先週の水曜の話です。ルイは学校にスクールバスで行けるまでに回復しましたが、バス停までかばんを背負っていくのが重いので、もって行ってあげました。チャーリーは家の前のドライブで小学校のスクールバスに乗ります。バスの時間はルイより数分遅いだけなので、私とルイが家を出たすぐ後に一人で家を出て、ドライブの入り口まで歩いていくことになっていました。
私がルイにバイバイして家に戻ると、チャーリーは近所の子供達とバスを待っていました。その時にふとチャーリーの顔を見て???という感じがしました。疲れてるのかな。なんか変な表情だな・・・そんな感じ。でもそう思ったのはほんの一瞬で、近所のほかのお母さん達と話しているうちにバスが来て、私もそのことはすぐに忘れ去りました。
バスが行った後家に戻ると、台所の机の上にチャーリーの本が一冊置いてありました。学校のかばんから出して置いていったようです。
それを見てどうしてだかわからないんだけど、「チャーリーはIpodを学校に持っていった。」という直感がしました。
Ipodや任天堂DSなどはもちろんのこと、小学校なので携帯電話も持っていくことは禁止されています。それだけではなく、このIpodは誕生日に貰ったお金で買ったばっかりで、家の外に持ち出すときは、使わないときはお母さんかお父さんに渡すことと決めています。残念ながらイギリスは日本よりはこそ泥が多く、学校やプールの更衣室などに持っていったら、盗まれる可能性が大きいんです。
それでいつもチャーリーがIpodを置いている場所数箇所を見てみましたが見つかりません。もっていったって言う証拠もそう思う理由も無いんだけど、なぜかこのときはそうに違いないと確信しました。
それで大急ぎで車を発車させました。学校は車で行けば5分くらいだけど、バスで行くと他の生徒を拾っていくので15分から20分くらいかかります。 私が学校につくとバスはまだ来ていませんでした。車を止めてバスの発着場所に行くと同時にやってきました。そこからチャーリーは友達と一緒に降りてきました。それでその前に立って、「チャーリー、Ipod渡しなさい。」というと、何も言わず素直にかばんから出して手渡しました。よっぽど、「お母さんどうして・・・」と思ったことでしょう。
罰としてそれから1週間Ipodは取り上げの刑になりました。でも別にぜんぜん文句も言わず、処罰を厳粛に受け止めていました。
どうやらインパクトは大きかったみたいです。こっそり悪いことしても、お母さんにはわかるんだよって。
でもどうしてわかったのでしょうね?私にもぜんぜんわかりません。直感、第六感。ただバスを待ってるときのチャーリーの表情に?と思ったのと、なぜかテーブルの上においてあった本を見て、Ipodのことがわかったんです。不思議です。
でもそういえば、似た様な、でももっと不思議なことが15年前にあったんです。考えてみれば本当に月日もぴったりの15年前くらいです。その時も不思議だなあと思ったんだけど、今から思えばあれは人生に大インパクトを与えるくらいの不思議なことでした。でもその話を書くと長くなるので、また明日かあさって、近いうちに書きますね。
ところでIpodと言えば、ルイも先月誕生日のお金で買ったのですが、ルイのも数時間取り上げたことがあります。ルイの場合は、とにかく時間があればだらだらとIpodを見てるんです。ゲームは決められた時間しかしてはいけないと決めてるんだけど、ゲームをしてるわけでもなく、音楽を聴いたり、Facebookを見たり、新しいアプを探したり。それで話しかけてもろくに返事しないし、用事を頼んでも、宿題やピアノをしろと言っても、返事だけで何もしないし、お母さんが怒って取り上げて、そのまま夕方仕事に行ったことがありました。
その時もルイもほとんど抵抗しなかったので、本人も一日中だらだらIpod見てるのはあかんなあという自覚はあったのかもしれません。
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2 件のコメント:
さすが。母の勘はすごいね。しかし、二人ともかわいいね~。しかも素直だね。自分が子供の頃、そんなに素直だったとは思えないなぁ。親がヒステリーを起こすから、兄弟で親の悪口言いまくってた気がする。
あくあさん、これって母の勘?自分で言うのもなんですが、自分の母親がこんなに勘が鋭かったら無茶苦茶怖いです。
可愛いかなあ、素直かなあ。まあ自分でも悪いって反省してるんでしょうね。ヒステリーって起こすほうも無茶苦茶エネルギー費やすけど、エネルギーの無駄のない没収はなかなか効果的です。
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