無茶苦茶天気が良いんです。とくに土曜からこちらは毎日晴天で気温も20度以上まで上がります。これはイギリスでは真夏の気温です。
今日は午後の4時台と言う 中途半端な時間に歯医者の予定があったので、午後は家にいましたが、午前中は子供達と近所のグリーンクリフという海に出る草原を散歩しました。
隣がゴースの花。向こうが海です。チャーリーは最近写真を嫌がってちゃんと撮らせてくれません。でもブログにのせてやったよ。 |
子供達って散歩が嫌いなんですよね。これはうちの子供だけに限らないようです。つまらない・・・といえばそうかもしれません。でも散歩といっても、街中の散歩なら退屈ですが、この辺の散歩はハイキングという感じです。で、とにかく今朝も嫌がる子供達をつれて車で5分のところまで行きました。歩こうと思えば歩けるような距離なんですが、それにはかなり歩くのでなかなか実行できていません。そのうちやってみたいと思います。
車を下りて長靴に履き替えて出発。本当に空が晴れやかで、海がすぐそこで、最高の景色です。今はちょうどGorse という黄色い花が満開でした。どういうわけかこの花かすかにココナツのにおいがします。日本語ではハリエニシダとか。昨日ビーチに行ったときは風が強くて寒かったのですが、今日は無風。農家の風力発電の風車(ターバイン)もぜんぜん動いていませんでした。
海が向こうに見えます。黄色いのはゴース。 |
最初の1キロくらいは牛や羊の牧草地を歩きます。そこから海に下りていきます。クリフというだけあって崖を下っていき、ちょっと危ないところもあります。
海は引き潮でした。ここは砂浜ではなくて石がごろごろしています。汐が引いたあとは磯になっていました。ここでしばらくイソギンチャクや貝や蟹を観察。これといって何をするわけでもないんですが、天気の良い日にこんなところでぼんやりしてるのは最高に幸せな気分になります。
そのあとまた崖をよじ登り、今度はちょっと上の方まで、海と海岸線が遠くまで見渡せるところまで歩きました。ちょうどすごく景色の良いところにベンチがおいてあります。そこで水とビスケットで一休み。
そのあとは、デイブが1時に昼食に帰宅することになっていたので、もっとゆっくりしたがる子供達をせかしてせっせと車に戻ってきました。所要時間は休んでいた時間も含めて1時間20分くらい。
子供っていつも散歩に行くの嫌がるくせに、行ったら行ったで楽しそうです。ということは家にいても楽しいし、出かけても楽しいということか。いいですね。幸せな子供達。そりゃ確かに春休みだし、天気は良いし、気分は良いよね。
私も最近はすごく気分が良いです。悩みがない、心配がない。というよりは、心配事を思いつくまで物事を考え込まない。深く考えない、深刻にならない。別に努力してそうなってるわけじゃなく、きっと天気が良いからそうなってるんだと思います。ということは、太陽の当たる量でムードがかなり左右されているって言うわけか。これはちょっと冬が怖いなあ・・・・なんていうことはとりあえず考えないようにします。
料理のブログ更新しましたので、よかったら見てください。シーフードパスタ
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6 件のコメント:
あつこさん こういう日常、代え難いものですよねぇ
まさに「お茶いっぱいの幸せ」です
この日常のそれを幸せとおもえるかどうか...
なかにはなにも感じない人もいるのですからねぇ
読んで、こちらも、ね っふふ、幸せな気分になりました(笑い)
すごいきれいなところですね。しかし、子供の頃はそういう風景を散歩するなんて退屈極まりなかった気がします。こういうのがいいと感じるようになったのは年のせいってことか・・・。
こんのさん、ありがとうございます。天気が良いしお休みだし、幸せですねえ。しかもまだ4月。
あくあさん、子供にとっては退屈だよね。それはそれで良いんじゃないかなあ。あんまり隠居くさい趣味をもたれても心配だし。
大人になるとこういうものが良いと感じるのは、どういうわけでしょう。見る目が育ったのか。それとも大きな刺激をあまり受けなくなったからか。
年を取ると、刺激の少ない、住み慣れた場所で同じ日々を過ごしたくなるのと同じ理由かもね。ライフラインもない避難所でも遠くに行くよりましってのは、私には全く理解しがたいけど、もっと年を取るとそうなるのかなあ。
年を取るとそうなるのかなあ。刺激を求めない・・・確かにそうかもしれない。未知のものに対する捕らえ方がポジティブからネガティブに、保守的に変わってくるのかなあ。ああ、いやだいやだ。
でも自然を感じる心はありがたいですけどね。
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