果樹園の真ん中に樫の木があります。この木は植えたのではなく、見つけた木です。
11年前に今の家を買ったときに、現在の庭や果樹園の部分は草や雑草が伸びっぱなしの荒野状態でした。でもその時は家の改造で必死だったし、芝刈り機を買うお金も無かったので、入居してから2年くらいは荒れるに任せていたんです。
そして住み出して2年ほどして、果物の木を植えようということになり、 やっと膝くらいまで伸びている草や雑草を刈ると、その中に混じって生えていたんです。それで周りの草だけ刈って、その樫の木はそのままにしていたらぐんぐん育ち始めました。
といっても初めのうちはまだまだ小さい木だったので、その周りに果物の苗木を植えました。
でも今ではかなり大きくなって、ちょっとやばいくらいです 。私としては果物の木の妨げになるから、切ってしまいたいのだけど、デイブは何か木を切ることに抵抗があるらしく、仕方ないので去年ばっさりと枝をたくさん切って、何とかコンパクトに保っています。
それで今日何の気なしにこの木を見ていたら、どんぐりがなっているのに気がつきました。どんぐりなんて採ってもどうしようもないんだけど、木の実を見たら採りたくなるのは本能なのでしょうか。手が届くものを全部採りました。
樫の木は成長が遅く、どんぐりをつけるようになるまで50年はかかるなんて事を聞いたことがあるけど、どうも嘘だったようです。この木はせいぜい12歳か13歳くらいのはず。写真ではちょっとサイズがわかりにくいけど、日本のどんぐりよりも二周りくらい大きいです。大きさは私の中指の第一関節くらいの大きさです。日本のどんぐりだったら小指くらいですよね。
木の下を見ると、どんぐりの殻がいくつも落ちていました。ということは中身は何かが食べたみたいです。何が食べるかと言うと、リスも食べるし鹿も食べるとのこと。一体何が食べてるのかなあ。
ところで今ネットで調べてみると、どんぐりって人間も食べられるみたいです。ただタニンが強くて苦いので、砕いて水にさらして何度も洗わないといけないとのこと。そのあと普通のナッツのように食べたり、粉に引いてホットケーキを作ったりできるそうです。
でもやっぱり木苺やローズヒップと違っておいしそうと言う感じがしないので、私でも作ってみようかなとは思わないなあ。
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2 件のコメント:
いやほんとワイルドなお宅なんですねぇ。
うちは猫の額より狭い庭なので、建物建築と同時に外溝工事も植栽もすべて終えてしまおうと思ってます。草が生えないように加工するとか。ワイルドの反対で人工的ですねぇ。
そりゃあ場所がそちらは天下のTokyoでしょ。こちらはイギリス人も知らないような辺鄙な土地だから。
小さい芝生なら、刈るのが面倒だからないほうがいいと私も思う。木のデッキングなんてどうですか?あくあさんのイメージだと壁沿いにおしゃれな観葉植物をイメージしますが、でも毎年ひまわりだとかコスモスだとかトマトだとかイチゴだとか、自由に育てられる場所もあると楽しいよね。
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