2010年3月8日月曜日

きのうの話の続き




今朝起きるとチャーリーはすでに起きていて制服に着替えていました。よく見るときのうとおとといもらったメダルをしていました。学校にして行きたがったのですが、なくすと困るのでだめといいました。チャーリーって結構クールなふりをするので、メダルを取ったときもそれほど嬉しそうにはしてなかったのですが、やっぱりすごくうれしかったみたいです。

その水泳の大会での出来事です。日曜はこの何週間にもわたって行われる競技会の最終日で種目が少なく、1時から2時までの間昼休みがありました。その間ウォームアップもイベントもなしで、ロックやポップ系の音楽がかかっていました。そのうち若い人たちのパーティーやディスコでよくかかる曲で、振り付けのある曲がかかり始めました。するととあるスイミングクラブのティーンエージャーの女の子たち5人がプールサイドで並んで踊りだしたんです。
すると10歳くらいの女の子二人も参加して踊り始めました。そうこうするうちに向かい側のプールサイドでも、いくつかのクラブの選手が踊り始めました。よく見ると男の子もいます。年齢も10歳くらいから18歳くらいまで。

その曲が終わると次の曲がまたよく知られた振り付けのある曲でした。すると踊る人たちがどんどん増えていきます。選手だけでなく中年の係りの人やストップウォーチを首から下げた審査員まで踊ってます。よく見るとプールサイドだけでなく、その辺にうろうろしてる人も踊ってる人がいます。

そして曲があのYMCAになると、今度は倍ぐらいに人が増えました。うちのクラブのコーチも隣町のクラブのコーチも踊ってます。私も本当は踊りたかったんだけど、さすがに保護者で踊ってる人はいなかったので、’Clap your hands’ という掛け声にあわせて手をたたくだけにとどめておきました。

外は春の光がさんさんと輝き、競技会はあと決勝をひとつ残すだけとなり、みんな少しリラックスしてるようです。なかなかすばらしい光景でした。競技会自体はすごく厳しく、失格も容赦なくどんどん出るのですが、このときはみんな楽しんでるようでした。

日本ならどうかな。うるさく言う人がいて、そんなことはディスコでもあるまいしけしからんという人がいそうですけど。それともそもそもロックなどは「不良化の元」ということで、こういう健全な競技会ではかからない気がするな。

2 件のコメント:

こんの さんのコメント...

音楽と踊り 誰のリードがあったわけでなく自然発生的に踊り出す
いい情景ですねぇ
イギリスのある面を見ました。音楽も踊りも暮らしの中に生きているのですね
こういうブログを読むと、うふふ 嬉しくなってきます

また、チャーリーさんのお気持も、(分かるなぁ)です

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、自然発生、まさにそれでした。おそらくこの長かった大会の最終日で、後は一種目の決勝を残すのみとなり、みんなリラックスしてたんでしょうね。見ていて楽しかったです。