日本語の幸せって、ちょっと重い。「私は幸せです。」って、普段日常的に使う言葉では無いですよね。改めて結婚式などで使うとか、お坊さんが説教する時に使ったり。
でも英語でいうHappyは、もっと広範囲に、もうちょっと軽い意味で使われます。一日に何度も口にする言葉です。
I'm happy with my new phone.(新しい携帯に満足してる。)
I'm so happy you came.(来てくれて嬉しいわ)
Are you happy?(どう?元気?)
みたいな感じに。 なので「幸せ」というよりは、楽しい、嬉しい、満足している、などと訳すべきことも多いと思います。ハッピーって訳すのも悪くないんじゃないでしょうか。
そしてHappyというのは、状況だけではなくて、人間の性質や性格にも使います。He is a happy person.(彼は気のいい人だ。)というのを、「彼は幸せな人間だ」 と訳すと、意味が違います。
前回書いた記事に、常にできる限りHappyでいるように心がけますと書いたけど、これは「幸せでいるように心がけます」というのとは、またちょっと違うんです。分析して書くと、Happyという心の状態でいたいという意味。
そう考えると、「幸せ」というのは、満足できる状況を指すけど、Happyというのは、その人の感じ方、受け止め方を指すのかもしれません。
ところがさらにややこしくなるけど、名詞にしてHappinessというと、日本語の幸せや幸福にほぼ近い意味になります。
言語や翻訳って、深く考えるとおもしろいですね。
今日の初めては、初めて食器洗い機のメンテナンスについて、しっかりと調べました。あしたがんばってやってみます。
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2 件のコメント:
そうか。私の「幸せ」は、ハッピーに近いかも、と思いました。毎日、幸せやなあって言いまくってるし。そんな大それた感じじゃなくて、そういう気分を指してる感じ。人によるのかもね。
そうそう、そういう気分って、まさにそれ。Happyというのは幸せな状況というよりは、その「気分」を指す言葉やね。
気分なら気持ち次第ってこと。
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