2016年9月29日木曜日

田舎暮らし

私が田舎に住んでいると言うことは、このブログを定期的に読んでくださる方たちならご存知と思うのですが、どのくらい田舎か、例を挙げてみようと思います。

まずバスが日に5本くらいしかありません。(でもあるだけマシな村です)。終バスは5時45分。日曜はバスなし。村にはバス停はなく、どこでも降りれるし、どこでも拾ってくれます。

一番近い電車の駅は車で30分先。

春に鳥の巣にやられます。今まで郵便受けの中に巣を作られたり(これはちゃんと育ちました)、暖房のボイラーの煙突に巣を作られたりしました。屋根裏部屋にカラスか何かの卵が落ちていたこともあります。

たまにですが、庭に野生動物が入ってきます。鹿に若い桜の木を食べられて、枯れたこともありました。狐、ハリネズミなども、めったに見ないですが常連です。

そして庭に牛が10頭くらい侵入してきたことも、隣の馬がうちの庭に逃げてきたこともありました。

歩いていけるファシリティーがありません。村には郵便局どころか、店ひとつないです。ですが月に一度図書館のバスが来て、これは家から30歩くらいの場所に停まります。

この季節になると、ほぼすべての家にりんごの実がなり、ただのりんごやその他の収穫物が廻ってきます。道端では、ブラックベリー採りをしている人を見かけます。

庭に雉が入ってきて、庭を荒らす。雉を見ても、きれいとかかわいいとかぜんぜん思いません。ただの害鳥。この季節になると、雉狩の鉄砲の音をよく聞きます。それもなんとなく切ないです。

木に鷹や隼が止まっていたり、ふくろうが飛んでいたりする。

インターネットが遅い。会社によっては携帯電話の電波が届かない。

カーナビで家にたどり着けない。村全体がおなじ郵便番号のため。

村に通りの名前が無い。家は番号がなく、それぞれの家に名前がついている。

ポストまで手紙を入れに行かなくても、郵便屋さんに 渡せば郵便局に持って行ってくれる。(昔、Japanese yoga teacher, Bideford(街の名前)だけで郵便が届いたことがありました。)

村に多分20代の人は一人もいない。多分70歳以上が40パーセントくらい。

こんな感じです。これ以上の田舎に住んでいる人はぜひレポートしてください。

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こんな感じです。

4 件のコメント:

nekonasu ねこなす さんのコメント...

Atsukoさんの住んでいるところは、ダンナが住みたそうなところです。
が、私が不便すぎてダメで、歩いて行く距離でお店がないっていうのが恐怖です。(笑)
私の実家の父の田舎が陸の孤島のようなところで、電車が山の麓の駅に1日5本ありますが、山を半分登らないと家に辿り着かないというスゴいところです。
もちろんバスもないしお店も1軒もありません。
昔は電車の駅のそばに1軒何でも屋さんみたいのがあったのですが、需要が減ったようでなくなってしまいました。
週に数回トラックで物を売りに(雑貨から食品まで)来ますが、今は村の住人も車を持っているので町まで出てショッピングすることが多いみたい。
トトロが住んでいそうな感じで、子供たちは小さい頃は喜んでいましたが、今は何もすることがないのですぐに飽きてしまいます。(笑)
クマはいるけど、一緒に遊べるわけでもないし。(爆)

Atsuko さんのコメント...

ねこなすさん、
車がないと何も出来ないって言うのはすごく不便です。子供が小さいときはまだしも、高校生くらいになると友達と遊びに出かけたがるし、そのたびにいちいち運転して行かないといけないです。
お父さんの田舎、すごそうですね。山を半分登るって、かなりの距離なのでしょうか?トラックで物を売りに来ると言うのがすばらしいです。クマがでるんですか?それってマジで怖いかも。
実は私の祖父母の家(今は叔父の家)も相当の田舎なんですが、一応店もあるし、郵便局も銀行もあります。でも昔は電車が1時間に2本くらいは通っていたのに、20年位前に電車がなくなり、いまはバスでしかいけなくなりました。まさに陸の孤島です。

あくあ さんのコメント...

同じ大学に行ったのに、そんなところでずっと住んでるんだもんなぁ。人生ってどっちにでも転がるし、どっちに転がっても、人生は進むよね。

Atsuko さんのコメント...

やっぱりそのくらい考えてしまうくらい、田舎やよね。