日本で４年以上前にイギリス人の２２歳の女性がレイプされ殺害されるという事件があったそうです。その犯人は死体をベランダに隠し、２年半以上も逃走し続けましたが、今日その判決が下されました。（終身刑）
判決に当たり御両親は来日し、裁判所前で読み上げた声明がテレビで写っていました。判決前は「もっとも厳しい刑を望んでいる。」といっていたそうですが、終身刑の判決に「満足している。」との事。やっぱりヨーロッパは死刑がないですから、死刑を望んでいたわけではないのかなあ。
犯人は割合若い男性でしたが、何度も整形手術をして外見を変えようとしたのですが、結局はそれがあだとなり、疑いを持った整形医のフタッフが通報したそうです。
犯人が捕まるまで両親は何度も日本に渡り、ビラを撒いたり報酬金を出したりしたようです。声明では「日本の人たちは犯人逮捕に非常に力を挙げてくれた。リンジー（被害者の名前）は日本が大好きだった。日本は彼女を失望させなかった。」といって、声を詰まらせていました。
娘がこんなに遠い異国に地に来て、レイプされ殺害され、日本を憎んでもおかしくない人たちなのに、日本の人たちに感謝の言葉をたくさん並べていました。なんか見ていて切ないような気持ちになりました。
「こんな遠い異国」と書いたけど、私も考えてみたら遠い異国にいるのだ。あさってロンドンのホテルに泊まって日曜の早朝の飛行機で日本に行きます。
遠いような近いような。やっぱり遠いかなあ。
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4 件のコメント:
この話題は、原発関連とともにこっちでも大きく取り上げられています。
遠い異国で、こんな事件に巻き込まれ、この親御さんのご胸中はいかばかりか…。
日本でお会いできるといいですね～。暑くて蒸し暑いけど、たのしいい日本の夏をお楽しみください。
山歩きさん、このほかに別の事件でイギリス人の女性が殺されたことが数年前にあったけど、あれはどうなったんかなあ。日本って凶暴な国・・・・って言うところまでは思われてないですけれど。
暑ささえなければ文句ないんですけどね。でも夏以外は長く帰れないし仕方ありません。都合をつけて是非大阪まで会いにきてください。
この犯人、逮捕されてから本を出してるんですよ。逃亡期間中のことを詳しく書いてます。実は読みました。整形手術は一回だけで、それまでは自分で顔を切ったりしてるんです。すごいですよ。最後の最後にお金をためて手術を受けたら足がついたようですね。
今年の夏の会合はどうしますかね？
あくあさん、こちらのニュースにちょこっと本の事が書いてあったので、そうかなあと思ってました。読んでしまう気持ちはわかるけど（たぶん私も読むと思う）、判決も出てないのに出版する出版社の良識を疑うなあ。終身刑だから牢屋でゆっくり書けばいいのに・・・でも死刑だったら書けないか。
日本についたらメールします。８月はお盆前後はちょっと予定が空いてるよ。そちらはどうかなあ。
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