2009年12月3日木曜日

アブラハムのビデオ


なんとなく最近調子が今ひとつ。元気がないとか鬱だとかそんなたいそうなことではないんだけど、ちょっと覇気がなくなってきたというか、心が躍るようなことが少なくなってきた。私は冬と暗い朝が苦手なので、まあ無理もないといえばそうなんだけど、何とかしたいなあということで、アブラハムのビデオをYOUTUBEで見ました。

アブラハムをチャネルしているエスターとジェリーの公式なサイトがあって、そこには30本ビデオが出ています。どれも10分弱だから、ちょっと見るにはちょうど良い。ほかにもDVDを何枚か持ってるんだけど、これはどれも2枚組で4時間くらいあるので、なかなかまとまって時間のあるときにしか見れません。

この公式のサイトにはエスター(アブラハム)がセミナーで話しているところがうつってるんですが、これとは別に非公式というか、彼ら以外の人が載せているビデオもたくさん(おそらく何百も)ありました。こちらはエスターはうつっていなくて、ただ彼女の声ときれいな写真のビデオだけだけです。

それでそのうちのいくつかを昨日とおととい見てみました。やっぱり良いですねえ。本当に心が元気付けられます。こういうことを信じない、胡散臭いと思う人もいるでしょうが、そういうことを抜きにして聞いても、はっと気づかされることが多いです。正直言って、もしもこれをチャネルしているんじゃなくて、エスターおばさんが自分で考えていっているとしたら、そっちのほうがすごいと思います。

これは彼らの本の前書きに書いてあったんですが。(書いたのは、ややこしいですがアブラハムではなくてエスター。)あるティーンエージャーが彼らのところに来て、「僕は前はこんなのは騙しだ、アブラハムなど存在しなくてエスターが自分で話していると思っていたけれど、どれだけアブラハムの言うことがnon-judgemental(偏見のない、人をあれこれ批判しない)かを知り、アブラハムの存在を信じるようになった。人間ではこんなにnon-judgementalにはなりきれない。」と言ったそうです。

私も本当にそうだと思う。彼らはどんな立場も批判したり、道徳をといたり、善悪のものさしを取り出したりしません。そこがすごい。

昨日聞いたビデオは、ギターが趣味の人が、どうしたら音楽家として食べていけるかと言う質問でした。アブラハムの答えは長くなるのでここには書きませんが、次のようなたとえをしていました。

「レストランで大好物のとってもおいしい物を注文して、それを食べているときに、『ああ、どうしてあの別のレストランに行ったり、あの別のものを食べたりしていないんだろう。悔しい。』とは思わないだろう。そのときはただ、今食べているものをおいしく味わって食べるだろう。毎日をそういう風に生きなくてはいけない。」

つまり、たいていどんなときでも、その気になれば何か感謝できること、楽しいこと、ありがたいことが思いつく。どうしてそれに意識を集中してそれを楽しむ代わりに、心配したり腹を立てたり不満を言ったりするのか、ということです。

たとえば今朝私はサルササイズのクラスに行きました。音楽にあわせて踊ったり体を動かすのは楽しいので、それに気持ちを集中していれば良いのに、時々ふと心配事や面白くないことに気持ちが行ったりしてしまいます。まあこの場合はたった45分のことなので、「いけないいけない」と気持ちを集中しますが、こんなわかりやすい例でなくても、「常に楽しいこと、良いことに気持ちを集中する。」というのは、肝に銘じたいです。

こうして考えると、人間って悲観したり悪いことを考えたり、腹の立つことにこだわったり、どうしようもないことをくよくよしたり。そう言う習性になってるんだなあ。だからちょっとやそっと、ポジティブシンキングしようなんて思いつくだけじゃぜんぜん無理で、毎日毎日、ことあるごとに自分に言い聞かせなければいけない、常に心がけていなければいけない、大変なことなんだなあと思います。

そのためにも、このたくさんあるアブラハムのビデオ毎日見るのを日課にしようと思ってます。

あ、残念ながらこれ英語なんですよね。本は翻訳が出ていますが、ビデオは訳されていません。

私イギリスに住んで20年以上になりますが、このアブラハムに出会っただけでも、このビデオを見れるだけでも、英語できてよかったって心の底から思ってます。

写真はチャーリーの新しいタトゥー。(友達が遊びに来て、友達と一緒にお互いの腕にペンで書いた。)

4 件のコメント:

こんの さんのコメント...

ルイさんやお友だち 漢字がかけるのですね(凄いなぁ)
これは何日間くらい消えないのでしょう?
風呂をつかえば、消えてしまうものなのかなぁ...

面白い(と言っていいのかどうか)遊びですねぇ
遊びじゃないのかなぁ?...

日本では、入れ墨をよく思わない人が多いです
昔、犯罪者には入れ墨をした歴史があるのですうよぉ

Atsuko さんのコメント...

これ、ただのボールペンで書いたようですよ。だからすぐ消えると思います。

こちらではワンポイントの刺青はファッションになっていて、子供でも刺青セット(本物ではなく、シールのようなもの)を使って遊んでます。

でも本格的な大きい刺青と耳以外のピアスは、ちょっと怖いイメージはこちらでもありますね。

あくあ さんのコメント...

アブラハムのこと、私もそう思いますよ。キンドルに入れて持ち歩いているので、ときどき電車の中で読んだりして、マインドセットをリセットしてます。

Atsuko さんのコメント...

マインドセットのリセット。良いですね。

実は今日また停電があり、そのせいかまた暖房が故障したのですが、昨日アブラハムを聞いたいたせいで、悪いふうに考えないように、良いことに気持ちを向けるようにしていたら、電話したら運良くエンジニアが近くまで来ていて、すぐに治りました。しかも前回入れた部品の不備で、保証期間中とのことでした。

アブラハムさまさま。