2011年2月17日木曜日

チップ

今日買物に行ったらレジの人が私のショッピングをきれいに袋に詰めてくれました。

イギリスではもちろんスーパーで買物したら自分で袋に入れるんですが、私の場合は1週間分、車のブーツに入りきらないほど、あのこちらのスーパーの大きなトローリーが押せないほどたくさん買うので、大体レジの人が手伝ってくれます。人によって詰め方はまちまちなんですが、一応研修を受けてるのか、肉類、野菜類という感じでやってくれます。

でも今日の人はすごくその辺が丁寧でした。しかもきれいに詰めてくれます。それでお金を払ったあと、
「どうもありがとう。あなたのように詰めるのが上手な人初めて。助かったわ。」
というと、
「私詰めるのが好きなの。これからもよかったら私の列に並んでね。」
と言って名前を教えてくれました。

で、そのあと思ったんですが、これってアメリカだったら絶対チップ払ってるでしょうね。

外国ではチップを払うものを皆さん思ってると思うんだけど、欧州ではアメリカほどは払いません。だからアメリカ行くとびっくりしますね。タクシーに乗ったら、目的地に近づいたら、まだ着いてもいないのに「この国ではチップを払うものだよ。」と催促されたこともあります。ニューヨークであるバーに入って、サービスが無茶苦茶悪かったので、10パーセントくらいしかチップを残さなかったら(アメリカでは20パーセントが普通とか)、ウエートレスが追いかけてきて少ないと言われたことがあります。それでその時は「サービスが悪かったから少ないんだよ。」と説明しました。 鈍いんだかがめついんだか。

イギリスではレストランではサービス料が10とか12パーセントとか上乗せされてることがよくあります。イギリス以外のヨーロッパではまずされてます。その場合はチップはなし。催促されるなんてこともありません。この辺はやっぱりそういうことははしたないって言う意識があるようです。アメリカのあつかましさのほうが変なんですよ。

それもロンドンのことで、この辺の田舎だとそれすらもしません。大体端数を切り上げて、そこにちょっと気持ち分足すくらいです。

あと必ずチップをするのは美容院とロンドンのタクシーくらいかな。普通にしてるとそんなにチップを置くことなんてないですね。逆にアロマセラピーやリフレクソロジーの客さんからも、めったにチップをもらったことはありません。

イギリスに住んで長いですが、このチップと言うシステムはいまだにややこしいですね。

このレジの人なんかも、アメリカだったらよくチップをもらって、そのために他の人もサービスがよくなっていくのかもしれません。でもそうなるとたかが買物するだけでチップしなきゃいけないし、それも面倒。やっぱり今日の人のように、チップをもらおうと言う下心なしにサービスが良い人が最高ですね。

お料理のレシピ更新しました。今日はマーブル カップケーキです。Ford Farm Kitchen


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4 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

ほんとチップはめんどくさいですよね。習慣がないので未だに慣れません。シパダンの船ではチップを入れるための袋が配布されましたよ。びっくりしました。まあ彼らの大きな収入源なんでしょうが。

Atsuko さんのコメント...

おそらくマレーシアなどはチップの習慣はもともとなかったんじゃないのかなあ。それが観光客が増えたので、そういう風になって行ったのかも。
発展途上国に行くとかなりぼられることもあるけど、まあ経済の違いを考えると、黙ってカモになってあげるしかないなあと思いますね。

むかしヨルダンに行ったとき、数日運転してくれたドライバー兼ガイドに最後に10ドルくらい渡そうとしたら、「そんな、友達からチップもらうことはできない」と言われたことがありました。すごくヨルダンが好きになりました。

本読みと山歩き さんのコメント...

昔家族でハワイにいった時、レストランでチップを適当に払ったら、追加請求されたことを思い出しました。ああ腹立つ。
チップはその人へのサービスに対する料金でしょう!なんぼでも気持ちの問題やんけ!と思いましたね。
この制度はなくした方が良い。
日本のサービス料もそのサービスに応じた料金体系にしてくれ!といいたい。

最近、日本でもエコバックを持って買い物にいって自分でバッグに詰めています。
パズルみたいで結構たのしく、きれいに収まると達成感があるな~。

Atsuko さんのコメント...

山歩きさん、日本人の多いハワイでもそうなんですねえ。本当、ややこしいけど、なくなったらアメリカのサービスはヨーロッパ並に悪くなるのかなあ。

パズルみたい?結構荷物をかばんなどに詰めるのが好きという人にあったことありますが、その辺が理由なのかなあ。