2014年9月16日火曜日

秋の副業

私は本職はヨガの先生で、ごくごくたまに副業でアロマセラピーやリフレクソロジーをしたり、アロマセラピーオイルの輸出をしてます。

そして秋にはもう一つの副業があるんです。ジャムやピクルスを売ることです。

4-5年前にうちだけでなく、このあたり全土、というかたぶんイギリス全土で林檎がすごく豊作の年がありました。その時に林檎をベースにしたジェリーというジャムの一種の食べ物を作ることに凝り、同じときにその他のいろんな果物でジャムやピクルスを、憑かれたように作りまくったことがあったんです。

ピクルスは徐々に家で誰かが食べるとしても、ジャムは我が家には誰も食べる人がいません。クリスマスなどに人にあげるといっても限られてるしね。それでヨガのクラスに持っていって売ってみたら、結構売れて助かったということが発端でした。

それ以来毎年やってます。作れる量が限られてるし、それに費やす時間を考えれば、ほとんど儲けにはなりません。でも菜園と果樹園からできる作物、特に林檎と梨と、先日書いた庭に勝手に出来るブラックベリーを、そのまま収穫せずに腐らせたくはないし、菜園のガーデニングの延長のようなかんじでやってます。

今年はチャーリーが手伝ってくれるようになったので、結構楽しいし、ずいぶんはかどります。先々週に20瓶以上作ったので、昨日と今日、ヨガのあとで売ってみました。

ヨガの生徒さんはお金を払って来てくれてるわけだし、そこでまた商売するのはちょっとだけ心苦しい気もします。なので結構おずおずと商品を並べるわけですが、昨日も今日も驚くほどよく売れました。品切れになって、注文を取るほどです。「去年のあれはおいしかった」なんてことを言ってくれる生徒さんもいて、嬉しいですね。

値段はスーパーで売ってるジャムなどよりはちょっと高いけど、「手作りジャム」として高級食料品店などで売ってるよりはかなり安く売ってます。この値段じゃ、材料の大半が庭からただで手に入るからできるけど、買って作ったら完全に赤字でしょう。 もっと瓶やレーベルに凝ればきっともっと高く売れると思うけど、そこまでやる気も無いんですよね。売れなかったら家で食べるか、人にあげればいいと思ってるから。

そんな感じの、ホームメードどころか、本当に「家で作った」というところが気に入ってくれる人もいるのかもしれません。

去年からチャーリーが手伝ってくれて、売り上げの40パーセントを彼女に払ってます。だから、チャーリーはそのうちビジネスセンスを発揮して、なにかこれをもっと儲かるよう工夫するかもしれません。そうなるとおもしろいな。14歳にしてビジネスオーナーなんてね。

今日、年に一度のフリーザーの解凍したのですが、断捨離はその際にフリーザーの底で眠っていたもの。蟹つりのためのベーコン(えさ)と庭で去年とって、ジャムにしようと凍らせていたローズヒップ。そしてアイスキャンディーの類。全部まとめて49番、持ってけ泥棒。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

チャーリーちゃんがそういうことを考え始めるといいですね。きっと経済観念が発達して、強く生きていける社会人になれそうです。

Atsuko さんのコメント...

お金には大してならないけど、ビジネス経営のままごとと思えば、いろいろおもしろいよね。