10年近く前にフランスに行ったときに、結構北部だったのに、アーティチョークがたくさん栽培されていました。それで、家でも栽培できるだろうと、イギリスに帰ってきて早速種を買い、菜園で育てました。多年草なので、一度育つと、冬になると枯れるけど、翌年また生えてきます。
今日収穫したのがこちら。うちのはソフトボールくらいの大きさだけど、フランスで見たのは、ハンドボールくらいでした。これを1時間くらいゆでて、このうろこのような部分を一枚ずつはがし、その根元の部分だけが食べられます。溶かしたバターにつけて、前歯でそぎ取るように食べます。そしてこの「うろこ」がなくなったら、最後に直径5-7センチくらいのアーティチョーク・ハート が残るのですが、これがちょっとポテトのような、いわば珍味です。
アーティチョークは実はこんなに大きい植物に育つのです。2メートルはあります。
なのでジレンマ。
こんなに場所をとる植物なのに、食べる部分は、全体の五千分の一くらい(推定)しかないんですよ。 しかもやっぱりこんな大きい植物の隣では、なかなか他の野菜が育ちません。
その上野菜としては使い勝手が悪く、前菜としてしか食べられないし、しかも最近は家族がそろわないから、去年は一度も食べませんでした。
最初は二株あったんだけど、3年ほど前に減らして今は一つ。でももうこれもなくそう。この秋には根っこを掘るぞ。そう思って、家族に「アーティチョークを食べるのは今年が最後。心して食えよ~。」と言ってました。
でもそうなると、惜しくなるのが人情。特に、人参やジャガイモと違って、スーパーで売ってるわけでもないし・・・。
そういうわけで、じゃあまあ、今年は掘り出すのはやめよう、もう一年待とうと言うことになりました。
でも来年また一度も食べなかったら、絶対掘り出します。
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今日の菜園。ジャガイモを収穫しました。 |
4 件のコメント:
うわあ~、畑すごいですね~!アーティチョークが自分ちで採れるってスゴイです。私は食べたことありませんが、食べるのにもけっこう手間がかかるんですね。今ちょっと見てみたのですが、日本で200~500gのが1つ1500円くらいしてますよ!!そんなことを知ってしまうと引っこ抜くなんてもったいない~!!って思ってしまいますが、食べない上に場所も取るとなると引っこ抜きたくなる気持ちも分かります(^^;)
こんにちは。アーティチョークってひまわりの仲間で、種からすごく簡単に育ちますよ。苗を分けることもできるので、近ければお持ちしたいくらい。そんなにするんですか~。イギリスでもめったに売ってるのみないから、きっと高いのかなあ。場所さえあればお勧めですよ。
ただ簡単に育つものの、ゆでるのに時間かかるし、食べるもの面倒くさいですけどね。こう書くと、なんかいいとこなしの野菜ですね。(笑)
へえ、そんなに大変なのか。イタリアの八百屋には山ほど売ってたけどね。日本ではめったに見ないので、調理はしたことないですね。掘り起こしちゃうのはもったいない気もするけど・・・・。
あくあさん、フランスでもあちこちで売ってたよ。イギリスよりはちょっと暖かいほうがよく育つのかも?
日本で売ってるのは、日本で栽培されたのかなあ。
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