2009年10月31日土曜日

ハロウィーンとジョンエド
















昨日書いたとおり、この週末は子供のアクティビティーですごく忙しいんですが、その上今日はハロウィーンだということに気がつきました。最近近所に越してきた年配の夫婦から、ハロウィーンの日はノックしてね、待ってるからねと言われていたので、お化けの仮装をして出かけないといけないなあと思っていました。そしたら彼女から伝言があり、今日は知人の誕生日パーティーに行くことになったので、夜は家にいないが、ドアの前に子供用にお菓子を置いていくとのことでした。

でも今朝はたと気がつきました。仮装だけではないんです。庭に大きなパンプキンが3つも育っていて、それをランタンに彫らなければいけません。これって本当に大仕事なんです。何しろカボチャの中身を全部内側からそぎ落として、それを彫るからです。彫るのは簡単なんですが、中身をそぐのが難しい。

昼食の前にカボチャを収穫しました。一番大きいのは持ち上げられないくらい思い。計ってみたら、一番小さいので7キロ、一番大きいのは20キロもありました。


水泳の大会が4時半くらいに終わり、帰りにマクドナルドによって帰ってくると、6時前でした。

いつもはもっと気合を入れてフェイスペイントなどをして仮装するのですが、今年は時間がないので、子供たちにどうすると聞くと、簡単な仮装で良いから、自分たちで近所をまわると言います。うちの子供たちは大人なしで出かけたとこがほとんどないし、特に夜ですからどうかなあと思ったけど、自立することも大切なので、懐中電灯を持っていかせることにしました。と言っても20軒くらいしかない村で、しかも知っている家は5軒くらいしかないので、たいしたことではありませんが、子供たちにとっては冒険です。チャーリーは私についてきてもらいたかったようですが、ルイは自分たちで大丈夫と言うので行かせました。

途中まで見送りに行って帰ってくると、早速デイブがパンプキンを掘り、ひとつは完成していました。これにろうそくを入れて入り口の近くに置きました。子供たちが帰ってきたら喜ぶだろうなあ。

もう20分くらい経っています。ちょっと気になりかけたころに外で声が聞こえました。パンプキンを見て喜んでいるようです。聞いてみると、6件まわって3件は留守。そのうちの1件は例の夫婦です。そこでたっぷりチョコレートをもらってきました。それから2件からはチョコレートをもらい、もう1件からはなんと50ペンスずつお金をもらってきました。

チョコレートをくれた家のひとつはここからちょっとだけ歩くのですが、私はその人のことを忘れていたら、子供たちが自分たちでそこにも行こうと思いついたようです。行くとドアベルの音がドラキュラの声で、ハロウィーンの飾りがドアにあったとか。この辺は子供が少ないですから、うちの子供が唯一の訪問者だったかもしれません。行ってよかったね。

その後8時からは例のXファクター。今週もジョンとエドワードは最後のほうです。それで家族そろってみていました。まあほんと、ジョンエド以外は皆歌がうまいです。

さあ次がいよいよお待ちかねのジョンとエドワードというときにノックの音が。隣の子供たちが仮装をしてきたようです。私はテレビの前を動くつもりはまったくなしでしたので、子供たちに玄関に行かせて、後5分で戻ってくるように言わせました。

ジョンとエドワードは大衆紙のレポートどおり、クィーンの We will Rock Youを歌いしました。しかもハロウィーンのテーマに沿っておどろおどろしいメークで登場です。歌のほうはちょっとタイミングがずれたところがありましたが、ステージ上を駆け回り彼ららしい元気なパフォーマンスでした。終わったあとは、肩を叩き合ってすごく嬉しそう。 この笑顔が良いんですよね。


http://www.youtube.com/watch?v=jo3hgulTY8g

審査員のコメントは、
審査員1 「ステージで見るのは楽しいですけど、ラジオでききたくないですね。」
審査員2 「演出は良いですね。ロックしていました。・・・・・なんと言って良いのかよくわからないわ。」
審査員3(悪名高きサイモンカウル、双子の敵) 「悪夢。クィーンの歌をこんなにはずして歌って、クィーンのキャリアはこれでぼろぼろ。けれども毎週毎週出てくる粘り強さとあつかましさには脱帽する。いくらルイ(審査員4)でもこの歌では弁護の仕様もないだろう。」
審査員4(双子を最初に見初めた当人)「サイモン(審査員3)、これは歌の問題ではなくショーだ。二人の若者が夢をかなえている物語だ。観客は大喜びだ。わくわくするし楽しいしエネルギーがあって、エンターテイメントとはこういうものだ。イギリス中どこに行っても、若い人が一番見たがってるのはジョンとエドワードだ。」
とのこと。若い人だけでなく、子持ちのお母さんも好きですよ。

観客のブーイングはかなりありますが、同時に声援もすごいです。今夜から明日の8時までが電話投票の時間。私も2回もしました。結果は明日の夜です。投票の結果、最下位と下から2番目はもう一度ライブで歌って、審査員がどちらを落とすか決めます。そうなるともう勝ち目はないですから、電話投票で通過するしかない。

そうそう、残念ながらイギリス国内からしか電話できないんですよ。この二人日本で受けるよーきっと。i一番上の写真はジョンだそうです。この笑顔がかわいいんだよね。

6 件のコメント:

こんの さんのコメント...

今日の「ジョンエド」もニコニコしながら楽しみました(ありがとう)
審査員のコメントにも頷きました
ほんと観ていて(楽しい!!)ですねぇ

ハロウィン 20Kgのカボチャは、この日のために植えてあるのですね
なかなか味のあるお祭りで...
でも、ハロウィンといえば、何年か前、アメリカで日本人留学生が銃殺されたのを思い出し、複雑な気分です

Atsuko さんのコメント...

カボチャってすごく場所をとりますよね。イギリスのこういったオレンジのカボチャはやはり飾りようで、普通の人は中身は捨てているようです。うちはスープやパンプキンパイにするのですが、何しろ量が多いですから、500グラムずつビニールに入れて8袋くらい冷凍して、後は捨てました。もったいないけど、冷凍庫のスペースも限られていますからね。

ジョンエド見ていただいてありがとうございます。明日の結果、どうなるか?

あくあ さんのコメント...

いやー、明日の結果が楽しみです。でも、大丈夫なんじゃないの?通る気がします。エンターテイナーですよねぇ。しかし、プロになったらどうやって食べていくかは問題か?コメディアン的にやってくのかなぁ?

ハロウィン、東京ではもうかなり浸透していて、昨日は街の飾り付けやパーティーなんかもハロウィンづいてたようでした。ま、日本人はその意味はよく知らないでやってるんだと思いますけどね。

Atsuko さんのコメント...

ふうん、ハロウィーンって日本でもやるんですか。それって仮装するだけ?まあ、アメリカの映画とかで見てるからなじみがあるのかもね。

ジョンとエドワード、テレビの司会とか子供番組(中学生くらい向き)の司会とかすれば良いんじゃないかなあ。でも究極的には、こういうのすぐ飽きられるのかなあ。

イギリスに行くんでしょ?もしも私の勤めてた会社と同じ感じだとすれば、ディーリングルームとかにはその辺にSUNとかMIRRORとかの大衆紙が置いてあると思うんですが、そこの一面に写真が出てるかも。

本読みと山歩き さんのコメント...

ハロウィーンって、キリスト教以前からある古い慣習なんですよね。たしか。
イギリスの田舎の行事なら、きっと日本の田舎のお盆のような昔ながらの風習が残っているのかもしれませんね。

当日(31日)はロンドンにいました。
ハイドパークの近くの宿でしたが、近くのレストランで子供たちが仮装してパーティらしきことをやっていました。
こどもは楽しいでしょうが、あれってきっとアメリカ式なんでしょうね。違うかな?
大都会では家を回るのも、きっと危険なんでしょう。

伝統も時代が変われば形がも変る。
でもそんな季節の行事、私は大好きです。

Atsuko さんのコメント...

山歩きさん、調べたところによると、これは発祥はアイルランドだそうです。昔10月末のこの日には死んだ人たちの魂が戻ってくると言う言い伝えがあったらしい。日本のお盆みたいでしょ。

多分アメリカのほうがハロウィーンは盛んなんじゃないかなあ。アメリカからイギリスに逆輸入なんじゃないでしょうか。イギリス人は子供がやってくるのを迷惑がる人も多いです。

映画で見る限りはアメリカでは大人も子供も楽しそうですけどね。