2011年4月24日日曜日

がけっぷちの羊とオリンピックの切符

今日はイースターサンデーです。天気はやっぱり快晴。こんなに良い天気が続くなんて本当に珍しいことです。朝ごはんのあとは家族でイースターエッグハント。チョコレートでできた卵を家中に隠して、それを子供達が探します。100個くらい隠したんですが、あっという間、5分くらいで全部発見されました。といっても毎年一つや二つは見つけ損ねて、半年位して見つかったりするんですけどね。

そのあと天気がよかったので、大急ぎで簡単なお弁当を作ってハートランドまで出かけました。今まで何度か紹介していますが、ハートランドとはここデボンからコーンウォールに向けて西に車を30分くらい走らせたところにある海岸線に沿った名所です。車を下りて海に沿った高い崖を歩きます。

普段はあまり人がいないのですが、イースターホリデーと快晴が重なって、駐車場には30台位は車が止まっていました。細い道ともいえないような道を歩くのですが、途中何度か人に会います。そのたびにチャーリーはすごく嫌そうでした。たぶん全部で100人近く人がいたと思うんだけど、それでもぜんぜん混んでるとはいえませんが、今迄で一番たくさん人を見ました。

ちょっと歩き始めるとこんな風景が。これは海に突き出した草地です。いつもこれだけでもすごい景色だなあと思ってみてるんですが、今日はよく見ると羊が草を食べていました。この茶色い点々が羊です。

こんな崖まで来て食べてます。この羊の持ち主、知ってるのかなあ。

しばらく歩いて滝のあるところで休んでお弁当を食べていると、牛が20頭くらい丘の向こうからやってきました。どれも大体似たような大きさですが、よく見るとどれもお母さん牛と仔牛でした。私のすぐ近くまで来て、小川に水を飲みに行きました。


牛って好奇心旺盛なので、じっとしているとよって来ます。




そのあと家に帰ってくるともう4時近くになっていました。天気がよくてまだ2時くらいだと思ってました。


ところで今朝朝ごはんのときになぜかロンドンオリンピックの話になったときに、デイブが「そういえばオリンピックのチケットの締め切りが火曜だ。」と爆弾発言。

えー!! そんなことぜんぜん知りませんでした。そんなこともっと早く行ってくれないとだめじゃないの。普段テレビもニュースも見ない私は、こういうところで不利。たまたま思い出してよかった。それで夕方早速ネットで申し込みました。

もちろん抽選なので買えるとは限りません。というかおそらく買えない確率のほうがぜんぜん高いでしょう。ウィンブルドンの切符は大体20パーセントくらいと言われています。オリンピックはそれよりは断然知名度は高いですが、逆にイベントが多いですからね。どのくらいの確率で当たるのか、見当もつきません。

申し込む時点でビザカード(ビザがスポンサーなのでビザカードしか受け付けない。これはすごい理不尽)でお金を払わなければいけません。だからあれもこれもというわけにも行きません。それで結局水泳を3日と、開会式、どれも一番安い切符に申し込みました。計300ポンド強。

水泳は一番安い席は20ポンドでしたが、一番高いのは450ポンドもします。開会式にいたっては、一番安いのは20ポンド強、一番高いのは2000ポンド以上です。これも一番安い席を申し込みましたが、これはすごく数が限られてるそうですので、当たる確率はすごく小さそうです。安い席だとよく見えないだろうけど、まあ「オリンピックは参加することに意義あり 」ですからね。雰囲気は堪能できることでしょう。まあ野球だって、外野席はよく見えないけど一番盛り上がるしね。

一日くらい当たると良いなあ。開会式はまあどっちでもいいけど、水泳はぜひ行きたいです。

新聞記事によるとオリンピックは600以上もイベントがあるそうで、そう考えると当たりやすい気もしますが、水泳は陸上、体操、トラックサイクリングと並んで一番入手困難なイベントとか。甲子園球場はほぼ毎回4万人くらいお客さんが入ってるし、当たるかなあ・・・・。

 さて、イースターの晩御飯はローストビーフでした。そのデザートにパブロバを作りましたので、よければ料理のブログをご覧ください。
http://fordfarmkitchen.blogspot.com/



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4 件のコメント:

こんの さんのコメント...

読了し、(いいなぁ!)と嬉しくなりました
(日本とはちがうなぁ)とイギリスのそれを楽しみました
ありがとう!

Atsuko さんのコメント...

天気が良いのでやっぱり何をしても楽しいし、景色も最高でした。放牧の動物がいるのは、やっぱりイギリスらしいですね。

あくあ さんのコメント...

水を差して悪いんだけど、うちのイギリス人の上司は、オリンピックの時のロンドンは絶対狙われるから近づかないって言ってました。地元ではそんなふうには言われてないの?

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、そういう人もいるんですね。ロンドン人は昔からIRAやらなんやらでテロも爆弾も慣れてるから、別に平気なんじゃないかなあ。その代わりセキューりティーはアメリカとは比較にならんくらい無茶苦茶厳しいけどね。たぶんオリンピックは空港並みのセキューりティーかな。

「テロリストが怖くてロンドンに住めるかよう」みたいな気持ちもありますねたぶん。恐れて行動を規制されていては、それこそテロリストの思うツボですから。

まあ、近年は私よりもあくあさんのほうがロンドンで過ごす時間長いと思うけど。