今日の野球、阪神巨人戦はまさに両チームにとっては背水の陣でした。巨人は今日負けると優勝は無し、阪神も負けると自力優勝無しです。それで結果からいうと、阪神が3対1で勝ちました!!!
それで今日は関本選手という最近は代打要員になっている内野手が数ヶ月ぶりにスタメンで出ました。そしてこれが大当たりで、守ってはファインプレー、打っては2安打で逆転と大活躍でした。
ヒーローインタビューはこの関本選手ともう一人の若手の選手でした。それで最後の締めくくりに関本選手は、
「残り試合、必死のパッチでがんばります」と言ってしめました。
この必死のパッチというせりふは数年前、今年で引退する矢野選手がお立ち台で使ったのが初めてで、それを関本選手も使うようになりました。今では関本さんのキャッチフレーズですね。
で、大阪の人間にとってはこれは当たり前に耳にする言葉なんですが、関西以外の人は知らないようで、知恵袋にも何度か「必死のパッチって何ですか」という質問が来てたようです。答えは「これは関西で使う一生懸命という意味の最上級語です」ということでした。
まあ大阪でも若い女性とかが使う言葉ではないし、どちらかというおっさん言葉だと思うんですが、でも絶対に誰にでも通じます。ふうん、関東では必死のパッチっていわへんねんねと思ってたら、「パッチって何ですか。」という質問もありました。パッチは股引、ステテコ、ズボン下、英語で言えばLong Johns。ふうん、パッチも関西語なのか。
で、どうして股引が関係あるのかなあと思って調べたら、実はこの語源は股引とは関係なくて、将棋から来てるらしい。桂馬っていう駒あるでしょ。これって前にひとつ横にひとつという枝分かれするような形に動きますよね。それで将棋の世界では桂馬のことをパッチと言っていて、桂馬を打たれると王将があぶないので、「必死「ではなくて「必至」のパッチという言葉ができたそうです。
でも多くの人は「パッチをはく暇も無いくらいの大変なこと。」と解釈してるようです。それも感じとしてはわかりますね。
どっちが本当かなあ。将棋のほうがそれらしいけど、でもなんとなく眉唾的でもありますよね。
まあどっちでもいいです。あと阪神は7試合残っていて、マジック7。ほんま、それこそ必至のパッチでやらなあきません。がんばってや!
4 件のコメント:
方言でなきゃうまく伝わらない気持ちってありますね
桂馬が語源 面白いですなぁ
阪神になるか、それとも中日か...
気がもめることでしょう
うん、私も知ってる、必死のパッチ。
こんのさん、私はもう今日はショックで絶句です・・・・。
あくあさん、徳島でもいうの?それとも大阪で覚えた?大阪では漫才とかで普通に出てくるよね。
コメントを投稿