ルイが中学に行き始めて1週間がたちました。それでイギリスの中学についてちょっと書いてみます。
まず、無料です。日本でももちろん中学は無料だけど、教科書やノートも無料です。無料なのは良いんだけど、教科書は自分の分があるのではなく、教室に備え付けなので、家に持って帰れません。まあこれは学年が上がると変わるんでしょうけれど。小学校でももちろん無料でした。小学校のときは文房具まで無料で、筆箱すら持って行きませんでしたが、さすがに中学では筆箱と電卓は自前です。
それからこれも小学校と同じですが、学校からの距離によって、スクールバスにのっていけます。そしてこれも無料なんです。
私にしたらガソリン代が浮くだけでなく、学校に送り迎えしなくて良いですから、毎日1時間くらい時間が浮きます。年間にしたら10日分くらい時間が浮いたんじゃないかなあ。これってなかなかすごいでしょ。
中学では自分の教室というものがありません。それぞれの先生が教室を持っていて、その先生の部屋に行きます。理科の時間に理科室に行くようなものですが、全科目それです。ということは大学のような感じですね。これの問題は、かばんを置く場所が無いということです。それでそれこそ大学のように、1日中かばんを抱えて教室を回ってます。(個人ロッカーがあって、体操服とかはそれに入れておけるみたい)
中学ではじめてやる科目に、テクノロジーがあります。これってこんなに仰々しい名前なんだけど、実は家庭技術のようなもので、料理、裁縫、木工、技術などに分かれています。ルイのクラスは今学期は毎週調理実習です。来週初めてあるんだけど、ルイはとっても楽しみにしています。
まあ今のところわかってるのはこんな感じです。他にもわかり次第、ご報告しまーす。
4 件のコメント:
ほう。外国の学校の日常なんて知るチャンスがないから面白いですね。またお願いします。
あくあさん、この国に20年以上住んでいても、学校だとか子供の世界のことは、自分の子供が経験するまでぜんぜん知らなかった。なかなか面白いです。
私の住んでいるところは、義務教育は小学校・中学校だけでなく、最近は高等教育の最初の2年間も義務教育だそうです。でも、教科書が無料なのは、小学校だけだったよ(泣)。もちろん、それ以外のもの(文房具など)は全て個人負担。
昨年秋に、こっちで中1になった子供の教科書を全て買ったら、確か200ユーロくらい払ったような気がします。でも、それだけじゃ済まないもんね。子供一人でも育てるのはお金かかるよね。
あと1年くらいで、次にどこの高校に入れるか?・・・という進路も大体決めないと行けないので、我が家では最近その話題がよく出ます。
ふぅさん、ヨーロッパは日本より国家が教育費を出してくれるみたいだけど、やっぱりイギリスのほうが徹底してるんだね。イギリスは中学と高校という区別がなく、セカンダリースクールは5年間で、そのあと2年間学校に残って6フォームスという受験勉強のようなことをします。ロンドンとかだと、中学に上がる時点で選抜があったりするんだけど、この田舎ではこれといって選択肢も限られていて、何も迷いませんでした。
次に迷うのは、どの大学に行くかかな。
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