2015年2月20日金曜日

2月17日 エッフェル塔、美術館、カルチェラタン

この日は子供達が一番行きたがっていたエッフェル塔。私は過去に2回昇ったことがあったんだけど、最後に行ったのは20年位前です。

実はイギリス人には案外高所恐怖症という人が多いんですが、デイブも高いところは苦手。で、エッフェル塔は1階、2階、3階とエレベーターが止まるから、2階まで上るといって一緒に列に並びました。もちろん我々3人はトップまで。

しかし列に並んで上を見上げてるうちに、デイブは足がすくんだようで、やっぱり上がらないと決めました。そんなこと言ったってもう切符売り場まですぐだし、やっぱりやめるったってどこから出て行くの・・・・と思っていたら、売り場のすぐ横に、列から外にでれるゲートがありました。そういう人は結構いるのかもしれません。

小一時間待って一つ目のエレベーターを上がり、ここは2階。柵は 腰辺りだし、怖いといえば怖いけど、平気といえば平気。まだまだ余裕です。

2階からの景色
その後の一番上まで上がるエレベーターは、ちょっとだけ怖かったです。高所恐怖症の人なら絶対ダメと思う。 エレベーターを待つのも、てっぺんに上がってからも、とにかく寒かった!!さすがに一番上は柵がめぐらせてありましたが、2階から落ちてもてっぺんから落ちても同じだから、その違いの意味はちょっとよく分からないなあ。でもやっぱりこの高さで柵が腰までなら、足がすくんでしまうかも。

一番上からの景色

この一番上に来るまでに、かなりの時間を寒い中で待ちました。そしたら、このエッフェル塔の一番上に、トイレがあったんです。しかもガラス張りの室内観覧所内ではなく、外の柵の内側で。それで、ここでトイレに行きました。パリのエッフェル塔の一番上でトイレに行ったって言うのは、もしかしたら今回一番の 記憶に残ることかもしれません。ちなみにトイレ自体は普通でしたが、全然他の人はいませんでした。

エッフェル塔を下りたところでデイブと合流。みんな寒かったので、とりあえず近くのカフェで温かい飲み物とランチを食べました。ただのランチだったのに、この旅で一番高かった食事でした。さすがエッフェル塔。でも混んでいたけど、全然待たされることなく、いい雰囲気のカフェでした。


カフェを出て、隣の土産物屋に駆け込んで、帽子とマフラーと耳あてを購入。こうして我々は装いが段々フランス人らしく なって行きます。

エッフェル塔の下の店で買い込んだスカーフをつけるルイ
写真は買ったものを着込んで、セーヌ川を背景にセルフィー。なぜかみんな変な顔でおかしい~!!


そして予定通りノートルダム寺院に行き、徒歩で、途中クレープなどを食べながら、モダンアートの美術館、ポンピドーセンターに行きました。すると・・・・・・!!

なんと休館!!あの例のネットのサイトでアイテナリを作って行ったのに。休館日というのは計算されてなかったのか!!イギリスでは美術館博物館等は平日は休館ということはないので、考えもしませんでした。

それで予定を急に変更して、オルセー美術館に行くことにしました。が、ここから地下鉄で行くとなると、それはそれで乗換えがあって結構時間がかかる。なので1キロほどを歩いていくことにしました。シテ(島)を通ってセーヌ川に沿って歩くので、こんなに素敵なことはないはずなんだけど、何しろ美術館の閉館時間がありますから、わき目も振らずせっせと歩きました。

でも途中で止まったのがこの橋。この金色の鱗のような物は、実は鍵なんです。この橋に恋人達が鍵をつけると幸せになれるとの言い伝えがあるとか。そのことは私は知らなかったのですが、チャーリーが下調べをしていて、教えてくれました。


オルセー美術館に入ったのは4時半過ぎ。5時半にはクローズの音楽が流れ始めたので、1時間くらいしか見れませんでしたが、一応有名な印象派の絵は抑えておきました。ルーブルなどに比べたら小さい美術館ですが、それでも半日はゆうに過ごせたと思うのに、残念でした。

そしてそこから、今まで行ったことのなかったカルチェラタン(ラテン界隈)にまた1キロほど歩いて向かいました。ソルボンヌの大学の近くで、 昔からサルトルなどの著名なインテリ層が集まった地区と言うことで、ロマンチックなイメージを持っていましたが、実際にはあんまり賑わっているでもなく、ちょっと期待はずれでした。

それでもカフェでワインを飲んで一休みして、別のブラッセリーで晩御飯を食べました。どちらもいい雰囲気のお店で、食事はおいしく、そして値段は一番安かった。

とにかく歩きまわって疲れた一日でしたが、盛りだくさんで、パリをしっかり満喫した日となりました。

では明日も続きを載せますので、飽きてなかったら読んでね。

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5 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

いいなぁ、素敵なパリ旅行ですね。

しかし、エッフェル塔って、そんな感じなんだ。東京のスカイツリーなんかは壁で覆われてるから怖くもなんともないけど、腰までだったりしたら怖いよね。あ、でも、ニューヨークの、うーんとなんだっけ、その手のビルの屋上は腰までだった気がする。私はスカイダイビングもするくらいなので、高いところは好きですが。

Atsuko さんのコメント...

エッフェル塔は、さすがに昔できた建造物という感じだよ。そこが、「これ大丈夫か」みたいなちょっとスリルがあって怖くて、またいいんよ。たぶんスカイツリーは、高層ビルのように安全感いっぱいで、怖くないんじゃないかなあと想像してます。きっとあくあさんは好きになるよ~。

匿名 さんのコメント...

エッフェル塔のトイレの話で思い出したんですが、僕がこれまで入ったトイレでいちばんスリリングだったのは富士山頂のトイレでした。とにかく中が真っ暗。どこに「穴」があるのかわからなくて、しかも床は汚物まみれのティッシュや新聞紙だらけで閉口しました。もう随分前になりますが、今もあるのかな?世界遺産になったけど。

匿名 さんのコメント...

名前書くの忘れてました。
猫組解説委員でした。

Atsuko さんのコメント...

猫組解説委員さん、それはすごいですね。確かにスリリング・・・・というか、スリルありますよね。今はどうなんでしょうね。でも山の家など水洗じゃないし、今も昔どおりなのかなあ。こういうのはMさんに聞くとわかりますよね。
ちなみにネットで探すと、「エッフェル塔には1階と2階にはトイレはあるけど、最上階にはない。」とありました。でも絶対行ったのに!!子供達にまで、「お母さん絶対トイレ行ったやんなあ。」と確認してしまいましたよ。