いよいよパリの最終日。この日の夕方の飛行機でロンドンに戻ります。
朝は男子が朝寝坊したので、ちょっと遅くスタート。また違うカフェを探して朝ごはんです。カフェは本当にあちこちにあり、今回8軒行ったけど、外れはありませんでした。ここは若い男性二人が若者らしい格好で給仕してました。パン・ド・ショコラもオムレツもおいしかった。
そして前日は入れなかったポンピドーセンターに行きました。数週間前のテロ事件のせいかどうかはわかりませんが、どこに行ってもセキュリティの列があります。ここは混んでなかったんだけど、セキュリティで並んで、切符を買うのに並んで、荷物を持って入れないということでクロークルームに並んで、入場までに1時間くらいかかりました。
ポンピドーセンターはモダンアートの美術館です。常設の展示物のほかに、今はジェフ・クーンというアーティストの特別展示会をやっていました。
常設物は、量的には一つのフロアにまとまるくらいなので、それほど多くはありません。ロンドンのテート・モダンのほうが断然大きいです。でも、ただ見るだけの絵や写真のほかに、参加するアートや、ビデオアートが多くあり、ここでも簡単に一日を過ごせそうです。
これは参加するアート。部屋の中が作品で、一度に5人ずつしか入れません。そして参加者は置いてあるチョークで落書きすることが奨励されてます。私とルイとチャーリーと3人同時に入れました。
テーマは広島に落ちた原爆、Little Boy.
全体的に、中国の環境問題、人権問題とか、パリの人種問題とか、中東問題とか、政治的な作品が多かったです。
ガイドブックでは、まずルーブル、その次にオルセー美術館がお薦めで、ポンピドーはそれほど人気がないような書き方ですが、アートに興味のある人は絶対はずせないスポットだと思いましたよ。
そのあとセール側沿いを離れ、パリ北部のモンマルトル地区に行きました。
昔母と妹とパリに行った時、このあたりに泊りました。街に活気があって景色がよく、パリらしい楽しい界隈と言う印象でした。
でも今回はちょっと期待はずれでした。時間がなかったので、ゆっくりと町を散策することが出来ず、いい通りを見逃したのかもしれません。私は一応旅慣れてるのでさっさとかわしましたが、ルイとチャーリーとデイブの田舎者3人は観光客相手の黒人のお兄さん達に囲まれて、腕にグッドラックだからと腕輪のような紐をつけられ、小銭を取られてました。まあ、いい勉強です。
それでもウエイトレスさんがとっても愛想が良くて親切でおいしいカフェを見つけ、遅い3コースのランチを食べ、丘を登ってサクレコー寺院に行き、アーティストがポートレイトを描いてくれるスクエアを発見し、パリの最後の日を満喫しました。
肖像画を描いているアーティストは、どの人もすごくうまかったです。お金と時間があれば、私も子供達のポートレイトを描いて欲しかったです。
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2 件のコメント:
素晴らしい旅行だったようですね。50歳のいい記念ですね。
私、フランスは一回しか行ったことがないんだけど、また行くことあるかなぁ。
最近、旅は一期一会というか、それで最後かもしれないんだなということを思うようになりました。
動けるうちに行きたいところに行かないとね。
パリなんて、本当に飛行機で上がったと思ったらすぐ下りてきて、近いもので、値段もロンドンからだと90ポンドくらいであるのに、やっぱり行かない。イギリス人でもパリに行ったことない人はたくさんいるよ。
お金はそれなりにかかるけど、節約旅行をしようと思えば、それはそれで楽しいし、特に若い人には、旅行(特に一人旅)ほど勉強になる物はないと思う。
お金さえあればいけるって物でもないんだから、本当、行けるときに行かないとね。
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