそうに家にいるし、大きくなったので数時間なら放っておいて私は外出できるし、まあ寒いからしょうがないよな、というような週でした。

2010年12月2日木曜日

ちびっ子祭り

 野球選手はこの季節オフなので、若手の選手はキャンプやらトレーニングに励んでいますが、中堅やベテランの選手ではチャリティーに活躍してる人がたくさんいます。

よくやってるのは今年使ったユニフォームや帽子、ヘルメットなどをサイン入りでオークションしてます。ちょっとヤフオクで見てみると、ちゃんと状態のところに「中古」と 書いてあります。この間引退した阪神矢野選手のサングラスなど、何十万で落ちてたみたいでした。

それからホテルなどでのチャリティーディナーというのもあります。これは数人の選手が集まって、お客さんと食事をし、お話をしたりサインしてもらったりというもの。でもこれは一人3万円位してました。だからまあ普通の家族連れが気軽に行けるものではありませんね。お金のあるところから集めてチャリティーにまわすんだから、まあいいアイデアです。

あとは選手が自分で寄付してるのもあります。たとえば去年惜しまれて引退した阪神赤星選手は、毎年盗塁数と同じ数だけ車椅子を寄付していました。彼は盗塁王ですからすごい数ですよ。それから誰か忘れましたが、盗塁を決めるたびに10万円寄付してる人もいました。今年引退した矢野選手は背番号が39だったんですが、それでサンキュー基金というのを作って、これも筋ジストロフィーの団体に寄付していました。

阪神には桧山選手という人がいます。彼は今年確か42歳。生え抜きのタテジマで、阪神に入って20年になります。かつては4番を打ってたこともあるそうなんですが、いまは大体代打で出てきます。これがまた勝負強くてよく打つので、「代打の神様」と呼ばれ、阪神ファンには本当に愛されてる選手なんですよ。そうそう、顔もなかなかかっこいい。

その桧山さんって本当にシーズンオフはチャリティーに明け暮れてらっしゃいます。 ディナーショーもしてましたが、そのほか京都市の図書館に100万円寄付したり、神戸の育英会に寄付したり。それだけではなく、神戸のあしなが育英会という、両親を亡くした子供たちの団体に毎年慰安訪問をしてるそうです。そこでは1日を過ごし、いろいろ子供たちの話や悩みを聞いたりとのこと。そして昨日はまた別の身体障害児の団体に他の選手3人と訪問にいっていたとの報道がありました。

それで報道陣が「大変ですね、ご立派ですね」というような声をかけると、いつも「いや、僕のほうが皆さんに接して元気もらっています。」とニコニコと答えてます。

そして一番桧山さんらしいのが、この間の日曜日の京都の某所で行われたというちびっ子祭り。これは桧山さんが自分のブログで小学生とその保護者を集って、抽選で100人が集まって1日ゲームや野球やキックベースボールをして遊んだそうです。ブログの写真で見ると、どうもどこにでもある公園みたいです。そのあと自分の子供とその友達数人を連れてお好み焼きを食べに行った写真も載っていたので、本当にその辺のおっちゃんが子供集めて1日遊んだような感じ。

私も日本に住んでいたらチャーリーをダシに使って絶対応募したのに、悔しい。

そのほかにもオフの間は九州や四国や、あちこち実家に帰ってる選手もいますが、そういうところでも地元の少年野球に顔を出したり、金銭的サポートをしてる選手もたくさんいます。

まあ私は阪神の選手しか知らないんですが、どこの選手でも、あのにっくき巨人の選手でも同じように皆さんがんばってることでしょう。

昔、20年前は野球選手がチャリティー活動するって話ぜんぜん聞いたこと無かったんだけど、時代が変わりましたね。日本ってイギリスに比べると、庶民レベルでもマスコミや政治レベルでもチャリティー活動ってまだまだ活発では無いけれど、それでも昔に比べると、こうやって野球選手もしてるし、盛んになってきてるんでしょうね。

特に子供が見上げる野球選手がこういうことをするって言うのは、「チャリティーなんて照れくさい、ダサい」というイメージを払拭するにはすごくいいですね。

それにしても桧山さん、好きだなあ。 阪神ファンは男も女もみんな桧山さんに惚れてます。

2010年12月1日水曜日

風邪の季節

 今週はルイが学校を休んでいます。まあこんなに寒いから、風邪引くのは仕方ありません。新しい大きな中学にいったから、今までよりも新しいウィールスに遭う機会も多いしね。本人はあまり辛そうではないんだけど食欲は普段の3分の1くらい。最初は微熱だなあと思っていたら、昨夜は39度もありました。でもベッドでうんうんうなるとかそんな感じではありません。ソファーでごろんとテレビ見たり、ベッドでのんきそうに本を読んだりしてます。

でも相当退屈してきたみたいで、咳はあるんだけど明日は学校に行くと言ってます。1時間目と2時間目は体育でラグビーなので、3時間目から連れて行こうと思ってます。体育見学するにしても外で立って見るそうですが、明日予想気温はマイナス6度なんですよね。そんなのまた病気になります。

チャーリーは風邪を移されたくないのでルイを避けてました。というのは今日は水泳クラブ内で大きな銀のトロフィーを賭けた11歳以下の競泳があったからです。でも今日学校から帰ってきたら、案の定チャーリーも熱を出していました。それでも絶対泳ぐと言い張るので、熱止めを飲ませてデイブが連れて行きました。

結果はそんなにしてまでがんばったのに勝てなかった。中学1年生の子にほんのわずかの差で負けたそうです。よっぽどがっくりきてたと思うんですが、デイブいわくニコニコ笑って、そんなそぶりはぜんぜん見せて無かったとか。でも心の中ではきっと悔し泣きしてたよ、あの子は。でもタイム自体は自己最高だったので、熱にも負けずがんばったみたいです。

私は夜仕事に行ってたのでその様子は見てないんですが、きっと明日はチャーリーは思いっきり熱が出ておやすみだろうなあ。

私も油断してると、風邪がうつりそうだから、ゆっくり休養しなければ。最近ストレスっぽいことが多いんですよ、洗濯機が壊れたりとか。そして昨日はなんと車がエンジンがかからなくて、レスキューの会社にレスキューされて、車は修理に出たし。それでさっき仕事の帰りにジャムの入った ドーナツ買ってきて今コーヒーと一緒に食べました。まあ、甘いもの食べるくらいでストレス減るなら結構結構。どんどん食べてやって、明日も元気にやろう。