夏前に書いたんですが、7月の半ばからオンラインコースでヨガ哲学の勉強を始めました。7週間は毎週レクチャー(ビデオ)と教材が送られてきて、その後の5週間で2000語の課題を提出します。英語でいうとEssay。
今はその5週間。この課題は出しても出さなくてもよくて、でも出すと採点してくれて、終了証書みたいなものもくれるらしい。最初っからやらないって決めるのもつまらないし、せっかくだから頑張って書いてます。今回私が書いているのは、「現代のヨガは古典ヨガの精神に反しているか。」みたいなタイトルです。
イギリスは(たぶん)高校生くらいから、課題といえばEssayというものを書きます。日本語のエッセイというよりは、レポートみたいな感じ…いくつか設問があり、そこから選べるのが普通ですが、この設問が結構曖昧な質問で、しっかり頭を使わないと書けないように設定されてます。(例えば「人はなぜ法を守るか。」とか、「フロイド説は過去のものになったと言えるか。」とか、「金兌換制度はなぜ崩壊したか」とか、「チェーホフのペーソスについて語れ」とか。)長さは大学だと2000語くらいが普通の課題みたい。その昔心理学の勉強をしていた時は、こういう課題が年に10個くらいあったので、結構大変でした。 これも多分大学としては普通のペースなんじゃないかな。
こういうのを書くとなると、本当にかなりしっかり勉強することになります。何しろもらう教材とか教科書とかを、本気でしっかりと読み返さないといけないし、教科書以外の関連する本やネットのリンクなども調べないといけない。うろ覚えじゃ書けないし、しっかり頭に入らないと書けません。
しかもそれだけでなく、何度も推敲する間に、頭の中で何度も練り直して、深くしっかり考えることになります。
私がイギリスで初めて大学で勉強したのは、日本の大学の4年生で休学した時だったんですが、語学の壁を差し引いても、本当にその年は勉強したっていう気になりました。その後働いているときに、夜間大学で心理学の勉強をしたんですが、その時もやっぱり勉強しました。この課題を与えられてそれに1000語ー5000語で答えるという形式は、すごくいいシステムだと思うんですよ。
日本の大学でもレポートって出しましたが、全然勉強した記憶がありません。レポートて、抽象的な質問に頭を絞って答えるというよりも、習ったことのまとめを書けという形体が普通だったからかな。そういうのって簡単に人のレポートを写せるし。(きっと私はそうやってたんでしょう。)
この課題に対して長文で答えを書くという様式のレポート、日本でもやらないのかな。
そういうわけで、ま、私も久しぶりに頭使ってます。別にやってもやらなくてもいい勉強っていうのは、プレッシャーなくていいですね。
ではこちらもよろしくお願いします
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