私の住んでいる村は件数が30件あるかないかで、村というよりは集落です。そしてここから10分くらい歩くと別の集落で、そこに村の集会所があり、私はそこで週に2回ヨガを教えています。そのクラスにうちの集落からは二人(お隣さんとお向かいさん)、集会所の近くからは3人来てくれています。(もちろんほかからも生徒さんは来ます。)
今日はその帰り、雨が降っていたのでお隣さんに車に乗せてもらい、そのまま彼女の家によってお向かいさんもやってきてコーヒーをご馳走になりました。
普通の人って月曜日はいやいやながら仕事に行きますが、私も月曜の朝から仕事。でも徒歩10分でいけて1時間半ヨガを教えて、帰りにはご近所でお茶を飲んで帰るなんて、まったくいい暮らししてるなあ、まるでホームドラマだなあと改めて思いました。
そのヨガのクラス、今日は17人くらい生徒がいて、その大半が60歳前後のおばさんです。それで今日ざっと見回して初めて気がついたんですが、ピンクの洋服を着てる人が多い。それで別に違和感があるわけでは全然なく、むしろピンクだとか淡い紫の似合う人が多いんです。
うちの母(75歳)は赤っぽい紫(えんじのような色)くらいなら着ますが、ピンクなんて絶対着ないと思います。日本人はピンクって子供か若い女性のものっていう印象があるのでしょうか。
その辺はもしかしたら文化と言うよりは人種の違いかもしれません。白人は髪の色が薄いし、年をとると顔も白っぽくなるし、ピンクを着ると生気が出て似合うのかも。日本人は髪が黒いし、もともとピンクが似合わないのかな。
私の祖母は私が高校生のとき亡くなりましたが、明るい色の服を着たのを見たことがなかった。いつも深緑とグレーの混じったような色を着てたようなイメージがあります。そのころは時代も時代だし、年よりは年寄りらしく服を選ぶことを周りが期待してたんでしょうか。
私はこうして考えてみると、子供のころからピンクと言うものを着たことがなかった。子供のころはすごくピンクの服にあこがれてたんですが、なぜか黄色とか紺とかを着せられていました。中学生くらいからも、あまりピンクの服を選んだことはありません。そのころになると、そういうあからさまに女の子っぽい色を馬鹿にしていたのかもしれません。今でもピンクの服、一枚も持っていないです。持ってる服は大体黒とグレーが中心。
でもたまに赤紫っぽいマフラーやスカーフをつけると、われながら顔色が良く見えて、悪くないなあと思います。先日誕生日を迎えて、四捨五入すると50に近くなっちゃったし、もう黒とかグレーではなく、こちらの人に見習って明るい色を着ようかなあ。そうするともしかしたら気分も明るく良くなるかも?日本だったらいい年してピンクなどと言う人がいるかもしれませんが、そんなことこっちでは誰も言わないみたいだし。
4 件のコメント:
歳相応という選び方もありましょうが...
加齢にしたがい、むしろ軽く華やかなのもわるくない!
あまり既成概念に囚われることなく、いろいろなのを楽しんだらいいと思います
ヨガ教室 いいメンバーで教えるのも楽しいでしょう
あつこさんのような方が近くいると、みんなも助かりますですよ
こんのさん、黒やグレーは20代くらいの若い人にはおしゃれで粋な色ですが、年をとってくるとこういう色はおばさんぽくみえるような気がしてきました。
年相応っていうのは、大体周りの目を気にしてそう思うことが多いように思います。何歳になっても心は若いままならば、それに応じた服を着ていいはず。うるさく言う人は言わせて置けと思ってます。
うちの母は69歳ですが、ピンクを着ますよ。ピンクと言っても落ち着いたピンクだけどね。人によるんじゃないですか?おばさん向けショップにもピンク系の洋服はいろいろあますよ。
あくあさん、そうですか。あくあさんは着る?私はピンクの服ってほとんどきたことがないので、ちょっと勇気を出さないと着れない気がする。これってもしかすると、私たちの年代って黒の服で過ごしすぎたからで、もしかしたらあくあさんのお母さんの年代の人のほうが抵抗ないとか?
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