今週はハーフタームで学校がお休みですが、ルイは勉強とワークエクスペリエンスで忙しいです。
土曜日は去年からやっている夕方からライフセーバーのボランティアコーチに行きました。
今日は午前中は、街の公園の一角にある、園芸関係のボランティアに行きました。失業者や障害者の方たちとガーデニングするというものです。
一旦家に帰り、夕方から、街の老人ホームの新しいバイトの研修に行きました。週に一度だけ、しかも3時間という短時間のバイトです。キッチンで食事の用意を手伝い、食事を配膳する仕事のようです。
そして明日とあさっては、いよいよ近所のGP(家庭医)のクリニック でワークエクスペリエンスです。病院や医者でのワークエクスペリエンスは、電話やメールをして頼んでもなかなか機会がないですから、本当に貴重な機会です。
木曜はまた公園での園芸ボランティア。金、土、日はまた老人ホーム。
そして月曜からまた学校です。
ルイはクリスマスホリデーも毎日薬局でバイトしましたから、本当に我が息子ながら、がんばってると思います。しかも結構のほほんと、ぜんぜん大変そうではなくやっているので、こいつ、なかなか大物かと思うほどです。
こういうボランティアとかバイトやワークエクスペリエンスは、「医学部受験のために必要だから。」と正直に理由を話して、行っているのですが、人達は皆、驚くほど協力的です。老人ホームのバイトなど、最初は週に2回と言っていたのですが、勉強やら水泳やらで時間が無いので、やっぱり週に1回しか行けないと、採用取消になるだろうなあと思いながら伝えたら、「ああ、じゃあ大丈夫。月に3回だけでいいわ。」と、あっさりと減らしてくれました。
今週は研修なんだけど、ちゃんとお給料もでます。そして無料で制服をくれて(えんじのポロシャツと、普通に履けそうな黒のズボン) 、近々無料で(しかも時給つきで)、ファーストエイド(応急処置)のコースに行かせてくれるとか。これも医学部の願書に書くと有利なことのひとつです。
公園の園芸ボランティアも、ボランティアとは名ばかりで、ただルイが障害者や失業者の人達と接触を持つ機会があるというだけのことです。あちらの人達にとっては、別にルイがいることで助かってることはぜんぜんないと思いますけどね。
明日行くクリニックも、2日間のプログラムを、いろいろ体験できるようにと考えて組んでくれました。
ここまでしても、医学部に行けるという保障はぜんぜん無いわけですが、それでも、こうしてバイトやボランティアに行くことや、自分でメールや電話をしてワークエクスペリエンスを頼み込むことは、すごくいい社会勉強になってることでしょうね。
まあそれにしても、ルイもここまで公言してしまったわけだから、がんばりましょう。
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2 件のコメント:
着々と進んでますね。しかし、親ってそうやって子供の生末を見守ってるのね~。感動するわ。
数か月分出遅れてたので、やっと追いついたかなって言う感じ。医学部以外だと、こんなことしなくていいのになあと思う。しかも医学部よりも、数学科とか物理学科のほうが、より成績優秀でないと入れないのに、医学部は競争だけは厳しい。
こちらはぜんぜん感動しないです。合格しても、「あらそう、よかったね」って感じに終わりそう。
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