2011年6月3日金曜日

イギリスの優雅な私立学校

先日ちらりと書きましたが子供達がトレーニングしてるスイミングプールが閉鎖になっています。それで往復60キロ以上もかかる遠くの私立学校のプールまでトレーニングに週に2回通っています。


家からの距離も遠いんですが、場所的にも何にもないところにあります。高速道路を下りて2キロくらいのところに村があり、その村を越えてさらに2キロくらいのところで、周りには見渡す限り牧草地以外何にもありません。まあ学校としては申し分ない環境といえるでしょう。

この北デボンには私立学校は2件あるのですが、ここは公立も含めてこのあたりでは一番成績のいい学校です。知る人は知ってるかもしれない前衛アーティストのデーミアン・ハーストの息子も通っています。まあかなりお金持ちでないと通わせることができるような学校ではありません。

学業のほうはともかく、スポーツのファシリティーがすごく充実しています。今日は天気がよかったので周りとぐるっと散歩して写真を撮りました。映画などに出てくるイギリスの寄宿生のパブリック・スクール(ここは実は厳密にはパブリックスクールではないのですが )の実物をご覧ください。映画で言えばアナザーカントリー(古くて知ってる人いないかな?)やハリーポッターの世界です。


これはゲートを入った正面にあるメーンの校舎。古くてがっしり。ハリーポッターのホグゥォート 風です。下の2枚は同じ建物。



充実のスポーツファシリティー。私がいつもすげえと思うテニスコート。

まずここに9面広がっています。



その横に4面あります。このほかにも表に2面ありました。テニスが好きな学校のようです。生徒数そんなにいないと思うんだけど。



クリケットグラウンド。すごくきれいに整備されています。今日は天気がよかったので、たぶん寄宿している生徒達が練習していました。


ジョナサンエドワード・スポーツセンター。真新しいビルです。ジョナサンエドワードというのは、これも知る人は知るオリンピック陸上の3段飛びの金メダリストです。この学校の卒業生。

クリケットグラウンドの反対側。たぶんラグビーなどに使うのでしょう。



これはたぶん宿舎。かなりランクの落ちるビルです。

そしてこれはプールの入り口。まるで公園の公衆トイレのドアで、初めて行った時はプールがこの先にあるとは思いませんでした。入ると女子更衣室で、その先に25メートルの4レーンのプールがあります。他のファシリティーに比べると、かなり見劣りするプールですが、文句は言えません。

イギリス夏到来。明日はアウトドアの予想。


料理のブログも更新しました、今日はイタリアンの ナス・チリ・トマトのパスタ


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2 件のコメント:

本読みと山歩き さんのコメント...

なかなか優雅な学校ですな。
そういえば、ベルギーに行った最初の夏、息子を英語付けにしようと田舎の学校へ1ケ月放り込みましたが、こんな感じだったな。
 石やレンガ作りの建物は、外は風雪に耐えて味わい深くなるし、中は最新式に改装しやすいので良いですね。
日本家屋も最近やっているところが出始めているので、うれしい限りです。エコです。

Atsuko さんのコメント...

山歩きさん、生徒もイギリス人ばかりではなく中国からの生徒が多いそうです。お金持ちの両親が送り込むようです。昨日も東洋人の青少年が夕方テニスをしていました。
この正面のビルはなかなか立派ですが、裏のほうの建物はそうでもないものもありました。でもとにかく敷地が広い・・・

うちの息子が9月から通ってる公立中学は去年建て直しになり、空港みたいなぴかぴかのモダンな近代建設です。生徒が落書き等をしなければいいんですが。