2016年11月14日月曜日

野生のりんご狩り

イギリスの秋って、普通は寒くて雨が多くて暗くて、本当に嫌な季節なんですが、今年は渡英30年以来のいい秋です。気温が高めで天気がよく、雨が少なく。そのせいか、紅葉も今まで一度も見たことないほどきれいです。そしてりんごが大豊作。

デボンでは道路わきのあちこちで、たわわに実ったりんごの木を目にします。民家の庭ではなくて、本当に道路のわき。道に近すぎて誰も採れないから、まだ残ってるんだと思います。

うちにもりんごの木は10本くらいあるんだけど、「その辺で採って来る」とのがすごく好きで(英語ではForageと言います。)、先日はチャーリーと、ビデフォードの街の自然保護公園みたいなところに行ってきました。数年前もここでりんごを取ったことがあったので行ってみたら、たくさんの木に混じってりんごの木が2本あり、そこにたわわわわわわ~というくらい実ってました。

二人でこれくらい取ってきましたが、その気になればこの10倍くらい軽く取れたと思います。こんな豊作の年は、みんなあちこちからりんごをもらうので、りんご狩りに行こうなんて誰も思わないのかな。

それにしても、どうしてこんな風に野生の木に混じってりんごがあるのか不思議です。可能性としては、昔は誰かの庭だったか、それともりんごの芯を車の窓などから投げたものが育ったのか。

どちらにしても面白いです。

取ってきたりんごは、他にも取ってきたブラックベリーその他の実と一緒に、ヘッジロージェリーなるジャムのようなものを作りました。

でもまだまだ、多分200個以上りんごが余ってます。しかも人からももらったし。

こういうのはイギリスの田舎暮らしの醍醐味ですね。

こちらは、このような野生のりんごの木について書いた詩です。奇特な人はご一読ください。


ではこちらもよろしく。


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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

すごい。すごすぎる。その環境。

そちらに遊びに行くとしたら、何月が一番いいですか?そろそろ計画しないと、あつこがいなくなってしまう。

Atsuko さんのコメント...

ここに住んで20年以上になるけど、やっぱり今でもすごいなあって私も思うよ。でもうちの子たちのように生まれも育ちもここなら、それが当たり前なのかな・

夏休みは、季節的にはいいけど、こちらがどこかに行ってしまう可能性があるから、そのちょっと前の4月から6月くらいかな。それか来年なら9月以降なら、ルイが(希望的には)いなくなって部屋があいてるよ。