2011年6月2日木曜日

パイレーツ・オブ・カリビアン4



ハーフタームでお休みなので映画に行きました。6月というのにまだまだ寒くて、夜は3度とか4度とかです。ビーチにもいけないので映画でもと思って昨日予約しました。そしたら今日の午後から急に高気圧が張り出して気温は22度まで上昇。おかげで映画はかなりすいていました。

私はジョニーデップが好きなので 、このシリーズは好きですが、第2作と第3作はちょっとストーリーがややこしすぎるのが難点だなあと思っていました。この第4作は実は監督が違うんです。そのせいかどうか、登場人物もがらりと変わってます。同じなのはジョニーデップのキャプテン・ジャック・スパロウとその右腕のギブス、そして宿敵(?)のキャプテン・バーボサだけでした。あのチャーリーの好きなオーランド・ブルームもキーラ・ナイトリーもでていません。話は一応続きですが、まったく新しいアドベンチャーの話なので、前作を見ていない人でもすっと入れると思います。

この映画館,この映画を2Dと3Dでやっていました。3Dのほうが大きいシアターで、値段も高い。わたしは2Dでもよかったんだけど、子供達が3Dで見たがったのでそうしました。

でもちょっとがっかり。自由席だったので真ん中へんに座りました。予告や広告が終わって映画が始まります。それまで頭上に割りと明るいライトが照っていたのでそれが消えるとばかり思っていたら、消えません。それでわざわざ席を立って係員に聞きに行ったら、通路を照らすために照明だから暗くできないとのことでした。

スクリーンが見えないほどではないけれど、プログラムが(イギリスにはないけどあったとしたら)読めるくらいの薄明るさです。それでも普通の映画だったらそれほど気にならないかもしれないけど、3Dなのでめがねにその光が反射して見えにくいんです。幸いすいていたので席を替わりましたが、それでもめがねの上を手でひさしを作って光をさえぎってみたほどです。

それから3D自体があんまりよくなかった。昔アバターをこの 同じ劇場で見たとき、手に触れるほど効果的だったんですが、それほどでもありません。途中でめがねをはずしたら、そのほうがよく見える場面がたくさんありました。

私はなんだか途中で目が疲れて来ました。私は昔からそういう傾向があるので、私だけかと思っていたら、ルイも戦闘シーンでは焦点を合わせにくく、頭痛がしそうだったと言っていました。


ほんと、3Dでもいろいろあるようです。何でもかんでも3Dで見ればいいって物でもないみたい。

でも映画のほうは、なかなか面白かったです。でもこの映画って、まさにジャックスパロウのキャラクターだけで引っ張ってきているという感じですが、私はこのキャラが大好きなので、ぜんぜん文句はありません。彼のキャラクターって悪者なのか良い者なのか不明。つるりと危機から逃げ出す割には、簡単に捕まったり。信じられるかと思えば裏切ったり。ロマンスっぽく見えてでもそうでもなかったり。勇ましくかっこいいと思ったら、情けなかったり。ちょっとルパンに似てるような気がするけど、ルパンのほうがもっと女性と情けに弱いです。

まあとにかくこのキャラはジョニーデップにしかできない。

ジョニーデップって実際でもちょっと変わったというか、一癖ある人物のようですね。無茶苦茶ハンサムなのに、このジャック・スパローとか、不思議の国のアリスのキチガイ帽子屋、チャーリーとチョコレート工場のウィリー・ウォンカとか、その昔はエドワード・シザーハンズとか、変わった登場人物をたくさん演じています。その割には同じような役にはめられているわけでもなく、 実はかなり普通のまじめな役もたくさん出てるんですよ。しかももう20年近く第一線。



先日知り合い二人とコーヒーを飲みに行く機会がありました。その二人はどちらも60歳くらいです。で、映画の話とかしていたらジョニーデップの話になって、二人のどちらもが「私ジョニーデップ大好き。」ときっぱり宣言していました。そうか、彼って若い人からそのくらいの年代の女性にまで、幅広く愛されてるんですね。しかもぜんぜんラブリーというタイプの人間ではないところがまた素敵です。

20代とかそれ以下の女性には受けてるんでしょうかね?パイレーツ・オブ・カリビアンは子供も見る映画だから、小さい子供にも人気があるのか?

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