3年近く前になりますが、テレビのドキュメンタリーを見て、椅子に長く座るようなライフスタイルがいかに体に悪いかについて書きました。
こちらと
こちらです。
その時に書いたことは、長時間椅子に座っていることは体に悪く、日常的に体を動かすことが大切で、週に何回かジムに行って運動するよりも、終日忙しく動いていることのほうがカロリーの消費量も多いし、体にもいいという話でした。
昨日たまたまネットで、カナダの癌の専門団体が載せている、長い長いネットの記事見つけ、読んでしまいました。
そこに運動と癌の関係が書いてあり、ご想像の通り、もちろん運動は癌の予防やその他の成人病の予防には必要なこととあります。
その中で、細かいことですが、ちょっと驚いた発見がありました。
長く座っているようなライフスタイルは、一般的な意味での(ジムやランニングなどの)運動とは無関係に、体に悪いとのことでした。つまり、「運動するかしないか 」と「椅子に長く座るようなライフスタイル」は、個別のリスク・ファクターらしいです。
仕事柄長時間着席しているライフスタイルの人達は、いくら仕事後ジムにいったり運動しても、そのことで帳消しできるわけでは無いそうです。
わかりやすく言えば、タバコを吸えば、どれだけヘルシーな食事を取っても、そのダメージはぬぐえないということです。
もっとも、全体としては、タバコを吸ってしかもジャンクフードを食べるよりは、癌のリスクは減りますから、椅子に長時間座るようなライフスタイル人でも、もちろん運動すると、同じことが言えます。
私も椅子に座ってこれを書いているわけですが、ネットに向かっていると、気が付いたら2時間以上もじっとしてることありますから、いけませんね。
ネット中毒って、本当に時間も奪われるし、睡眠不足になるし、ろくなこと無いです。
皆さんもお気をつけください。
今から席を立って、コーヒーでも淹れてきます。って、コーヒーも体に悪いのか?
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2 件のコメント:
なるほど。椅子に座ってるのはそんなに悪いのか。でも、どういう方法でそれが分かるんだろう?
この間、朝ご飯を食べない人は、なんだっけ?なにかの病気になる確率が高いという話が出てました。脳卒中とか、そういう重大な病気だった気がします。でも、朝ご飯を食べている人と食べていない人のグループがその病気にかかる確率を調べても、それが必ずしも朝ご飯の有無のせいだとは言えないだろうに・・・と思ったんですよね。朝ご飯を食べない人は、睡眠不足かもしれないし、運動不足かもしれないし、全体的に不健康な生活をしていることが多い人々かもしれないので、朝ご飯だけが原因だと言い切るためにはそれ以外の条件を揃えなきゃいけないはずで・・・。そのくらいの統計的操作をちゃんとやった上で言ってるんだろうか?と疑問を持った次第です。
椅子に座っているという話も同じ意味で疑問を感じるなぁ。運動をしないというのと別のリスクファクターとまで言い切るのであれば、ちゃんと調査してるんでしょうけど。
サンプル数も問題もあるしね。テレビ番組とかで30人くらい対象にやってる「科学もどき」は、あてにならないでしょうね。
sedentary life styleに関しては、ここ数年いろいろ研究の対象になっているようで、その科学的メカニズムも、癌を含むいろいろな成人病に関して解明されてきているらしいよ。
Canadian Cancer societyという、大きな団体のサイトでした。リンクはこちら
http://www.cancer.ca/en/cancer-information/cancer-101/what-is-a-risk-factor/sedentary-behaviour/?region=on
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