2016年1月31日日曜日

イギリスもコネ社会

日本ってコネ社会って言われてますよね。

数年前なんですが、あるイギリス人としゃべっていて、その人が「成功ってどんなコネがあるかで決まるからね、残念ながら。」と言ったのを覚えています。イギリスって、確かに階級社会の名残はまだありますが、一方では公平な価値観のある社会だと思うので、意外に感じました。

それがですね。最近ルイの大学入試のワークエクスペリエンスを探すのに、やっぱりその人の言葉の通り、イギリスもコネ社会だなあと実感しています。

「医学部受験のための手引き」みたいな本を買ったのですが、そこには、WEの見つけ方に、「まず医療関係につながりのある人のリストを作りなさい。親の友達、友達の友達、近所の人など。どんなに遠くてもとにかくリストを作り、手当たり次第、紹介してもらえないか聞いてみなさい。コネを使うのは、まったく正当なやり方です。(perfectly legitimate )」と書いてありました。

我々の経験はこうです。

自分でコネなく探したのは、 2年前私が電話して探した薬局くらい。そのときもルイがたくさん手紙を書きましたが、うまく行ったのはこの薬局だけでした。

今年になって医学部受験準備が本格的になって、あちこちの病院等に問い合わせましたが、コネなくコンタクトしたものは、まだどこからもいい返事が来ていません。

WEが決まったものは次の通りです。

病院の心臓医
チャーリーのボーイフレンド(ルイのスイミング仲間)のお父さんがその心臓医。

近所のクリニックの見学
ライフセーバーのコーチの一人がお医者さんで、その人のつて。

ロンドン郊外の病院の半日見学
私の友達がICUの婦長さんで、その人についていった。

近所の障害者などのチャリティー
近所の人のつて

それから今照会中なのが、隣町のクリニック(水泳クラブのあるお母さんがそこのお医者さん)と、老人ホームのバイト(ルイの友達がそこで働いている)。

本当につくづく思いましたよ。イギリスってコネが幅を利かす社会なんだなあって。

ところで、私とデイブはこの土地ではよそ者だし、会社で働くわけでもないので、ルイの親にはそれほどコネがありません。ルイのコネって、ほぼ全部水泳とライフセーバー関係なんですよ。

別にそういった意図があって水泳をさせていたわけじゃないですが、今になっては本当にこれに助けられてます。

だから、イギリスで子供を育てるお母さんは、水泳に限らず、地元のスポーツクラブや学校のPTAなど、積極的にかかわっておいたほうがいいですよ。 本当に何が身を助けるかわかりませんから。

ではこちらもよろしく

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

中華食料品店でかったザーサイ。ちゃんとPickled vegetables for studentsと訳されてますよ。

2016年1月30日土曜日

人にどう思われても、ぜんぜん気にする必要がない件

先日こんなことがありました。

夕方仕事に行くのに、住宅地を車で走っていました。ここは車が道の両側に駐車してあり、対向車に出会うと、どちらかが止まって道を譲らないといけません。そして結構対向車が来るのです。

私は右折して、学校の門に入りたかったのですが、その門から車が出てこようとしていて、その門の前にまた別の対向車が来たので、停車しました。厳密に言えば私の車に優先権がある位置だったのですが、その2台の車が通り過ぎないと学校の門に入れないので、待ってました。向こうは、私の意図がすぐにわからなかったので、あちらはあちらで止まって、私が行き過ぎるのを待っていました。

その間ほんの5秒くらいだったのですが、私の後ろから来た車が、クラクションを鳴らしたのです。私の前の様子が見えないから、私が意味もなく止まっていると思ったのでしょうね。

それで無視して、ヘッドライトをフラッシュしたり指示器を出したりして、その向かいの車も私の意図を理解して、無事にみんな通れました。

でもその間も、私の後ろの車は、何度も、住宅地というのにクラクションを鳴らすのです。せいぜい2~30秒くらいの間にです。

過去に、これは経験ある人も多いと思うけど、こんなことも数回ありました。 細い道から大きい道に出るときに、車の流れの切れ目を長く待つことがあります。その時に、後ろの車がじれったくなって、クラクションを鳴らして、早く行けと催促するのです。

 つまりどちらも場合も、彼らの車の場所からは、私が見えているものが見えないのに、発車しろと文句つけているわけです。

(まあ、住宅地で必要もないのにクラクションを鳴らすようなマナーのないドライバーは、気にすることもないのですけどね。)

これで思いました。人生って、人があれこれ、求めてもないアドバイスしてきたり、どんな風に思われても、ぜんぜん気にすることないなあって。

他の人には、自分の状況、自分に見えているものが、全部はわからない。他人はもちろんのこと、家族や仲のいい人でも、自分にわかっている状況がすべてわかるわけではない。そういう人達に何を言われても、思われても、ぜんぜん気にすることないのです。そういう人は、私の目の前の道路状況が見えずにクラクションを鳴らすドライバーのようなものなのです。

大げさな人生論に発展しちゃいましたが、仮免をとったルイにも言っておきました。後ろでクラクション鳴らされても、あわてて発車しないで、常に自分の目と判断力で運転するようにと。

ではこちらもよろしくね

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ
チキン、おいしく出来てました。ごろごろしてるのはしんじゃが。でもちょっと脂っぽかったので、次回は工夫します。

2016年1月29日金曜日

スロークッカー

まずは伝言から。

先日「インドで隠居」の記事にコメントいただいたねこなすさん、Fooさんからねこなすさんへのメッセージが「インド隠居」のコメント欄に届いてますから、見てくださいね。

では本題です。欲しいなあ欲しいなあと思いながら、そしてそんなに高いものでもないのに、なんとなく機会がなくて買えてないものってありませんか?私はそのひとつがスロークッカーです。日本にもあるんじゃないかと思うけど、シチューや煮物などをするときに、材料を入れてスイッチを入れて1日中放っておくと、夕方には出来ているという優れものです。

こちら。かなり場所をとるのが難点。
何が優れてるかというと、安いお肉を買って煮込んでも、とろっと口で溶けるくらいおいしくやわらかく出来上がることです。しかも、材料を切って入れて、調味料を入れるだけ。なのですごく簡単です。

特に我が家みたいに、毎日のように午後遅くに料理して、食べる前に水泳のトレーニングに行って、帰ってから食べるという食生活の家族には、家に帰ってくると熱熱の料理が待っているというのは、すごくありがたいことなのです。

そんな優れものをなぜ今まで買わなかったかというとですね、実はひとつすでに持っているからです。これはデイブの15年近く前に亡くなったお母さんが、まだ生きているときに、いらなくなったからとくれたものです。でも二人用で小さくて、しかも電気のコンセントが鍋の部分から取り外せないから、洗いにくいのです。

形見って言うわけじゃないんだけど、そういう事情があり、なんとなく買い換える気になりませんでした。というか、買い換えるなんて思いつきませんでした。

それが昨日スーパーで買い物していると、15ポンドで売っていたんです。サイズは5.5リットルで、8人分くらい作れます。しかも私は手元に、「70ポンド以上お買い上げいただくと、9ポンド引き」というバウチャーを持っていたので、何かこの機会に買っておくものはないかと、探していたのでした。

15ポンドは3000円弱。安すぎる気がしたので、スーパーの人にこれで値段があっているかチェックしてもらうと、その人も、「まあ、たったの15ポンドだって、お買い得ね。」と言ってました。

それで今日は、早速八宝菜を作りました。お鍋で作るいつものとはちょっと感じが違ったけど、おいしかったです。

明日はプリマスまで朝から水泳の大会に二人を連れて1日中出かけますが、出かけるときにチキンを一羽丸ごとを野菜とジャガイモと一緒に入れて、家に帰る頃には出来上がり・・・・・・ということを目論んでいます。

出来たら報告します。

報告なかったら、失敗して冷凍ピザ買いに行ったと思って置いてください。

ではこちらもよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月28日木曜日

医学部行く?の巻き、その2

ルイが来年医学部を志願するかどうかですが、今週になって、「遺伝子に興味があるから、医学部ではなく、遺伝子学部に行こうか、それとも生物化学部に行こうかなあ。」と言い出しました。

イギリスで大学に出願するときは、5つの大学に願書を出せるのですが、医学部は4つまでしか出せません。だから滑り止めの5つ目は、医学部以外の学科を選ばないといけません。(浪人覚悟なら、選ばなくてもいい。)なので、他の学科を考えるのはいいことなんだけど、ちょっと心が揺らいできてるようです。

心が揺らぐ理由は、まず何よりも、医学部(歯科学部、獣医学部も)が、他の学部よりも格段に難しいことです。医学部以外の学部なら、今の成績を維持できれば、まず問題なくどこかに入れます。

そして医学部以外の場合、一応面接のあるところもありますが、成績さえよければ入れるようです。つまりワークエクスペリエンスとか、自己アピールの文章やら、ややこしいことがそれほど必要ないんです。

願書を出す大学も、医学部以外ならオックスフォードやケンブリッジも視程距離内だけど、 医学部ならば、細かい事情があり、もう今の時点でこの二つの大学は除外して考えています。

そして医学部に入ったら、大学によっては最初の週から、患者さん相手に実習が始まります。(最初は血圧測ったり、簡単なことでしょうけどね。)それにもちょっとびびってるようです。大学を卒業したらしたで、インターンのジュニアドクターの時代が無茶苦茶大変なので、それも心配してます。

でも何よりも一番考えるのは、自分が本当にお医者さんになりたいのかだと思います。

医学部の面接というのは、いろいろ厳しいことを質問されて、多くの学生がほうほうの体で面接室から出てくるようです。何がそんなに質問されるかというと、究極のところが、手を変え品を変え、医者になりたいという動機を試されるのです。つまり、「医者になりたいという信念をゆるぎなく持っているかどうか」を試されるわけです。

でも17歳で、自分がこの先の40年間も捧げる仕事を、そう簡単に、疑問を感じずに確信を持って選べるほうが、ちょっと怪しいんじゃないかと思います。深く考えれば考えるほど、わからなくなってきて、それでも考え続けてこそ、本当に決断することができるんじゃないかな。

何かを選択することは、他の可能性をあきらめること。17歳の自分の前に大きく広げられた無限の可能性の中から、たった一つを選んで、その他を放棄すること。

大変なことです。

迷うのは大いに結構。志望動機を固めるには、まず揺るがすことからはじめるべきなのかもしれません。

医学部に行かないなら、何を勉強するのか。大学を卒業した後、研究生になるのか。それとも就職するのか。それとも先生になりたいのか。研究生になるなら、その学資はどこから調達できるのか。就職先は、どういった可能性があるのか。

その辺をしっかり調べて、結論をだして欲しいです。

来週は病院の心臓医のシャドーイング、らい来週は近所のクリニックで2日間ワークエクスペリエンスです。それを経て、医学部を目指すか、他の道を行くのか、徐々に気持ちが固まっていくことでしょう。

母親としては、医学部に行けば、もうその先はまっすぐに進むのみだから、行って欲しい気持ちもある。逆に医学部受験は難しいから、その後の浪人の可能性とか考えたら、他の学科でその道を追求したほうがいい気もする。

でも結局は、本人が将来何をしたいのか。医者になるか、研究者になるか、就職するか。私は出来る限り口を挟まないようにするつもりです。

これだけは、自分で決めるしかない。

ではこちらもよろしく

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月26日火曜日

インドで隠居

イギリス人の間では、ずいぶん昔から、定年したら外国で隠居生活を送りたいという人がよくいました。大体がスペインかポルトガル。もうちょっと足を伸ばしたら、ギリシャとかカナリア諸島、マルタ島ってことろでしょうか。最近はオーストラリアやニュージーランドもよく聞きます。

イギリス人が外国で隠居したい理由は、まず一番に気候です。それから、イギリスは物価が高いので、物価が安い国で暮らしたいというもの大きい理由でした。でも欧州通貨統合以来、多分スペインポルトガルは、その面での魅力は薄れたはずです。

そうしたら今日、インドで隠居生活を送る番組をやっていました。

8人の(なんちゃって)有名人が(そのうち一人はハリーポッターのスプラウト教授)、隠居の地をインドに定めるかどうかを決断するために、3週間インドで暮らしてみるという番組です。

番組自体は、インドをテーマにしてる割には、それほど面白くなかったです。たぶん、インド自体よりも、出演者たちがどう生活してるかを映しすぎているからでしょう。描かれるインドも、マーケットとかトイレが汚いとか、カースト制とか、ヨガとかヒンズー教徒か、わりとありきたりで、珍しいものはありませんでした。

でもインドで隠居するって言うのは、すごく斬新な考えで、惹かれてしまいましたよ。生活費なんですが、外国人用の高級マンションで使用人を雇っても、月に200ポンドで足りるそうです。3-4万円くらい。このマンション自体は、すごくきれいでした。

私は子供たちが大学に行ったら、数ヶ月一人でインドに行こうと決めてるんだけど、これを見たら、行くだけじゃなくて、住んだらいいんじゃないの?という考えがどんどん広がって行きます。

マンションはきれいでも、多分使用人が働かないとか、電話がつながらないとか、トイレが流れないとか、いろいろストレスのたまることはあるのは想像できます。けれども一旦インドに住んじゃえば、そういうもんだと、どんと構えられるんじゃないかなあ。

でもこうしてインドの映像を見ていると、インドもいいけど、タイとかインドネシアとか、インド以外の国にも惹かれるなあと思い始めました。中国にもなにか心捉えられるものがあるし。

それで、こういうプランを思いつきました。

まず今の家を売って、どこかに(もしもその時子供の一人が家族とどこかに住んでいたらその近くで) 、ベースとなるような小さい家を買う。そこに最低限の生活スペースを確保し、厳選した家財道具と私物を置いておく(残りは処分)。

1年の10ヶ月くらい、上記の国や、その他の物価の安い国で、どこかに住所を定めて住む。住む国は、その年毎に決める。

6月ごろはイギリスはすごく過ごしやすいので、その頃は2ヶ月ほど毎年イギリスに戻る。イギリスに戻る前に、金銭的余裕があれば1ヶ月くらい日本に寄ってもいいですね。

定年後の隠居暮らしのことなんて考えたこともなかったけど、今日初めて頭に浮かびました。ちょっとわくわくしたりして・・・・。

この上記の番組はあと2週間続くのですが、いったいこの8人はどんな結論を出すかな。

ではこちらもよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ


2016年1月25日月曜日

日本人のしぐさ等

たとえば人が何人かいる前を横切って通るときなど、「前を失礼」って感じで、ちょっと腰を曲げて、片手で拝むようなしぐさをして通ることってありますよね。わかります?日本ではごくごく日常的な、誰でもするしぐさです。

それから街で顔見知りの人に出会ったら、ほんの少しだけ、首をちょこってお辞儀するのも普通の行為ですよね。ごくごく軽く、腰を曲げるかもしれません。

イギリスにこれだけ長く住んでいまさら書くのもへんですが、これって考えてみたら、すごくすごく日本的なしぐさだと思います。イギリスでは絶対に見かけないし、アメリカやヨーロッパでも見かけない。多分中国でも見かけないと思います。アジアのことは詳しくないのでわからないけど、どこかで似たようなしぐさがあるのでしょうか?

私は日本以外では、一度も、テレビでも実際にでも見たことないです。

深々とするきちんとしたお辞儀も、どこで見たこともないけど、なんとなく、韓国とか中国とか、どこかアジアにありそうな気がします。お辞儀よりも、上に書いたようなちょっとしたしぐさが、本当に日本らしいなあと感じます。


ほかには、すごく日本独特だなあと思うのは、(主に)若い女性の甘ったれたような、高い声のぶりっ子っぽい話し方。これを高校生たちがするのは、別に本人たちの勝手です。若者には若者のゲーム的行動規範があるのでしょう。

たまに、公共の場面でこういう話し方に出会うことがあります。店の店員だとか、店や会社の受付の人がそういう話し方をすると、普段日本に慣れていない私はかなりぎょっとします。外国人も、きっとすごく驚くというか、どういう反応していいかわからないんじゃないでしょうか。

これも絶対日本だけなんじゃないかと思うけど、韓国とか、他のアジアの国ってどうなんでしょう?

別に個人個人の女性がどういう話し方しようとその人の勝手で、私が口出しすることじゃありません。でも、大人の女性が、社会に出てまでああいった子供じみた甘えた声で話をするような社会っていうのは、どうなのでしょう。明らかに女性の自然な話し方ではないわけで、そうやって、周りの男性に媚びるように話す習性になってしまうって言うのは、どこか社会がゆがんでる気もします。

話は飛ぶといえば飛ぶけど、昔私が中学生とか高校生のころ、女子が丸文字を書くのが流行って、社会問題にまでなりました。私もやったけど、大体皆、普通の文字と丸文字を使い分けていました。まあ、レタリングのようなものですね。

でもたまに、丸文字しか書けない子もいたと思うんだけど、あの子達もいまや50歳前後。どんな字を書いてるのかな。

ではこちらもよろしく

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月24日日曜日

Gap Yearと浪人

イギリスの学生は、高校を終えるとよく、大学に行く前にGap yearというものをします。高校を卒業して、大学に行くまで1年間旅行をしたり、バイトしてぶらぶらしたりする時期です。昔は大学が無料で、しかも返さなくてもいい奨学金のようなものをくれたから、みんなバックパックを背負って旅行してました。今はそういう制度がなくなったので、バイトして学費を稼ぐ若者もいることでしょう。

皆が皆するわけじゃないけど、これは世間的にはポジティブなものと捉えられています。大学に行ったらこの先ずっと勉強、仕事なんだし、バックパックを背負ってアジアを一人旅するのは、人間の成長にもつながると思われてるわけです。

でも大学の入試はどうするの?って思いませんか?これは、こういう仕組みになってるんです。

高校を卒業する直前に、Aレベルという試験を受けます。大体3科目か4科目です。(かなり難しい)

高校の最後の年の半ばくらい、Aレベルの試験を受ける前に、大学に申し込みます。これには、学校からの内申書みたいなものと、自分で書く、自己アピールの書類と、大学によっては面接で決まります。そして条件付仮合格を受け取ります。条件とは、「Aレベルの結果がAAB」などです。

そして条件どおりの結果が出せれば、その大学にいけます。

ギャップイヤーの生徒は、大体がもう次に行く大学から合格を受け取り、「1年後に入学する」という合意を受けているんですね。だから、悠々と旅行できるわけです。

もしも条件を満たす結果が出なかった場合は、翌年Aレベルと受けなおすことも出来て、これは日本で言う浪人と同じかな。

でも、受けなおさなくても、翌年そのAレベルの成績で、もっと入学条件の甘い大学を受けることも出来ます。これはAレベルを受けなおさなくてもいいから、やっぱり遊んで暮らせます。

ルイのように医学部に行きたいという生徒は、不本意ながらGapYearをやらなければいけない生徒も多いです。印象では、日本で有名大学を一浪する人達の数と同じくらいか、それ以上なのではないでしょうか。

医学部浪人のばあい、普通はAレベルの受けなおしはできません。けれど、浪人になる理由は、Aレベルの結果ではなく、ワークエクスペリエンスなどが理由のことが多いので、もっとワークエクスペリエンスをしたり、医学に関するリサーチをして、自分がいかに医学部に向いているかをより強くアピールできるように切磋琢磨するわけです。

これはきっと厳しいことだと思いますよ。勉強が足りないなら勉強すればいいけど、「ちょっと志望理由があいまい」などの理由で落ちたら、どうしたらいいのか、なかなか自分を動機付けるのが難しいと思います。

こういうことを考えると、イギリスに比べ、日本の学校は成績がよければ合格なんだから、数字がものを言う公平なやり方だといえますよね。

でも逆に、大学からしたら、数字だけで成績だけで学生を取るというのは、もしかしたら一番いい方法ではないかもしれません。

特に医学部の場合、18歳で入学した時点から、もう医者になることがきまってるんだから、医者の職業訓練学校のようなものです。だから面接や動機が重要視されるのは、不公平のようでも、長期的には大学にとっても本人にとってもいいことかもしれません。

ではこちらもよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

スター・ウォーズ、The Hateful Eight, The Revenant

最近続けて映画を見ました。

スターウォーズは、35年位前に最初の映画が出てきたときに見て、それ以来です。そのとき、「面白いけど内容薄いな」と子供心に思ったのですが、これだけカルトになった映画ですから、きっとすばらしいに違いありません。

それで映画を見に行く前日に、ネットで「3分でわかるスターウォーズ」みたいな記事を読んで、下準備して行きました。

でもちょっとがっかりでした。昔と同じ。面白いこた面白いけど、 そんなにいいかな~って感じでした。年のせい?ってことはない様で、うちのルイもそういってました。

タランティーノのヘイトフル・エイトはすごく面白かったです。長い映画だけど、見始めたらぜんぜん退屈しませんでした。まさにタランティーノと思わせます。この人、本当に映画作るのうまいと思う。

でもでも、やっぱりタランティーノはタランティーノ。血やら銃やら内臓やら脳みそやら、そんなものがやたらと出てきます。すごくリアリスティックな量の血が出たり、脳みそがぶっ飛んで、その辺が脳みその破片だらけになったりするんだけど、それが逆に現実感がないんです。暴力があんまりにもあっさり行われるから、それにまつわる感情が全然なくて、割とあっさり見れます。その辺がタランティーノの才能なのでしょうか。

まあ面白いけど、感動したり何かを得たりする映画ではありません。前作のジャンゴのほうがおもしろかったな。

そして、デカプリオ主演のレヴェナント。すごく話題になってます。それで期待してみたんだけど、これも期待が高すぎたかな。よく出来た映画だけど、とにかく長い!引っ張るんですよ。こちらも血がどんどん流れて、人がどんどん死にますが、感情が入っているから、人が死ぬのを見るのが苦しいです。

この中でデカプリオは、インディアンに襲撃され、熊に襲われ、射殺されかけ、窒息させられかけ、生き埋めにされ、餓死寸前になり、川を流され滝を落ち、吹雪にあい、崖を馬ごと落ち、それでもなおかつ生きているどころか、回復していきます。

ワンピースのキャラクターか。

まあまあでしたね。

というわけで、もう1ヶ月で2回も見たけど、またあのSearching for SugarmanのDVDが見たくなりました。明日見るかも。

ではこちらもよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月22日金曜日

ルイのボランティアの初日

水曜に、ルイは新しいボランティアに行きました。

ボランティアに行くのは、何も善行を積みたいからじゃありません。医学部受験するのに、ボランティア経験が必要だからです。出来れば、老人とか障害者とか、医療に直接関係のあるボランティアが良いんだけど、直接は関係なくてもオッケーです。働くことによってコミュニケーションの力がついたり、協調性が養われたりするし、まず何よりも「無償で援助が必要な人のために働く」という意欲が問われるようです。

行ったのはビデフォードの街の大きい公園の隅にある温室。ここで、障害者や中毒者、失業者などの人達が、ガーデニングを習ったり、販売用の苗を植えたりするプロジェクトです。

この日は今年一番寒い、気温3度くらいの日だったのですが、厚着してカイロもって、長靴はいて出かけました。寒いけど天気がよかったので、気持ちのいい天気でした。

割と元気そうに帰ってきたのでうまく行ったのかと思ったら、ちょっとはずれだったそうです。障害者や知能障害を持った人は誰もいなかったとか。いたのは10人近くの失業者の男たちでした。失業保険をもらうかわりに、ここに働きに行かされてるらしい。

確かにちょっと最初の意図とは違うけど、ルイは刺青した失業者のおっさんたちと会話をする機会なんて普段はないから、それはそれで、社会勉強というだけでなく、コミュ力をつける練習になったんじゃないかな。

しかも調べてみたら、やっぱり長期失業者は病気になる人が多いとのこと。精神を病んだりアル中になったり自殺も多いです。だから医療と無関係ではないのです。ボランティアに行って無駄はないようです。

今日別の人と話をしていたら、このルイの行った社会プロジェクトのことが話題になりました。割と評判のいい団体らしいです。

来週は、老人ホームのキッチンのバイトの面接に行くようです。こちらもどれだけ、実際に老人の人達とコンタクトがあるかわからないけど、働いていれば何かあるでしょう。

しかしですね~。

最近、老人や身障者、精神障害者などの人達と関係あるボランティアを・・・・を、まるでバンパイアのようにそういった人達を捜し求めてる気がする。そんなつもりはないのになあ。

あ、そしてそして、これはすごく楽しみにしているのですが、2月の頭に総合病院で心臓の専門家のお医者さんを一日シャドーする(ついて回る)ことが決まりました。今、何着て行くか、頭を悩ませてるところです。

つまらない話ですみません。今週はこんなことばかりで、なんか精神的に疲れました。収穫はあったけどね。

ではこちらのクリックもよろしくね。ブログランキングにカウントされて、 あたしが喜びます。

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月21日木曜日

息子の失恋

ルイ(17歳)が11月ごろ、1年近く付き合ってた彼女と別れました。すごく仲よさそうで、親ばかな私から見たら、美男美女のお似合いのカップルだったんですけどね。ルイが振られたんですが、すごく落ち込んでいました。

が、1週間くらいで立ち直り、2週間もしたらすっかり普通でした。やっぱり若いっていいね。

相手の女の子は幼稚園のときから知ってる子で、今はアート系です。ルイの知らないサブカルチャー的な映画とか、ルイにとっては文化的教育という面では、いい影響をたくさん受けたと思います。別れたたときはそれはそれは落ち込んでいたから、 かわいそうでした。

でもね。

私の心の奥の奥では、ほんのちょっとだけ、ほんの少しだけ、嬉しいというかほっとしたというか、そんな気持ちがありましてね。

そういえば、ルイが彼女と付き合ってるときは、お似合いだったけど、心から幸せそうと思ったことがなかったから、 そのせいかな。なにか私の勘が、別れてよかったと思ってたのかな。

その話を昨日、ルイの友達のお母さんである、私の友達に話しました。すると彼女も、息子のクリスが彼女と別れたとき、ほんのちょっと嬉しかったといってました。

これって、もしかして、息子を持つ母親の共通な気持ち?年が若くて、これから受験とかあるからかな。もっと20代半ばなら、こんなこと思わないのか?それとも永遠に、こんな風に思い続けるのか?

ところで、娘のチャーリー(15歳)にも 彼氏がいます。こちらも一年近くになるかな。すごく礼儀正しくて、文句の言いようがないひとつ年上の彼です。ご両親もスイミング関係でよく知ってるので、安心して付き合ってます。

こちらのほうは、別れたらいいなあなんて微塵も思ってなくて、別れたら私もすごくがっかりすると思う。

これってやっぱり娘と息子の違いなんでしょうか?

皆さんどう思います?

ではこちらもよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月18日月曜日

天命を待つ

年のせい・・・とはぜんぜん思いたくないんですが、このごろ、昔から聞きなれた格言に、「なるほどな」と思うことがよくあります。

今日思ったのは、「人事を尽くして天命を待つ。」。

昔よく使われたのは、入試など。しっかり勉強して準備して受験した後は、結果は神様次第。でもその頃は、この「人事を尽くす」ほうに重きが置かれたように思います。

最近思うのは、この「天命を待つ。」が難しい。私は結構心配性で、しかも事務能力に長けてますから、人事のほうはしつこいくらい尽くすタイプなんです。でも、「もうやることはやったから、後はすべて天に任せて、心ゆったりと結果を待つのみ。どういう結果になっても、世の中なるようになるんだから。」と思うのは、なかなか難しい。 あらゆる手を尽くして、不確定事項を取り除きたくなってしまいます。やってもやっても、もっと出来ることがあるんじゃないかと思ってしまう。

どうしてこういうことを書いたかというと、昨日ルイが大学受験ための、ワークエクスペリエンスについていろいろメールしたり用紙を書き込んだりしていたからです。

どういうワークエクスペリエンスを、どれだけやれば合格できるのか。そんなことは誰にもわからないけど、多いほうが少ないよりいいに決まってます。かといって、勉強もしないと話にならないから、ワークエクスペリエンスばかりをするわけにはいかない。そしてもちろん、WEをたくさんしたからといって、合格できるというものでもない。

なので気になって、ネットのフォーラムなどで、過去のの生徒や学生たちのワークエクスペリエンスがどんなものだったのか、大学の募集要項にはどう書かれているのか調べてしまう。

そして、ワークエクスペリエンスを見つけるには、手紙やメールを書いたり電話したり、面接に行ったりと時間がかかる。その上、総合病院でのワークエクスペリエンスは、見つけるのが難しいので有名です。つまり、運もずいぶんある。

・・・・・本当に、「人事」って、実際には尽くしきれないものだし、極めようと思うと精神衛生にすごく悪い。

なのでどこかで、「まあこれだけやったんだから、これで十分としよう。後は天任せ。」と、悪く言えば見切りをつける、よく言えば・・・・ん・・・なんというか、英語で言うとクロージャー(Closure)っていうのでしょうか。まあ心の中で、ここまでと決めることですね。それが肝心だと思うのです。

探すだけ探して、やるだけやって、でもいいWEが見つからなくて大学合格しなくても、それはそれで運命。

そうでも思わないと、やっていけるか~~~

そんな風に思っていたら、今晩ルイのところに近所の医療クリニックから、2日間のワークエクスペリエンスの案内がきました。ルイのために、しっかりプログラムを練ってくれていました。

ほっとしました。これであと他に二つほどWEが 出来ればまずひとまずそれでいいかな。

ではこちらもよろしく。


イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月17日日曜日

アラン・リックマンの思い出

今年もいろいろありましたね~。日本はSMAP解散が話題らしいですが、イギリスではデイビッド・ボウイに続いて、俳優のアラン・リックマンもなくなりました。

まだ2016年になって半月くらいしか経ってないのに~。

アラン・リックマンは、多分日本ではプロフェッサー・スネイプで有名だと思いますが、その前から、シェークスピア劇出身の実力派の俳優でした。

そのアラン・リックマンに会いかけたことがあります。

1996年のことだから、20年も前ですね。ロンドンのノッティング・ヒルという、中心地からやや離れた場所で友達二人と、どうってことのない普通のカフェに入ってお茶を飲んでいました。

席について30分位して、二人が「きゃ~・・・・」と悲鳴交じりのため息を同時に漏らしました。「見た見た見た~?」「緊張した~」って。

アラン・リックマンが隣の席に座ってたらしくて、それがたった今カフェを出たそうです。座ってる間はぜんぜん気づかない振りしてたのに、彼が出て行ってから、こんなこと言い始めました。

何でそんなこと~!!本人がいるときは、騒ぎなくないのはわかりますが、それでも筆談でもして教えてくれたらよかったのに!!

こんなこともありました。

これよりも昔、ある夜、ロンドンのボンドストリートの日本料理屋で食事をしていると、トイレに行くときに会社のお客さんに会いました。それでその日は会釈をして、 そのまま過ぎました。

翌日仕事でその人と電話していたら、「あの店にショーン・コネリーいたよね。」ですって!!!

ショーンコネリーって、アランリックマンよりもさらに上を行く大物中の大物。一言言ってくれたらよかったのに・・・・。

ではこちらのクリックもよろしく


イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月15日金曜日

Searching for Sugar Manの映画のうらを取った件

先日、Searching for Sugar Manという、すごくいいドキュメンタリー映画を観た話を書きました。詳細はこちら

かいつまんでこのドキュメンタリーの内容を書きます。

ロドリゲスというシンガーがアメリカで1970年代初期に2枚アルバムを出しますが、まったく売れず音楽を断念します。ところが、彼がまったく知らないうちに、彼のアルバムが、南アでの白人の若者によるアパルトヘイト反対運動のテーマソングのような存在になり、やがて彼は、南アでは誰もが知るアーティストとなります。しかし、南アの世界からの孤立や音楽産業の汚なさから、ロドリゲス自身はそれを知ることなく、南アのファンは彼について一切の情報を得ることが出来ず、やがて彼がステージで自殺したという噂が流れはじめます。ここまでが前半です。

すごくいい映画で深く感銘を受けたので、早速映画のサウンドトラックも買いました。年が明けてから、毎日車で聞いてます。すごくいいです。

映画の内容なんですが、彼は南アでは「エルビス以上に有名」とのことでした。でもこういうものは尾ひれがつきますからね。それにいくらなんでも、ちょっと100パーセント鵜呑みにもしにくい話だったので、知り合いの南ア出身の女性に、ロドリゲスって知ってるか聞いてみました。

彼女は私より3歳くらい年下です。南アで生まれ育ち、大学生のときにイギリスに留学して、そのままイギリスに住んでいます。だからまだアパルトヘイト時代に国を出てきてることになります。

以下が彼女からのメッセージです。

 Yes of course. Rodrigues defined my teenage years. Laughed and cried to all his music for years. He was huge. Such a great film - I had no idea he wasn't as huge all round the world as he was in SA.I cried when I watched it! 

(もちろん。ロドリゲスは私のティーンエージ時代の象徴。何年間も、ロドリゲスの音楽に笑ったり泣いたりしたよ。彼は大人気だった。すごくいい映画。南ア以外の世界で、南アでと同じように人気があったわけではないなんて、ぜんぜん知らなかった。映画見たときは、泣いたわ。)

ネルソンマンデラを初めとし、南アでの黒人活動家の苦難は知っていたけど、当時の南アの白人の若者も、文化的に世界と隔離され、厳しい政府の抑圧の元での苦闘があったとは、考えたこともありませんでした。映画に出てきていたけど、政府に反対する発言をしたら、懲役3年だったそうです。若者デモの映像も流れていました。

アメリカの60年代にベトナム戦争があったように、南アの白人の若者にもアパルトヘイトとの 戦いがあったのでしょう。

その頃に夢中になって聞いたアルバムとそのアーティストが、今になってドキュメンタリーになってるなんて、それはやっぱり泣くよね~。私なんて関係ないけど泣いたもん。

ではこちらもよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月14日木曜日

仕事で嬉しかったこと

1月はヨガの先生は忙しいです。毎日のように新しい照会があります。皆が皆私のクラスに来るか、来たとしても続くかどうかはわかりませんが。

お正月があけるや、一人の女性から、プライベートレッスンは出来るか電話がありました。腰と背中に問題があり、一般のレッスンに参加する前に、個人レッスンを何度かするべきかということでした。それで、ビギナーのクラスに一度来て、その時に相談しましょうということになりました。

40代半ばくらいの女性です。初めてクラスに来たとき、立ったままする簡単な前屈がとても難しそうでした。腰の辺りの筋肉が柔軟性がなく、右足の筋肉も固まったままで、足を伸ばすことが出来ません。それで、心配せず、必要があればひざを曲げて、まあのんびりゆっくりやってねと声をかけました。

レッスン半ば、「あっ!」と小さな声が。そして見ると、その人が口を抑えて、なみだ目になっています。「足がまっすぐに伸びた!2年間まっすぐにすることが出来なかったのに・・・・。」

まるでアルプスの少女ハイジのクララでしたよ。

昨日は2度目のレッスンに来ました。足は普通に伸ばせています。でも右の腰の辺りの筋肉が減っているので、まだまだ先は長いです。ま、といってもヨガは先が長いもの。死ぬまで続ければいいんですから。

数回プライベートレッスンするよりも、ずっときてもらうほうが、私のビジネス的にももちろん嬉しいです。

もうひとつ嬉しかったというか、驚いたことがありました。

2年位前からレッスンに来ている、30代半ばくらいの女性です。その人がクラスの前にやってきて、話し始めました。

クリスマス休みに、イギリス北部に今は住んでいるお姉さんが遊びに来たそうです。ヨガの話になり、そのお姉さんが、「あ~、私も昔デボンで習っていたような先生にまた出会えたらいいんだけど。」言ったとか。そして話をしてみると、なんとその人は、私がデボンに越してきて最初に教えた夜間クラスに来ていた生徒さんだったのです。20年位前の話です。その頃彼女はティーンエージャーで、その年でヨガをする人はその頃はすごく珍しかったから、名前まで覚えていました。

その頃は駆け出して、自分では「私はなかなかいい先生」と思っていたけど、今から思えば恥ずかしい限り。今はあの頃よりはずっとマシな先生になったから、ぜひまた来てくださいと思いました。

ではこちらもよろしく

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月12日火曜日

医学部受ける?

先日知人の家に週末泊りがけで遊びに行ったときに、そこの奥さんが総合病院の集中治療室の婦長さんなので、ルイを1時間ほど病院のICUに見学に連れて行ってくれました。患者さんはだいたい意識不明だったので話は聞けなかったけど、先生の一人に話をいろいろ聞いてきたようです。

イギリスで医学部に行くためには、ワークエクスペリエンス というのが必要です。いくつかの病院のいろんな部門を見学したり、お医者さんについて数日日過ごしたりすることです。

でもこれが難しく、親泣かせなんですよ。だって、なかなか簡単に、病院の見学や、忙しい先生について回ったりさせてくれないからです。しかも最近は、患者さんの情報保護の問題もあるので、さらに難しい。就職先探す以上に、手紙やメールをあちこち送っても、なかなかいい返事はないです。

そしてこれとは別に、病院関係だけでなく、老人ホームや障害者施設などで長期的にバイトしたりボランティアすることも必要です。ホームレスの施設やフードバンクなど、Diseased, Deisabled, Disadvantaged(病気、障害者、不遇な環境)の3Dの人々とかかわりのある環境で働いたり、ボランティアしないといけません。

しかも、どれだけすればオッケーという基準もない。たくさんすればするほどいいわけだけど、他の勉強との兼ね合いもあるし、夏に受ける医学部の適正試験(IQテストの医学部版のようなもの)の練習もしないといけない。 果てしないです。

お医者さんになるのは、成績がいいのはもちろんだけど、実際のAレベルの成績は、オックスフォードとケンブリッジを除けば、超優秀である必要はないようです。

つまり医学部の合否は、成績、ワークエクスペリエンス、適正試験の総合で決まります。どれに比重が置かれるかは、個々の大学次第。というか、AレベルがAAAが前提で、その振り分けにその他の要因が使われると言っても、いいかもしれません。

そういうのは、大学にとっても医療界にとっても、きっといいことだと思います。イギリスでお医者さんになるには、5年か6年医学部に行き、まず激務で知られているジュニアドクターになります。そしてその後は、働きながら、専門分野によって3年から10年以上勉強して、やっとGP(ホームドクター)や専門医になれます。お医者さんになったらなったで、これまた激務。

よっぽどの覚悟がないと、やってられる仕事じゃないようです。理系で成績がよければ、大企業のエンジニアやITマネジャーなどになったほうがよっぽど早く高給が取れるんじゃないでしょうか。

ルイは遅ればせながら、今いろいろワークエクスペリエンス探してます。いくつかめどがついてきたので、ちょっと光が見えてきたかな。

でも、この期に及んでも、未だに私はルイに、「本当に医学部に行きたいの?」と時々聞いてます。行きたいらしい。

ルイが白衣を来て、ラテックスの手袋はめているところが、なんとなくイメージできるようになって来ました。

先は長い。

ではこちらもよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ


2016年1月11日月曜日

RIP デイビッド・ボウイ

この週末、家人のデイブの高校からの友達の家に遊びに行きました。この友達は、大昔からの超デイビッド・ボウイファンで、しかもコレクターなので、最近行ったボウイ写真展覧会で買った、オリジナルのポスターを見せてくれました。

デイブは2000年に、ボウイのNYのアパートメントの家具の取り付けに行ったことがあるので、その話でまたもや(いつもこの話になる)盛り上がってました。

昨夜そこから戻ってきて、今朝7時に起きたら、デイブがテーブルで肩を落としてました。

「デイビッド・ボウイが死んだ。。。」

え~、嘘でしょ~、うそうそうそ~。

今日は一日中イギリスではボウイのニュースでした。権威あるBBC午後1時のランチタイムニュースの一番のニュースはこの話題。しかも30分のうち、15分がボウイのニュースでした。

イギリスでのボウイの死の捉えられ方は、日本で言えば、桑田さんとか、坂本龍一とかかなあと思ってましたが、やっぱりぜんぜん違う。もっと大きい、社会的大ニュースなのです。村上春樹とかかな・・・・といろいろ考えて思い当たりました。

北野武。

ジャンルは違うけど、日本で北野武が死んだら、ちょうどこのボウイのような扱いになるんじゃないでしょうか。

上に書いたように、デイブが仕事でかかわりがありましたが、そのほかには、私が昔付き合っていた人が、デイビッド・ボウイと同じ中学の後輩だったという、遠い遠いつながりがあります。多分こんなに長くイギリスで音楽シーンに君臨して来た人だから、イギリス人なら、こんな風に遠くで何か縁があったって言う人は多いのかもしれません。

しばらくイギリスはボウイの特番やらラジオ番組とかが続くことでしょう。

ではこちらもよろしく

 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月9日土曜日

アンティークの家具

家人のデイブのお母さんが10年ほど前に亡くなり、そのときの形見にもらったアクセサリーのことを書きましたが、その続きです。

先日、お父さんが家を売って引越ししたので、価値のありそうなアンティークを貰い受けました。遠くまで片道7時間くらいかけて、取りに行きましたよ。

これがその飾り戸棚。デイブがいろいろ調べていましたが、多分19世紀後半か20世紀初期のものです。とても丁寧に、かなりの部分が手作りで作られています。まずまずの値段なんじゃなあいかと思います。

そしてこちらは壁時計。数年前にもらって、ぜんぜん興味ないからずっと埃かぶってましたが、調べてみると、1800年代後半にアメリカで作られた、アンティーク市場でよく取引される時計だそうです。

このレーベルが価値があるらしい。レーベルが破れていないので、まあまあ価値がありそうです。 調べてみると100ポンド前後みたい。

でもなかなかお父さんが生きてるうちは売りづらいだろうし、これはどちらもこうしてますます埃をかぶることになりそうです。特にこの戸棚。使い道もないし、家のインテリアにもぜんぜんマッチしないし。今は一応ピアノの隣において、花瓶とかワインとか入れてますが、あと10年くらいこのまま埃かぶりそう。

ではこちらもよろしく

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ


2016年1月5日火曜日

イギリスの医療システムのすごさ

ご存知かと思いますが、イギリスは医療が無料です。お金がかかるのは、処方箋代(1500円弱)だけで、これも高校生までと60歳以上、妊婦、失業者は無料です。(つまり70パーセントくらいの人は無料。)そのほかは入院代も、食事代も、すべてただ。子供は歯医者も、矯正も、めがねもお金がかかりません。

去年の12月の半ばに、ちょっとした手術をしました。乳房の昔からあったしこりが大きくなったので、気になって医者に行ったのが10月末でした。するとすぐに病院に呼ばれました。

その日は専門医に会い、マンモグラフィーとスキャンを受け、乳がんの疑いはないけれど、念のために4週間後に、この地域の乳がんの一番の権威者の先生とのクリニックの予約をしてくれました。そして、乳がんを患った叔母が二人いることから、乳がんの遺伝子の専門家にもこの日の検査結果が送られました。

11月20日に、この有名な先生に会いました。問診と触診の後、「心配はないとは思うけど、しこりを取りたければ、取ってしまいましょう。」と言われました。

その1週間後くらいに、遺伝子の専門家から、「乳がんのリスクは一般と同じレベルで、定期的にマモグラフィーをうける(50歳以上は3年に一度行われます。)以外は、何も特別な検査をする必要はない。」という手紙が来ました。

12月16日に全身麻酔で手術を受けました。このことについては先日書きました

そして今日この専門家と、執刀医から別々に手紙が来ました。どちらも、切り取ったしこりを細胞検査の結果、問題なしとのことでした。

一件落着。

この件で会ったお医者さんは4人。話をしなかったけどお世話になった専門家は、遺伝子の先生と麻酔師、スキャンの先生、マモグラフィーの技師。手術のときにお世話してくれた看護婦さんは3人。受けた検査や手術は世界のトップレベル。

しかもお医者さんも、そして特に看護婦さんたちも、みんなとても親切でした。専門医からの手紙ですら、「もう全然心配ないですよ。でも何か質問があれば、遠慮なくコンタクトしてください。」との優しい言葉でくくられていました。

しかもこれはすべて、一介の外人への治療です。長く住んでいようと、住み始めたばかりの学生だろうと、一切何の質問も受けることなく、誰もが同じように無料で治療が受けられるのです。(最近の移民問題で、居住者の証明が要るようになるとか言われてますが、今のところそんな気配は一切なしです。)

イギリス人って、特にマスコミってNHS(医療システム)について文句言うのが好きだけど、本当はみんなNHSをすばらしいシステムだと誇らしく思って、愛していると思います。

こういうシステムを国民が一致団結して守り続けようと願っているというのは、イギリスってあらためて、すごい国だなあと思いました。うちのルイが、このNHSのお医者さんになれれば良いなあと、これも改めて思ってます。

ではこちらもよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月4日月曜日

ニンジャ・ラン

子供たちのスイミングクラブとライフセーバーのクラブ合同の、影の伝統となっている大晦日のイベントに「ニンジャ・ラン」というものがあります。

先日書いたとおり、イギリスの新年は、大晦日にパーティーして大騒ぎして祝うというパターンで、当然お酒もたくさん飲まれます。

 このニンジャ・ランは、参加者は大体16歳以上の 男子に限られ、もちろんスイミングクラブ自体には一切関係なく、スイマーだけで行われます。うちの子供たちはもう10年近くクラブで泳いでるけど、今年初めて知りました。

スイミングクラブはバーンスタプルという街にあります。そして私の住む町はビデフォードといい、この距離が15キロくらい。大晦日の夜は、ビデフォードでは街に住民が仮装して集まり、花火が上がるという伝統があるので、夜の7時くらいに皆でバーンスタプルに集まり、ビデフォードに移動して祝うというのが主旨です。

でも、もちろんこれにはいろいろあるんですよね。

まず移動の手段ですが、これは自転車。しかも予定はビデフォードで乗り捨て。そのために、バーンスタプルの川原で、ぼろぼろの自転車をすごく安く売っているホームレスに近いおっちゃんから、みんな5ポンドとか10ポンドで自転車を買います。

この二つの街の間には、昔鉄道が通っていたサイクルロードがあります。このサイクルロードの入り口でリュックを背負って集まります。服装は黒装束プラスヘッドライト。そして10ポンドずつお金を集め、18歳以上のメンバーがこれでお酒を買いに行きます。これをリュックに入れてスタート。

この二つの地点の中間点で、ゲームが行われます。どういうゲームかというと、酒飲みゲーム。チームに分かれて、どれだけのめるかとか、どれだけ早く飲めるかとか競うんでしょうね。そして負けたチームは、多分タバスコを飲むとかの罰ゲームがあるんだと思います。

そしてここからさらに、超酔っ払った状態でビデフォードまでサイクリングし、ビデフォードに到着し新年を祝うということらしい。

今年は、ルイは参加しなかったけど、チャーリーのボーイフレンドのダニーが参加しました。チャーリーはこの大晦日の夜、ビデフォードで合流したけど、ダニーはあんまり飲まなかったようですが、ヘッドコーチの息子で、この企画の今年の首謀者のウィルとトムは、途中で酔っ払ってリタイアだったそうです。


今日水泳に行ったら、このヘッドコーチがいたので、ニンジャランの話になりました。

彼の息子たちが酔っ払った話ですが、「チームにお酒をあまり飲まないメンバーがいたので、ウィルとトムがたくさん飲むことになった。」と、まるで酒に弱いメンバーにがっかりしたような口調だったので、ちょっと笑いました。(元学校の先生のまじめなコーチです。)

まず中間地点を過ぎた時点で、ウィル(兄)から「もう酔っ払ってサイクルできないから迎えに来てくれ。」と電話があったそうです。

「黙ってこぎ続けろ。」と言って電話を切ると、5分後にまたかかってきました。この時点ではもうろれつは回っていなかったんだけど、それでも「自転車をこぎ続けろ。」と切り離しました。すると10分後に友達から電話があり、「ウィルが気絶したから迎えに来てやってくれ。」とのことでした。

それで車で迎えに行く途中で、今度はトム(弟)の友達から、「トムが意識なくしたから、迎えに来てやって。」と電話があったそうです。

チャーリーの彼氏のダニーは、トムと一緒に帰ることになっていたので、酔っ払ったトムを何とか励ましつつ自転車に乗っていたのですが、トムが突然止まって自転車を下り、ふらふらと歩いて、そのまま倒れたとか。

「というわけで、ウィルもトムも、11時半にはベッドで寝ていたよ、わっはっは。」とコーチは笑ってました。この人、4人も子供がいて、ウィルとトムは3番目と4番目なんだけど、やっぱり肝の据わり方が違うわ~。


イギリスの青少年はこんな感じですという話でした。ルイも、来年は参加しようかなあと言ってました。こわ。

ではこちらもよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月3日日曜日

大学受験の話

最近私とルイの関心を一番占めているもの、というか、心を悩ませているといってもいいものが、ルイの大学受験です。

イギリスの大学受験のシステムは日本とぜんぜん違うのです。まず簡単に説明します。

1.11年生(16歳)のときに、GCSEという教科別のテストを受けます。教科数は8~12くらい、評価は一番上がA*、合格レベルがCです。

2.12年生の終わりに、ASという試験を受けます。科目数は3~5.

3.13年生(17歳)になるやすぐに、大学に願書を出します。これはGCSEとASの結果と、学校からのAレベル(高校卒業時の最終試験)の結果予想、そして3000語くらいで書かれた「パーソナルステートメント」からなります。

4.書類選考に通ると、面接に呼ばれます。そして面接に受かると、「条件付合格」を受け取ります。

5.高校卒業時(18歳)でAレベルの試験を受けます。(3-4科目)。これが大学からの条件に合えば、大学に行けます。


うちの息子は医学部に行きたいのですが、日本と違って、このパーソナルステートメントが比重が高く、これがすごく頭がいたいのです。

パーソナルステートメントには、なぜ医学部に行きたいかを書くのですが、それだけでなく、今までどんなワークエクスペリエンスやボランティアの仕事をしたかを、いろいろ載せなければいけません。ワークエクスペリエンスというのは、病院や医院で先生について見学したり、雑用を手伝ったりということです。

このワークエクスペリエンスを見つけるのがすごく難しいのです。親が医者の人達は、やっぱり簡単に見つかるようですね。我々も何とかコネやコンタクトを酷使して、いま必死で手紙やメールや電話で探していますが、簡単ではないです。

そしてそのほかに、老人ホームでボランティアしたり、地元のチャリティー事業に参加したりする必要があります。

そして、勉強だけでなく人間としての幅があることを証明するために、音楽やらスポーツやら学校内での委員会や生徒会での活躍が求められます。

ルイが大学に行くのは2017年の秋なんだけど、今年、2016年の秋にはもうこの書類を出さないといけません。ということは、今から6ヶ月で、ワークエクスペリエンスやらチャリティーワークやらを、学校の勉強をしながら、実績を積んでいかなければいけません。というか、今からじゃちょっとスタートで遅れを取ってるかもしれません。

そういうわけで、このブログでもこれからいろいろ書いていくかもしれません。お付き合いください。

ルイはこのクリスマス休み、祭日以外は毎日9時から5時まで、お医者さんに隣接する薬局で働きました。ワークエクスペリエンス兼バイトでしたから、まあラッキーでしたね。

肝心の勉強のほうは、私はもう何にも言うことないです。ワークエクスペリエンス関係は、なんとか私も力を貸してあげたいと思ってるけど、勉強くらいは本人で勝手にがんばってもらわないと。

ではこちらもよろしく

イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月2日土曜日

バタフライ・ウィングのネックレス

先日書いたアンティークのアクセサリーの話です。

家人の亡くなったお母さんの形見のネックレスで、一番鑑定額が低いけど、気に入ってるネックレスの話をしました。値段は10ポンドとの鑑定。そしてBF WINGと書かれていますが、何のことかわかりませんでした。

BF WINGとは、バラフライのことではないかと言うことで、ネットで調べて見ました。そうしたら面白いことがわかりました。

バラフライ・ウィングというのはまさにその通り、蝶の羽。本物の蝶々の羽が、青いガラスの後ろに敷かれているのです。ご覧の通り、誰が見てもきれいだなあと思う青い色なんですが、よく観ると、色が均一ではなく、微妙に光を反射します。この写真でもわかりますよね。これが青い蝶々の羽だそうです。

時代は1920年代とのこと。デイブのお母さんは多分1930年代生まれだから、お母さんのお母さんか、おばあさんから譲り受けたものなのでしょうね。

なんかそんな由緒あるものを、外国人の、しかも嫁ですらない私がもらって良いものかとちょっと思いましたが、まあ私が死ぬとチャーリーの物になるし、チャーリーは血のつながった孫だから、まあいいか。

鑑定士の値段は10年前で10ポンドと書かれていましたが、ネットで調べたら、25ポンドくらいのようです。

それで興味本位で日本のサイトで調べたところ、35000円で売られています!イギリスのビクトリア時代とかエドワード朝の頃の宝飾品って、日本で売ったほうが価値あるのかなあ。今のところ売る気は全然ないけど、必要があれば売れるものがあるって言うのは、気持ち良いです。

ということで、あしたくらい、同じくお父さんから譲り受けた家具と時計の話も書きます。

ではこちらもよろしく
 
イギリス(海外生活・情報) ブログランキングへ

2016年1月1日金曜日

ニュー・イヤーズ・イブ・パーティー

イギリスのお正月は、みんなで大晦日に集まって新年をカウントダウンして、乾杯してお祝いします。たいていその後はそのまま飲み続け、元旦はは寝不足だったり二日酔いだったりで、クリスマスホリデーの終わりの日です。

今年は我が家は、子供たちはそれぞれ友達の家でパーティーの後、そのままお泊り、私とデイブはお隣さんのパーティーに呼ばれて行って来ました。

お隣だから、車の運転の問題もないし、私も久しぶりにまずまずお酒を飲みました。

パーティーでは、こんな、豚の足1本丸まるの生ハムが出てきました。食べたのはほんの一部ですよ。イギリスでは、今年こんな感じで生ハムが売られているのを、何度か見ました。流行ってるみたい。

12時を回って、ますますお酒が入ってくると、だんなさん秘蔵の、自家製のお酒がいろいろ出てきました。(作るのも飲むのも合法。でも売るのは違法。)これはルーバーブ酒。(ルーバーブというのは酸味の強い果物扱いされる野菜。)

そしてエルダーフラワーワインも登場。こういった自家製のお酒は、アルコール度がわからないから怖いんだけど、結構強かった。多分ワインより強い。

私は午前2時半、デイブは3時ごろ帰宅。そして子供たちはそれぞれ、元旦正午過ぎに帰ってきました。

大晦日に年越しそば、元旦にはお雑煮のつもりで用意してましたが、結局誰も家にいなかったので、元旦のランチは、お餅入りの力そば。デイブは二日酔いで食べられず。

晩御飯は 、大晦日に食べるつもりだったロースト鴨。すごくおいしかったですが、ダックって脂が多いから、家が煙でもくもくになり、多分しばらくこの臭い、家から消えないでしょう。

デザートはクリスマスのあまりもののビスケットとクリーム、クリームチーズ、レモンで、毎年恒例となったチーズケーキ作りました。

明日はスターウォーズ見に行きます。

ではこちらもよろしく

人気ブログランキングへ