チャーリーは4歳から11歳くらいまでずっとバレエとタップダンスとモダンダンスを習っていました。先生は元ロイヤルバレエのプリンシパルで、バレエの先生としてはこれ以上望めないような先生でしたが、厳しくて、必ずしも誰からも愛されると言うタイプでもありませんでした。
チャーリーはバレエがうまくて、才能があると思われていたんだけど、本人はあんまり楽しそうではありませんでした。こういうことで成功するには不可欠な、「私は何よりもバレエが好き。」って言うのが欠けていたんですね。
でも習っている間は、レッスンやコスチュームにお金がかかるのはもちろんのこと、普段の髪型から制限があるし、本当にバレエ中心の生活でした。
それが、だんだん水泳を本格的にやり始め、結局レッスンもお休みすることが多くなり、ある日ぱったりと辞めました。
辞めてもそのうちまた踊りたくなるかなあとか、バレエへの興味は養われたかなと思いましたが、ぜんぜん。辞めたらその日から、もうバレエなんて過去は存在しなかったかのように、きっぱりバレエのバの字も出ません。
(ここまでが前書き。長くなりすぎた。)
そんなバレエとの係わり合いなのですが、この先生が言ったことで、今でもすごく役に立ってることがひとつあります。
バレエのテストの当日。楽屋で順番を待っているときに、「緊張するわ」とチャーリーが漏らしたら、先生に言われました。
「緊張なんて言ってはだめ。それは緊張ではなくて、わくわくしてる(Excited)なのよ。」って。
これってすごく本当だなあと思うのです。要するに、緊張もわくわくするのも、アドレナリンが駆け巡っていると言う、身体的には同じ現象。それをどう意味づけるかの違いだけです。
だったら、緊張してると思うよりも、わくわくしてると思うほうが、絶対にいいはず。
来月になったら、息子のルイはUKCATという、医学部受験生のための知能テストを受ける登録をしなければいけません。これは一発勝負。 試験は8月ごろに受けるつもりです。これに登録すると、いよいよ受験シーズン本格的到来という感じです。
それでルイにしたら珍しく緊張すると言ってましたが、緊張じゃなくてそれはわくわくとエキサイティングなんだよと教えてあげました。
人生はわくわくがないと、おもしろくありませんよね。
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2 件のコメント:
おー、それはいい言葉ですね。そして前置き、全然関係なかったね(笑)
そんなに熱心にバレエを何年もお金をかけて習って得た言葉ですよ。得たものはこれだけ。。。
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