2016年4月3日日曜日

サイババと人生の目的

インドの聖人、サイババ。日本人では昔話題になったので、知っている人は多いかと思います。でも、多分、灰や指輪を物質化することが出来る、本物の魔法使いのような聖人という印象なのではないでしょうか。

イギリスではもっと状況はひどいです。あんまりその名前を知る人はいませんが、 知っているとしても、「いかさまを使う胡散くらいインド人」と思ってる人も多いようです。

私はこの1年ほどなぜか急にサイババに興味を持ち出して、いろいろ本やネットを読んでいます。信奉者と言うほどではありませんが、サイババは、イカサマ師などではなく、本当に物質化する力があることは信じています。

が、その魔法みたいな力は、サイババのほんの一面、サイババいわく、「名刺のような物」にしか過ぎません。サイババのグルとしての教えは、あまり知られていませんが、何十冊もの本になっています。

私は毎日メールでサイババの言葉が送られてくるようにしているのですが、先日送られてきた言葉が印象強かったので、ここに載せます。

 Students of today are blind to the goal of life; many do not even feel the pain of not knowing the purpose of life. Only one in a million strives to realise the essence of life. This striving is the steppingstone for the realisation of the purpose of life. Many people feel that the acquisition of food, clothing, shelter, wealth, conveniences, and comforts constitute the very purpose of life. Life remains a tragedy as long as people toil under this kind of delusion. The day you realise the purpose of life, you undergo a total transformation, from agony (vedhana) to freedom from pain (nirvedhana).

「今の学生は、人生の目的について盲目である。人生の目的を知らないことの痛みすら感じない。人生の本質を追求しようと努力をする学生はほとんどいない。この努力こそが、人生の目的を達成すための手段なのだ。多くの人が、食べ物、衣服、住居、富、便利さや快適さを得ることこそが、人生の目的と感じている。このような幻想の元に骨を折り続ける限り、人生は悲劇だ。人生の目的を達成するときにこそ、苦悩からその解放への完璧な変化を経験するのだ。」

私の周りの若者を見回してみると、物質的な意味での人生の目的すらなく、ただ日々を暮らしている若者と、いい大学に行っていい職を得よう、いい暮らしをしようと勉強してる・努力している若者の2種類がいるようです。前者は日本で言えば、ニートとかフリーター、後者は受験勉強、就職戦争を勝ち抜くこうとしてる人達と言えるかな。

確かにサイババの言うとおりのような気もします。 

ではこちらもよろしく
 
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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

確かにね。でも最初から本来の目的がわかってるんじゃなくて、そういうことしているうちに気づくような気もするけど、みんなどうなんだろう。

Atsuko さんのコメント...

人によるでしょ。それは生まれ持った星とか、前世のカルマとの関係で。