先日写真の撮り方のウェブサイトを読んでいました。背景をぼかすように撮るにはどうしたらいいかという記事です。
そしたら知らない単語がでてきました。Bokehです。しばらく読み続けて、思い出しました。写真家の知人が「写真用語で日本語がある。」と言っていたのです。そうか、あれです。「ぼけ」。でもこのスペリングですので、イギリス人はボウケってな感じで発音します。
こんな風に、専門用語で日本語が使われてることはたまにあるようです。
たとえば味覚。昔は舌には「苦味」「甘味」などの5種類の味覚を感知するセンサーがあると思われていましたが、新しい味覚のセンサーが発見され、それはUmamiと呼ばれます。ウメイミ?ウマイマイ?何じゃそれは、サンスクリットかと思っていたら、日本語の「うまみ」ではありませんか。
ちょっと違いますが、バイオリンの教え方で、Suzuki methodと言うのがあります。私はぜんぜん知らなかったんだけど、30年前に初めてイギリスに留学してきたときに、二人の人に続けて会うなりいきなり「日本人か。僕はスズキメソッドでバイオリンを習った。」と言われたことがあります。
割と意外なものが浸透してるんですよね。
うちの息子いわく、若者の間では、KawaiiとSempaiが日本マニアの間では知られてきているとのことです。かわいいはともかく、先輩はどうかな。ワンピースで「ルフィー先輩」が出てきたので、そのせいかな。
職人的な専門分野で、もっと日本語があるような気がします。今度調べてみようかな。
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2 件のコメント:
へえーーー、それは面白い。
ボケはすごいね。なんで日本語なんだろ?日本以外の写真は背景をぼかさないの?
うまみはわかる気がします。日本的な微妙な感じなのかもね。
かわいいとか、先輩は、アニメではやりそうですね。
日本語も捨てたもんじゃないのかな。
面白いよね~。俳句とか禅とか改善とか過労死とか、その辺の日本語が使われてるのはわかるけど、まさかボケがね。うまみって英語でもありそうなものだけど、ないねんね。
なにかもっと、工芸とか先端技術などで、意外な日本語が使われてる気がするけど、どうかな。
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