2014年10月12日日曜日

冬の予感

今年はすごく天気がよく、9月もずっと好天気が続いていました。それでもやっぱり地球は回っていますから、秋はやってくるもので、先週の月曜くらいから雨が降り始め、朝も暗く、寒くなってきました。

すると気分もよくない。よくないだけじゃなくて、いろいろと気がかりなことが余計に気がかりになったり、ちょっと心配なことが、頭を離れなくなったり。夏の天気のいいときや、秋でも日が照ってる日はそんなことないのに。

日本でも知られているかどうか知りませんが、イギリスでは20年位前から、SADという、冬になるうつ病が病気として知られるようになりました。冬になるというか、正確に言うと、日照時間が少ないことが原因でなるうつ病です。病院で光に当たりに行くセラピーなどが行われてます。

まあ私の場合はうつ病だとかそんなレベルじゃないんだけど、冬になって日が照らなくなると、段々気分は重くなり、心配性やストレス性の傾向が強くなってしまいます。誰でもそういう傾向はあると思うんだけど、私の場合はここ5年位前から意識するようになったので、年齢的なものもあるのかもしれません。

去年は特に気づかなかったんだけど、それはあんまり寒くなかったからかなあ。

でも心がけて見回すと、イギリスでも秋は美しい季節です。 昨日は子供たちの水泳の遠征にウェールズまでバスに同乗して行ったのですが、天気がよく光が美しかった。野いちごなどの野生の木の実を集めたり、それでジャムやチャツネを作るのも忙しくて楽しい秋の仕事です。

秋がいやというよりは 、冬が来るっていう予感が気が重くなるんだなあ~。

あと2週間で夏時間が終わって、さらに日が暮れるのが早くなります。それまで少しでも天気がいいといいな。せいぜい日に当たって、体内に日光を取り溜めしようと思います。

断捨離70番はこちらのチャーリーの古い靴。靴箱整理したら出てきました。

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6 件のコメント:

本読みと山歩き さんのコメント...

日本は雪が深い処や日照時間が短いところは、
うつ病発生率が高いような気がします。
暗くて外に出ないとやはり、気が滅入ってくるのでしょか?
そういえばベルギーも曇天が多い。
でも、冬の次は確実に春です。

あくあ さんのコメント...

考えてみたら、夏はイギリスが一番素晴らしい季節なのに、その季節に蒸し暑い日本に来て、うつ病になりそうなほど暗くて寒い時期にイギリスにいるというのはいまいちですね。

逆に出来たらいいのにね。

Atsuko さんのコメント...

山歩きさん、寒いと外に出ないから、余計悪循環でしょうね。SADとはSeasonal Affective Depressionの略で,ある脳内物質の分泌が悪くなるのが原因だそうです。人間、日陰の人生歩いたらあかんってことですね。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、そう自分でも思ってました。ええとこなしやなあって。。。

匿名 さんのコメント...

私も20年位イギリスに住んでますが、冬はSADの症状がでて、辛いです。私の場合は、眠くて、身体がだるくて、生産性が落ちて、ストレスが溜まります。ただ、ここ6−7年はSADの治療用のランプの光を毎朝30分位浴びて、ビタミンDの欠乏を防ぐためにCod liver oil の錠剤を服用して、あと、定期的に運動をしているので、症状が緩和して、とても楽になりました。生まれも育ちもイギリスのイギリス人夫もSADの症状が出るので、SADのランプを使っています。SADのランプは友達の精神科医に勧められて、購入しましたが、買って大正解でした。凄くおすすめ。SADのランプは日光に似た光を出すので、光を浴びていて、とても気持ちがいいです。

Atsuko さんのコメント...

匿名さん、そうなんですが。お互い嫌な季節ですね。私もビタミンDも関係あるかと去年Cod liver oil
飲んでいたのですが、そのせいでよかったのかな。そのランプ、人工の光でも効果あるんですね。
週末また天気がよくなるとか。お互い秋の最後の光を出来るだけ吸収しましょう。