今日のブログの出だしはちょっと子供の自慢になりますので、いやな人は途中から読んでください。
ルイちゃんは赤ちゃんのときからなかなか頭がよく、今でも学校の成績はすごくいいんです。小学校一年生のときに、学校からGifted and Talented (才能児)として登録したとの手紙が来ました。得意科目は算数と科学ですが、大体なんでもできます。水泳もご存知のように州の大会で上位に入るくらいだし、最近はこの地区の子供のスポーツの才能児に選ばれて、ウエールズまで行きました。アートも昔から上手で、これも去年成績表にGifted and Talentedと書かれていたし、ピアノもできるし一応日本語もちょっとできるようになりました。そして性格も今まで一度も友達とけんかしたこともなく、おっとりとしたいい性格です。そしてまず病気ひとつしない元気な子供です。
でもそのルイちゃんが苦手なのがスペリングなんです。チャーリーは簡単に覚えられるのに、なかなか覚えられない。そして昔覚えた簡単なスペルができなかったりします。本を読むのは大好きなのに。
彼はこの9月で中学に入りますから、私としてもちょっと危機感を抱いて、先生に相談に行きました。
担任の先生は校長先生でもあります。彼女は、はっきり言ってスペリングは重要ではないと言い切ります。そんな細かいことよりも、文章の内容が大切。それこそが個人の頭の中身や考え方をあらわすもので、スペルなどできなくても大丈夫。むしろそんなことでうるさく言って、自信を失わせるのがよくないとの持論です。
でもそうは言っても限度というものがあります。そのくらいルイのスペルはよくないんです。それで再度相談すると、彼女は「頭のいいルイが今までやっても上達しないんだから、彼はスペルが苦手なんです。きっとどうにもならないですよ。大丈夫、そんなことはこれからの勉強に影響ありません。」との答え。そして「アインシュタインもスペルはできなかったんですよ。」だって。
確かにスペルなんて表面的なことだし、今はスペルチェックもあるし、そんなにたいしたことではないのかもしれない。それはそれで心強いんですが、そうは言っても中学に入るまでに、基本的なスペルくらいはできるようになってほしい。
そういうわけで今週から家で勉強することになりました。といってもほんの5分くらいなんですが、ルイの読んでいる本の中から文章を私が読んで、それをルイが書き取るというやり方です。それで間違ってたら覚えなおす。
それで今日で3回目くらいなんですが、ルイはすっかリうれしそうです。「もう僕のスペル早速上達してるね。」だって。そしてなんと今週のスペルテストでは満点だったそうです。今学期が終わるまでには、スペリングの問題は克服できると確信してるようです。
ルイってはじめに上げたとおり長所はたくさんありますが、彼の最大の長所はこの自信家且つ楽観的なところだろうな。本当に、その気になれば自分には不可能なことは無いと思ってるようです。
ルイのような性格本当にうらやましいです。いやなことはすぐ忘れるし、何でも楽しそうだし。でもこんなに自分に自信があれば、そりゃ何でも楽しいだろうな。自分の子供なのに、この性格どこから来たんだろう???
最後になりますが、最近コンピューターの不調を口実にサボっていた詩のブログ更新しました。(2作)よければ見てやってください。
http://fordfarmpoems.blogspot.com/
4 件のコメント:
>「アインシュタインもスペルはできなかったんですよ。」だって。
学習障害(learning Disabilities) これは日本でも今さかんに言われております。そこでは必ずアインシュタインの話がでます
ひらがなが読めない
習ったはずの九九ができない
鏡文字を書く
エジソン アインシュタイン トム・クルーズ レオナルド・ダ・ビンチ
彼らは学習障害児だった
「木のトンネル」と「野の花」
近い時間帯で書かれたのでしょうか?
共通した気分が通底しているような気がします
こんのさん、じゃあルイもアインシュタインのようになるかというと、それはそれでちょっと怖いような。実際問題、簡単なスペルができないと不便だと思うんですけどね。
でもそういえば私も漢字テストであまりいい点を取ったことがない気がします。
先生がスペルを気にしない人だからよかったものの、中学の先生がそうとも限らないし。
でも本人は、もうスペル問題は克服したと思ってるようですが。
こんのさん、どちらも去年の9月ごろに書いたもので、やっとまとめ上げて清書しました。さすがに鋭いですね。
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