2013年9月19日木曜日

お金

今日車の支払いのために現金を銀行から下ろしてきました。

普通イギリスで個人間の支払いは、20ポンドくらい以上なら小切手になることが多いです。でも中古車の個人間の取引は、小切手は(残高不足で)戻ってくるリスクがあるので、現金決済。

額としては、日本に住む日本人なら普通に家の中にタンス預金してあるような額です。かばんに入れて持ち歩いても抵抗無いような額。でも財布に中にせいぜい50ポンドくらいしか現金を持ち歩かないイギリス人の感覚では、ちょっとびびるような額でもあります。

銀行の窓口でキャッシュカードを渡して下ろしたいことを言うと、身分証明の提示を求められました。そうだろうと思って運転免許持っていってよかったあ。

「20ポンド札でいいですか。」と聞かれ、お札を一々目の前で「1枚2枚3枚・・・・」と言う感じで数えて渡してくれました。それを茶色の普通のA5サイズの封筒に入れて渡してくれました。20ポンド札って3000円くらい。それなので かなりの枚数になり、けっこうかさばります。

50ポンド札と言うものも存在するんですが、全然流通してません。50ポンド札なんてとにかく使いにくい。だいたいそんな値段の物はカードでみんな払うから、必要ないし。しかも誰もめったに見ないから、店でもじろじろひっくり返したり、マネージャーを呼んで確認したり。

とにかくそのたくさんのお札の入った封筒を大事にかばんに入れて持ち帰り、家で早速数えてみました。それで改めて思ったのですが、イギリスって汚れていたり古いお札が平気でずっと流通してるんですよ。新札ってめったに見ません。といっても新札は新札でまた店でじろじろチェックされるから、ありがたくもないんですが。

イギリスってごくごく最近まで、ATMで入金って出来なかったんです。お札の使える自動販売機もあまりないし。これって、こんなにお札のコンディションが悪いと、やっぱり難しいんだろうなあ。プリンターに折れた紙を通して紙詰まりになるように。

古いお札も多い上に、何か書いてあるお札もよく見ます。左のお札は何か筆算のあとがあるでしょ。

こちらはくたくたのお札の写真。その一枚にはやっぱり数字が書いてあります。しかし、お金で筆算するなよ。

でもまあ、古くても新しくてもお金はお金。もうすぐ新しい車になってくれるありがたいありがたいお金様。私の元にいる間は、しっかり世話させていただきます。

とはいえ、やっぱりちょっと怖いから、3つに分けて家の中に隠してます。隠し場所はもちろん指差し確認しました。

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きょうの収穫。とうもろこしは本当にすごくおいしかったです。

2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

銀行で新札って頼めるの?私はこの間、不動産の手付金のために銀行で新札を100万円ずつ帯で巻いてあるのをもらってきました。縁起がいいかなと思って。すると、手数料を315円だったかな、取られましたよ。しかし、さすがにそういう単位の札束を一日でも電車で運んだり家に置いておいたりするのはビビるよね。なんで振込にしてくれないのか。不動産仲介手数料は振込なんだけど。なんか、伝統みたい。契約書にハンコおすのと同時に渡すのよね。

Atsuko さんのコメント...

手数料取られるのか。何でも取るね。
イギリスで新札頼めるのかなあ。聞いたことないなあ。去年近所のおばさんが、息子の結婚祝いに現金を上げるのに、5ポンド札であげたいからと、オーダーしていたことがあったけど。
しかし100万円ずつ巻いてあるって、一体いくら出したのか想像してますが、やっぱりそんなに身につけて移動するのはいくら日本でもむっちゃ怖いよね。家に置いておくのも。