たとえばイギリスでカフェとかレストランに入ります。普通くらいの大きさでテーブルが12くらいあって、17-8歳くらいのウエイトレスが2人いるとします。 そしたら、まずテーブルが汚い。メニューを持ってきてくれない。なかなか注文を取りにこない。そして注文の品も遅いし、伝票を頼みたいのに、姿が見えない。無礼ではないけど、フレンドリーでもない。ウエイトレスは裏でおしゃべり。
こんな感じです。
ギリシャでは、同じようなレストランで、中年のウエイターが一人で働いています。足を踏み入れたとたんに、やや強引に席に着かせられます。「ここがベストの席だ。あちらがいい?じゃあノープロブレム。」という感じ。そしてあっという間にメニューが来て、まだ注文が決まらないうちに、注文取りに来ます。注文すると、あっという間にドリンクとパンが運ばれて、程よい頃に食べ物が来ます。ウエイターはきびきびとテーブルの間を早足で歩きます。
大体がこんな感じ。
しかもサントリーニなどの観光地は、週に7日間、毎日働いています。私たちが何回かお世話になった観光ツアーの会社の若い女性は、毎朝8時から夜の9時まで、やはり週7日働いてると言ってました。冬に何をするのかと聞いたら、「Sleep」と言ってましたよ。何度か行ったカフェの、働き者の若いウエイターも同じこと言ってました。
ビーチにはパラソルとサンベッドがたくさん並んでいます。これらは全部、ビーチ沿いのレストランのものなのですが、夕刻にはすべて、砂がかからないように片付けられます。そして翌日9時にはすべてまたビーチに並んでいます。
思い返せば、ビーチにはぜんぜんゴミがなかったし、街でもゴミを見ることはありませんでした。清掃の人を見ることはなかったので、きっと早朝に行われてるんだろうなあ。
もちろん観光地だから、観光シーズンだけ人は24・7働くわけですが、それにしても、働きっぷりがいいし、ギリシャ人が怠け者なんて、イギリス人に言われたくないよなと思いました。
・・・・・まあそれはそうなんですが、サントリーニの空港で、飛行機に乗り遅れそうになり心臓がバクバクする出来事がありました。 ギリシャが「今ひとつ頼りない国」と思われているのはこんなことだろうなあと思いましたよ。その話は、
つ・づ・く
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エンポリオという街の、ただの路地。ゴミひとつなくて、適度な朽ちかけ感がなんとなく絵になります。 |
4 件のコメント:
へえ。そうなのか。
でも、アメリカとかも、エリートの人たちは日本人よりめっちゃ働いてるけど、お店のレジの人や、ウエイターたちはひどいから、格差というか、そういうのも関係あるのかな?イギリスもサービス業はいまいちだよね。
イギリスは人件費高いのに、本当にサービス業はだめやね。これは階級システムに関係あると思うけど。ギリシャ人は、旅行で接する人達はエリートたちではないけど、見ていて気持ちいいくらいてきぱき働くよ。
こういただの路地が絵になる街を歩きたい。日本でも地中海でも確かに絵になる。
私が知っていたギリシャ人はまじめで働きものでした…イギリスに転職しちゃったけど。
働く人は働くっていうその割合が土地土地で違う法則でしょうかね。
山歩きさん、お久しぶりです。本当、路地が絵になるって素敵ですよね。ヨーロッパではやっぱりパリやローマかな。日本は、どこに行っても張り紙があるのが、景観をだめにするとおもうんですよね。
イギリスに転職してたギリシャ人、やっぱりイギリスでも働き者なのかな。染まってなければいいが。。
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