2010年5月5日水曜日

こいのぼり


今日こいのぼりを出しました。5月5日の当日に出すなんて遅いんですが、その日になるまでこどもの日っていうことに気がつかないんですよ。一度出したら面倒なので、1ヶ月くらい風雨にさらされてます。

このこいのぼり、ルイちゃんが生まれた初節句に日本から送ってもらって、毎年出してます。最初の年くらいは日本と同じくらい4月の末くらいに出して、10日くらい羽ばたかせていましたが、それ以来は上記のとおりです。

そういうわけでうちのこいのぼりはとってもぼろぼろです。まず矢車が壊れてしまいました。そして吹流しと真鯉の口の輪が壊れてしまったので、なかなかうまく風に羽ばたきません。日本ならこんなの恥ずかしいんだけど、こちらでは誰もわからないので、その辺の心配はなし。

ルイは11歳なので、もう今年はこいのぼりはいらないかと思って、「どうする?」と昨日聞いたら、「絶対出してほしい」とのことでした。それで面倒だけど、あと数年のことなので出してあげました。

いったい何歳までこいのぼりって出すのかな。私は小学校に上がったくらいから、家がごたごたしていたこともあり、お雛様を出してもらった記憶はないんだけど。あまりにもぼろぼろだけど、買いなおすようなものでもないしね。ルイが要らないというか、本当に上げられないくらいぼろぼろになるか、どちらが先かな。

ところで私の住んでる集落は家が30件くらいあるんですが、ここデボンに越してきたころ、この集落でこいのぼりを見かけました。村に池専用のガーデンセンターがあり、そこで鯉などの魚も売ってたんです。そこの宣伝でこいのぼりを道路沿いに年中上げていました。そのガーデンセンターは私たちが越してきたころつぶれたのですが、今はわれわれがあげています。イギリスでちゃんとした日本製のこいのぼりを見たことは他にはないので、本当に妙な偶然。引き寄せの法則ですなあ。

ところで、ここ数年土産物屋などで何度か、イギリス製のこいのぼりらしきものを見たことがあります。日本のスーパーなどでお菓子と一緒に売ってる紙のこいのぼりのような感じで、でも色や形がちょっと違う。緑とかオレンジとかあります。多分誰かが本物のこいのぼりを見て、イギリスでも売れるとアレンジしたのでしょう。

それで、数年後に我が家がこいのぼりを出さなくなっても、この村の誰かがまたイギリス製のこいのぼりを上げるのかもしれません。

8 件のコメント:

こんの さんのコメント...

鯉幟 うう なんとも長閑ないい話で、つい笑ってしまいました
イギリスの空で泳ぐこいのぼり 愉快ですなぁ

「天童の家」には鯉幟の代わりに人形(鏡獅子)を飾ってます(息子は疾うに20を過ぎてますが)

人形には、毎朝ご飯を供え、柏餅などもあげます
まぁ そういう楽しみですね

Atsuko さんのコメント...

え、ではこんのさん、息子さんが生まれて以来毎年人形を出してるのですか?うちの母など、私のお雛様なんてとうに処理したんじゃないかな。柏餅いいですね。こちらでは鯉のびりは出しても、粽や柏餅がないから、気分が出ません。食べたいなあ。

ところで「長閑」ってなんて読むんですか?辞書でチョウカンで調べましたが、載っていなくって。お恥ずかしいですが、聞くのは一時の恥ですので。

こんの さんのコメント...

長閑(のどか)

柏餅やちまき この季節のものですねぇ

あくあ さんのコメント...

こっちでは鯉のぼりはひとつも見かけませんでした・・・。

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、ありがとうございました。「のんき」かなと思って辞書で見てみましたが違いました。のどかとは、惜しいところでした。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、え、一件も見ない?子供のぜんぜんいないところに住んでるんですね。

あくあ さんのコメント...

そんなことないですよ。うちのマンションは子供だらけだし、近所にもたくさん子供はいます。ブロックごとに小学校があるくらい子供は多いんだけど、でも鯉のぼりはひとつもみなかったなぁ。

Atsuko さんのコメント...

ブロックごとに小学校?それはすごい。それなのにどうして見ないのかな。東京の人たちは鯉のぼりはあげないのか?