パリの写真を数日に分けて載せます。
初日は4時の便だったので、ホテルに着いたら9時ごろでした。日曜だったのでホテルの周りは結構ひっそりしてましたが、その中で一軒、とても賑わっているカフェを見つけて、晩御飯を食べました。カフェとはいえちゃんとしたメニューがあり、前菜とメーンの2コースディナー。
隣のテーブルと肘がぶつかり合うくらい、狭くて混んでましたが、それがまた楽しいパリらしい雰囲気でした。
翌日は別方向に歩いて、朝ごはんを食べるカフェを探しました。見つけたのは、タバコニスト(煙草屋)を兼ねている老舗と言う感じの地味な、地元に根付いた、まさに映画に出てくるようなパリらしいカフェでした。調度品もあっさりしてて、トイレも20セントを入れないといけない仕組みなんだけど、とにかく今回行ったなかで一番気に入ったカフェでした。個人的ツボにはまった感じ。中年のフランス人らしいマダムが給仕してくれたんですが、それがまた良かった。
私とチャーリーはオレンジジュース、カフェオレ、クロワッサンの朝食セット、デイブとルイはクロケ・マダムという、トーストの間にハムが入って、うえにチーズと卵がのったものを食べてました。コンチネンタルブレックファーストじゃ足りないようです。
そして腹ごしらえのあと、まず行ったのが凱旋門。ここでチャーリーが鋭い指摘を。
「ここにいるのみんなアジア人!」
そう、日本人と中国人と、そしてどこか東南アジアからの観光客ばかりでした。他の観光スポットはそうでもなかったのにな。ここで噂に聞いていた、セルフィー用の竿をたくさん見ました。結構持ってる人は多かった。
ラッキーにもすごく晴れてました。ルイはシャンゼリーゼでサングラスを買いかけましたが、買うとどうせすぐ日が翳ると家族の反対にあい、荷物が増えるのを嫌う理由もあり、結局誰も買物せず。
そしてルーブル美術館。横から入ると列が短いそうですが、どうしてもピラミッドの中から入場したいと、寒空の中1時間半も並んで入りました。デイブは相当ぶうぶう言ってましたが、ユニバーサルスタジオで毎年鍛えてる我々は、1時間半くらい平気で並びました。
内部は展示物が多いですから、とりあえず有名なものだけでも抑えることにしました。
私が一番惹かれたのはこれ。サモトラケのニケ。わざわざひとりで引き返して2回見ました。
大きい階段を上がった正面の踊り場にあるのですが、そのセッティングが、いかにも意気揚々と美しく、素晴らしかった。グーグルで写真を探すと、ただ像が台座に載った写真が出てくるかもしれませんが、ここではオリジナルの石の船の上にのっていて、それがまたいいんです。
この感動、素晴らしさ、言葉になりません。ちょっと恋をした感じ。
明日もパリネタで行きます。おきらいでなかったら、続き読んでね。
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4 件のコメント:
おお、半世紀の記念旅行としては素晴らしいですねぇ。私はそういう芸術とか骨董品には疎いんだけど、それでもイタリアでその手のものをみたときは感動しましたね。フランスは出張でしか行ったことがないんだけど。
私も疎いほうだと思うんだけど、それでも結構好きかな。やっぱり年を重ねるにつれて、芸術を鑑賞する能力は高まる気がする。
猫組解説委員です。
19日が旧正月なのでその前後は中華系、朝鮮系はみな長期休暇に入っています。日本も彼らがドッと押し寄せていて爆買いしてくれるおかげで日本経済は潤っています。
それにしてもルーブルって自由に写真撮れるんですね。日本の大手の博物館はたいてい撮影不可だったかと思うと、羨ましいですね。
猫組解説委員さん、ルーブル、さすがにフラッシュ撮影は禁止でした。ヨーロッパの美術館はどこも写真大丈夫なんじゃないかなあ。
中国人はロンドンにも多かったですよ。でも最近は、年中多い印象です。逆に、日本人が昔に比べて減ったなあと思いました。
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