水泳の全国大会なんて、寄宿生の水泳の学校に行って週に20時間以上泳いでも、行けるか行けないかというくらい大変です。でもライフセーバーの全国大会は、参加費さえ払えば誰でも出れます。競技人口が少ないって、ある意味すばらしい。
最近はチャーリーは、水泳はがんばってるけど、ライフセーバーはただ惰性と、履歴書に載せると聞こえがいいなどという理由でやってるので、ぜんぜん本気にやってませんでした。なので全国大会も行かないつもりだったんだけど、他のクラブの友達が一緒に行こうと言ってくれたので、直前に参加を決めました。48時間前に申し込めばオッケーって、本当に気軽な全国大会です。
でも締め切り後の参加だったので、50パーセント多く参加費がかかりました。なので3種目だけ出場ました。
その友達の両親が連れて行ってくれたので、私は行きませんでした。帰宅後にチャーリーにどうだったか聞いたら、「よかった」と軽く答えるだけで、それ以上は別に何もなかったようでした。それでそれ以上は何も聞きませんでした。
そのことを金曜に思い出して、ネットで結果を見たら、なんとひとつの種目で全国2位でした。
しかも、レスキューメドレーという、ライフセーバーの花のようなイベントでした。
50メートル自由形でスプリントして、そのあと40メートル、水中を息継ぎ無しで泳ぎ、プールの底に沈んでいる重いマネキンを引き上げ、そこから10メートルマネキンを引っ張って泳ぎます。この40メートル息継ぎ無しで泳いだ後、マネキンを担いで水上に浮上したときが、結構ドラマチック。これは息が続かず失敗して失格になる選手も多いです。
じゃあ銀メダルもらったのか聞いたところ、もらってないとのこと。表彰式などはもちろんなかったようです。メダルは、そういえば過去には、年によっては当日もらったり、忘れた頃に送られてきたことがありました。「もう品切れになった」と、メダルがもらえなかった年もありました。本当にいい加減なものです。
ちなみにライフセーバーはオーストラリアの国技で、オリンピック競技にしようという動きもあるらしいです。そうなるとチャーリーも、もうちょっと熱心にやるかも。
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4 件のコメント:
チャーリーちゃん、全国で2位なんてスゴいですね！
おめでとうございます〜。
長女が赤ちゃんの時から水を怖がっていたので、うちの子供たちも小さい時から水泳教室に行かせてました。
もうやってないけど、これは本当に正解でした。
たぶんイギリスどこでもそうだと思うけど・・・
うちの方では、学校のスイミングのレッスンは小学校の時に1タームしかなくて、それだけでは誰も泳げるようにはならないから。
実際、子供たちのクラスでも、泳げない子がたくさんいました（水泳教室に行ってない子はほとんど）。
やっぱり少しでも泳げないと、いざという時に命に関わることだから、やらせてよかったかと思いました。
↓ルイ君のこういう発想も、自由でいいですよね〜。
物事をいろんな角度から見れるって、本当に重要なことです。
ねこなすさん、それがぜんぜんすごくないんですよ。競技人口が少ないので、勝ったようなものです。
うちは海に近いので、将来サーフィンとかもするだろうと習わせたのですが、同じような理由で習わせる人多いです。泳げてもおぼれる人もいるかもしれないけど、それが生死の決め手になることもありますからね。ちなみにイギリスでは、小学校を卒業するまでに25メートル泳げるように教育しなければならないと言う決まりがあるそうです。でも、どこまで守られてるかあやしいですよね。
それでもイギリスで水難はあんまり聞きませんが、日本では毎年夏に何件もありますよね。どうして日本って水の事故が多いのかな。
Atsukoさん、こんにちは〜。
イギリスでは、水温が低いから、もともと海で泳いだりする人口が低いと思いますよ。
だから日本での事故が多いのだと思います。
私もイギリスの海で泳いだことがないです、寒くて。
昔、泳ごうと思って水に入ってビックリして以来止めました。（爆）
ねこなすさん、考えてみればその通りですね。本当に。
うちは海に近いので天気がよければ海に入ろうかなと思うけど、やっぱりウエットスーツ無しでは入れません。この辺の若者や子供はみんなウエットスーツ持ってるけど、普通は持ってないですよね。
でも観光地なので、夏休みの天気のいい日は、水着（ウエットスーツなし）の子供たちが泳いでます。イギリス人の強さに感心しますよ。私なんて夏のビーチでも用心してコートもって行くのに。
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