2011年7月14日木曜日

保守的な田舎町のヘンリー

結婚の話を聞いて嬉しくなったので、久しぶりに今日はヘンリーと電話しました。

しかしこうして考えると、しばらく会わない友達と電話で話すと言うのはすごく久しぶりのことです。メールはやり取りしてるのに。 メールは気軽にできるし、特に日本とか海外の友達ともぜんぜん距離を感じず連絡できるのがいいけど、電話はまた格別ですね。話が早いし。その割には長々と昔のようにだらだらと無駄話をして、それがまた楽しい。

そしてまた思ったのですが、そういえば実家の母とも去年の夏以来、お正月に一度電話したくらいで、ぜんぜん話ししてません。まあメールは週に2-3回はやり取りしてるけど。電話も昔に比べたら信じられないくらい安くなりましたよね。いろいろ会社が入っていて、私が使っている会社だと日本まで地上電話で1分3ペンス。5円以下です。昔は50ペンス公衆電話に入れて、20秒くらい話せた記憶があります。

昨日書きましたが、ヘンリーはプロのダンサーですが、今普通の人に混じってタンゴを習いに行ってるとか。ふーん、やっぱり謙虚だなあ。でも先生が意地悪だとの事です。まあ先生もプロのダンサーが生徒にいると、いろいろやりにくいんでしょうね。なんか話を聞いていて、私もサルサでもタップでもバレエでもいいから習いたくなりました。やっぱり私も踊るのが大好きなんです。

ヘンリーとヘンリーのだんなさん(リモ)は2年ほど前にロンドンから南東部のカンタベリーの近くの町に家を買いました。イギリスの田舎って保守的なんですよ。特にあのへんは保守党支持者が多い地区で、ゲイのカップルってどう受け止められるのかなあと、他人事ながらにちょっと気にしていました。特に彼らは外人だし。リモ はイタリア人なので白人なんだけど、ヘンリーは彼自身はアメリカ人とはいえ両親ははコロンビア人なので、ちょっと白人には見えません。(でも黒人でもないし、やっぱり南米系の顔としかしえない。)昨日の写真の通りです。

私もこの北デボンではじめはちょっと居心地悪かったですけど、やっぱり彼らもそうだったそうです。黒人もインド人もほぼ見ることがなく、イギリス人ばっかりの土地だとか。(そうそう、あのボブ・ゲルドフが同じ町に住んでるそうで、たまに町を歩いてるのを見るらしい。)

でもお隣さんとすごく仲がよくて、まるで家族のように行き来しているとのこと。60歳くらいのイギリス人の夫婦だそうで、奥さんは元先生、だんなさんはもとエンジニア。結婚式にも招待して、式の後は彼らの家で一緒にご飯を食べたとか。ゲイに対する偏見もまったくないらしい。

そうかそうか、それは良かった。本当に。ヘンリーってNY 出身だし、ずっとロンドンに住んでいて、しかもダンサーと言うゲイが普通の社会にいたので、イギリスのそんな保守的な土地でどうなるのかとちょっと心配だったんだけど、ああよかった。

ところであくあさんが昨日コメントで、「マイノリティーの権利が認められるのはすばらしいこと。」と書いてくれていましたが、NYでは2週間ほど前にゲイの結婚が合法化されたそうです。ヘンリーが結婚したのもちょうど偶然2週間くらい前でした。イギリスではゲイの結婚が合法化されたらすぐにエルトンジョンが結婚したし、ジョージマイケルもしたんじゃなかったかな。(こちらは自信なし。間違ってたら失礼。)たぶんNYでも次々有名人がゲイ結婚しますよ、今年、来年は。

阪神は対巨人戦3タテならず、4-0で負けました。岩田君に負けが付いちゃいました。4点くらい岩田君のために取ってやれよ!横浜相手ならぼこぼこ10点取ってたくせに。前の試合といい、一体チームは岩田君に今年はどれだけ借りがあるのだ!!

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

日本にいるとNYでゲイの結婚が認められたなんていうニュースも聞こえて来ませんよ。もっとマスコミが騒いでもよさそうなものだけど。おそらくまだそこにさえ至ってないんだろうなぁ。超有名人が結婚しだすとニュースになるかな。

Atsuko さんのコメント...

私もイギリスでニュースを聞いたわけではなくて、昨日電話で聞いただけ。こっちでもニュースにはなってないみたい。超有名人でNYにすんでて、ゲイカップルで結婚しそうな人って誰がおるんかなあ。