2011年1月25日火曜日

マイノリティー

最近始めた火曜の夜のヨガのクラスにクロアチア人の若い女性がいます。今日はフランス人のボーイフレンドと一緒に来てくれました。彼はフランスに住んでいて、2週間彼女を訪ねてきているそうです。まあまあ英語が話せるのですが、それでも分からない言葉がたくさんあり、しかもまったくの初心者だったので、ちょっと大変でした。でもとっても明るい感じの良い若者で、大変な反面いろいろおかしいことも多々あり、クラス全員で爆笑という場面なんかもあって、すごく楽しいクラスとなりました。

全員で7人しかいなかったのですが、フランス語が流暢なイギリス人男性が一人いて、彼らはフランス語で会話と、このデボンの田舎でもインターナショナルな夜となりました。

それでレッスンのあとこの女性と話していたのですが、彼女はこの土地で外国人マイノリティーグループの面倒を見たり、マイノリティーを受け入れる団体のヘルプをしたりする仕事をしてるとのこと。ちょっと話した感じでは、病院やヘルスケアで特に需要があるらしい。

で、彼女によると、この土地でも5パーセントは外国人だとのことです。 エー、そんなの信じられないというのが私の反応でした。だって最近は増えたとはいえ、白人以外を見ることってめったに無いんですよ。なので人懐っこい中国人の人たちは、ただ東洋人だというだけで親しく話しかけてくれて、中国人の知り合いもビデフォードには数人います。

私がビデフォードに越してきた1996年には、結構じろじろ見られました。そんなに東洋人がめずらしいんか! テレビにようさんでてるやろ!と言いたくなるほどでした。ロンドンでは黒人もインド人もアラブ人も東洋人もうじゃうじゃいるから、そんなことを気に留める人なんてぜんぜんいませんでしたけどね。

その頃アメリカ人の女性と知り合いになったんだけど、彼女は自分はビデフォードで唯一のアメリカ人だといってました。アメリカ人でもそうなら日本人なんてそりゃあ珍しいだろうな。

そのクロアチア人の女性によると、今では5パーセントはマイノリティー。その中で一番多いのはイギリス人とのハーフだそうです。そうか。そう考えると日本人も我が家だけで3倍に増えたからな。

そういえばルイの学校でも日本人のハーフの女の子が一人います。彼女とうちの子供以外では有色人種はいないけれど、ブルガリアとポーランドから引っ越してきた子供達もいます。彼らは初めはぜんぜん英語ができなかったんだけど、やっぱり半年くらいでネイティブのようになりました。ルイが入学した2003年には一人もいなかったのに。

周りに外国人が増えるっていうのはやっぱりちょっと嬉しいですね。普段はぜんぜん自分が外人だなんてこと意識してないんだけど、そういう人たちと話していると、何というか「やっぱり私達にしか分からないこと、イギリス人の友達とは話せないことってあるよね。」っていう感じです。こそっと遠まわしにイギリスの文化などについて批判したり。ちょっとだけ後ろめたい連帯感というか。

そうそう、体重は51キロに増えてました。まあ1ヶ月1キロが目標だから・・・

4 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

そうやって少しずつ外国人が増えていくんですね。それを考えると日本なんてまだまだ外国人少ないですよね。東京にはいっぱいいるけど、地方に行くと日本人ばかりだもんね。

Atsuko さんのコメント...

日本でも昔に比べると増えたよね。地方は外人には住みにくいんだろうなあ。

あくあ さんのコメント...

やっぱ、体重、増えてたか。あれ、おいしそうすぎたもんね。

地方は外人には住みにくいでしょう。言葉は会話で通じないだけじゃなく、書いてあるものも読めないだろうし、地域にもよるかもしれないけど閉鎖的だろうしね。

Atsuko さんのコメント...

週末はどうしても食べ過ぎちゃうんだよね。あの食事は月曜だったけど、週末のつけも回ってきたようでした。先週50キロをきったのは生理の直後だったんだけど、大体その頃って体が軽いんだよね。

そういえば大阪の地下鉄も10年位前は料金表が日本語だけだったような気がします。今はムッチャ大阪弁のアクセントで、ネクストストップイズ・・・ヨドヤバシ、ヨドヤバシ・・・ってアナウンスしてくれます。