2010年10月21日木曜日

Master chef

テレビでマスターシェフという番組をやってます。これには素人編とかプロ編とか何種類かがあって、ここ数週間プロ編を家族で見てます。

プロ編の場合は実際にレストランで働いてるシェフたちが出てきて腕を競います。審査員はイギリスの有名なミシュラン二つ星のレストランのシェフと、食べ物評論家の二人。これがまず予選から始まり、準決勝、決勝と進んでいきます。

まず予選は基本的な料理を15分くらいで作ります。基本的といってもメレンゲとか生肉ステーキとか、ウサギをさばいたり帆立貝をさばいたりと、いっぱしのシェフにとっては基本ということで、素人には難しいことです。これで通過すると、審査員が用意した伝統的料理をレシピーどおりに作るんですが、これがまた普通の人にはとても作れないようなものです。

このあと準決勝に進み、ミシュランのレストランで実際働いたり、自分のレシピーを考えたり、などなどでマスターシェフが選ばれます。

私は料理番組そんなに好きじゃないんだけど、これはついていると見てしまいます。子供たちも結構夢中で見てます。上に書いたとおり、作る料理は普通の家庭で作るようなものではなく、はっきりいってぜんぜん参考になりません。それどころかレシピーもちゃんと紹介してくれないので、作り方も大体しかわかりません。

でもそれがまたいいんです。あんまり親切に基本から教えてくれる料理番組とか、啓蒙的な番組は見ていて疲れる。でもこれってぜんぜん自分の料理と関係ないから、エンターテーメントとして見れます。プロのレストランの内情もこんなものなのかってわかるし。

でもシェフといってもいろいろあるんですねえ。その辺の食堂みたいなところから、ちょっと地元では評判のいいレストラン、そしてロンドンや大都市で雑誌などで紹介されるレストラン。やっぱりその道の上のほうのシェフはスタンダードがすごいです。ぜんぜん妥協が無いし、本当に芸術的。特にテレビ番組だから盛り付けや外見が重視されてるんだけど、それがまたすごい。

これに出てる人たちは、子供のころから料理が大好きで、何よりも一番情熱を傾けてるという人たちばかりです。やっぱり女性よりは男性が多いですね。私は料理はするけれど、そんなに好きではないし、しないですむものならそのほうがいいとおもってるくらいなので、その情熱はぜんぜん理解できないですけどね。

5 件のコメント:

こんの さんのコメント...

情熱 それは対象がそれぞれ違うけれども、情熱を傾けるに至る動機とか、持続のありようは共通しているように思われます
お子さんたちの水泳などで優秀な成績を上げているそれには、それなりの情熱がみられませんですか?
スポーツに、あるいはダイエットに情熱を燃やしている人、それぞれに集中とエネルギーを感じます
中には、冷ややかな情熱も(笑い)
情熱をもたなくても、美味しい料理を作られる方もいる(笑い)

こんの さんのコメント...

現在、情熱を傾けているのはイクラ作り(鮭の卵)
妻がイクラ好きなので、旨いのを食べさせたくて(笑い)
一昨日は、「おみ漬け」作りに情熱を注ぎました。青菜・生姜・人参・カライモ(菊芋)を刻んで、塩・味の素・砂糖を振りかけ漬け込みます。浅漬けですので直ぐに(翌朝)食べられます
今は、紅葉の撮影に情熱を注いでます(笑い)

あくあ さんのコメント...

その番組のぱくりかもしれませんけど、日本でも以前、料理の鉄人っていう番組があって面白かったですよ。やはりプロ中のプロが作った料理は全く別物ですからねぇ。毎日食べてるとデブるからダメだけど、たまにはそういうのを食べて至福の思いをしながら生きていきたいですね。そういう意味では東京にはおいしいお店が多いから幸せです。

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、情熱っていいですよね。私もパッションを持って生きたいです。一時は結構畑仕事に情熱を持ってたんですが、最近はやや薄れてきて、惰性でやってます。今情熱を燃やしてるのは野球ですねー。でもこれも終わっちゃったので寂しいです。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、料理の鉄人、いいタイトルですね。こうして考えると料理って底辺が広いね。たいていの女性は料理できるし。その割にはプロ中のプロはすごく厳しい道があるみたいだし。
東京でも大阪でも、ゆっくりグルメの店を探して食べる時間が無いので、残念なことしています。いつも「この辺でどこか」ということになるので。でも大体おいしいけどね。