2009年12月14日月曜日

Joe Mcelderry


昨日はXファクターファイナルの二日目、最終日でした。残っているのはわたしが応援しているジョーとオリー。ジョーは北イングランドはニューカッスル出身の18歳の背の低いかわいい男の子。オリーは25歳くらいのロンドン郊外の男性です。

今日は二人とも2曲ずつ歌います。まずはじめは今まで歌った中で自分のお気に入り。オリーはビートルズのツイストアンドシャウト。ジョーは昔ジャーニーというバンドが歌ったDon't stop believing.という曲です。声が良いのでよくスローな曲を歌うんですが、これはロックでなかなか若々しくて、はつらつとしていて、私は気に入ってます。

その後最後に二人が同じ曲を歌います。曲はThe Climbという曲。これはオリーもなかなか味のある歌い方だったのですが、やっぱリ天使のような歌声のジョーは、圧倒的でした。圧倒的とはいっても、大声で押し付けがましく「どうだ、僕は歌がうまいだろう」という歌い方ではなく、本当に自然にただのびのびと歌ってると言うすごさです。

このファイナル、後で聞いたところによると、視聴率は1900万人。イギリスの人口6000万人ですから、3人に一人が見てることになります。さすがにいつもニコニコしてるジョーも緊張してるのがわかります。

そして電話投票による結果の発表。

ジャーン・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

という永遠かと思えるサスペンスの後、勝者は、

「ジョー!!」

私とルイは手をたたきあって喜びました。


ジョーは顔面蒼白。気持ちを聞かれて、ほとんど声が出ていません。今にも気絶するんじゃないかという感じ。

すると司会者が、CDを取り出しました。そこにはジョーの顔と名前が印刷してあります。さっき歌ったクライムという曲、勝者のバージョンがそのままシングルになって、昨日の夜中の12時からインターネットダウンロード、そして今日からレコード店で売出しとのこと。

そしてまだ口がきけないでいるジョーの手にマイクを渡し、ではもう一度歌ってくださいとのこと。こんなに声も出ない状態なのに、大丈夫かな。

さすがにマイクを手にすると、きちんと歌い始めました。でも嬉しさがこみ上げてきたのか、ニコニコと今にも笑い出しそうです。すると歌の途中から、今まで過去3ヶ月ライバルだったほかの11組もステージに登場、ジョーを取り巻いて喜び合っています。よく見るとここにジョンとエドワードも出ています。(向かって左)二人とも他人のことなのにすごく嬉しそうに飛び上がって喜んでます。

ここに二つリンクと載せておきます。一つ目はDon't Stop Believing. そして二つ目はこの受賞後の嬉しそうな歌。日本ならここで泣くんだろうけど、実際イギリスでも去年優勝した人は涙で歌えないほどでしたが、嬉しそうな微笑が隠せないのは若々しさがあふれてて良いです。

http://www.youtube.com/watch?v=YaS8YqRuY8o

http://www.youtube.com/watch?v=7rwE8MH9kP0


この曲、まず間違いなくイギリスではクリスマスナンバーワンになると言われています。だから日本でもラジオで流れるんじゃないかな。

彼の本名はジョー・マッケルダリー Joe Mcelderry. ご注目くださいね。

2 件のコメント:

こんの さんのコメント...

「ジョー!!」
見せてもらいました。うう 凄い!ですねぇ
あつこさんが興奮するお気持がわかりますです
歌も、彼の表情もいい!ですなぁ
私のような年寄りにもよく分かります
これで一区切りついて...次はなにかなぁ(楽しみです)
ありがとうございます

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、見ていただいてありがとうございます。こんなに歌がうまくって、しかもまだ18才。これからどんな将来が待ってるのでしょうね。

でもここからがスタート。今までこの番組で優勝しても、すぐに消えていった人もたくさんいるので、彼にはがんばってもらいたいです。