2015年4月4日土曜日

成仏すること

目覚ましかけないで寝たら2日続けて10時間も寝ちゃいました。そんなことがまだ可能だったなんてと、かなり感動と同時に、今までもしかしたらすごい睡眠不足だったのかなあと気になりました。

が、そんな心配が吹っ飛ぶくらい、昨日の夜は眠れませんでした。ま、普段6時間の睡眠でやってる人間が2日続けて10時間ずつ寝たら、そんなものかもしれません。それで、久しぶりにベッドの中でいろいろ考えをめぐらせていました。

ここからはちょっとスピリチュアル系の話になるので、興味ない方はスルーしていただいて結構ですよ。あ、その前に、せっかくだから、こっちクリックして帰ってね~
 
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あ、まだ読んでいてくださるのですか?じゃあ行きますよ。


最近私がヨガ関係から知ったインドのグルで、サドグル(Sadhguru Jaggi Vasudev)という聖人がいます。まあ聖人と一言で片付けるのもなんですが、ここはとりあえずそうしておきます。その人については、また別の機会に書くかと思いますが、今日はちょっと話はそれます。

このサドグルが奨励しているメディテーションで、心の中で
I'm not the body, I'm not even the mind (私は体ではない。私は頭ではない。)
と唱えるものがあります。これを90日続けるというプログラムがあり、私はその10日目くらいです。

それで、眠れないものだから、この言葉をうとうとしながら唱えていました。

体ではないって言うのは、大体の人が信じる信じないはともかく、意味がわかると思います。肉体と魂は別々ってやつですね。でもこの後半の、Mind(頭、心、知能、思考)ではないって言うのが、なんとなく ピンとこないなあって思ってました。漫画的に、死んだら魂がするりと体から抜けて、二つに分かれると漠然と思ってました。

それが、昨日の夜、意味がはっきりとわかりました。

もしも私が今死んだとして、私の魂は肉体を離れて生き延びるとします。そうしたら、その魂って、今の私の、肉体以外の中身そのままなの・・・・???って考えたんです。

それって、すごく嫌と思いませんか?私はそんなのすごくすごくすごく嫌です。別に自分のことが嫌いとか自信がないわけじゃないけど、死んでまで、この性格のまま、このいろいろな欠点のある性格のまま、いろいろわからないまま、未発達の知性のまま、煩悩やトラウマを抱えたまま、魂となって肉体を離れるなんて、そんなの肉体とともに死んでしまったほうがいいくらい嫌です。

そこで、そういう性格とか記憶とかはすべてMindなんだなあと思い当たりました。私はMindですらなく、死んだら現世の煩悩やこの世的な考え方や個人的視点を超越した「私」になれるんじゃないかなあ。(というか、死ななくても悟ればいいんでしょうけど。)

キリスト教的な考えでは、死後は今の自分のパーソナリティーそのままに天国に行くようですが、仏教的な考えは、天国に行くんじゃなくて、仏になるわけですね。それこそ成仏して仏様になることが救いなんですね。

こうして考えると、現在のスピリチュアルな考え方って、かなり仏教的な気がします。欧米で仏教徒が増えつつある理由がなんとなくわかります。

最後までお付き合いいただいた方、ありがとうございます。
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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

私は魂から離れたら、個人の属性は徐々に薄れて、集合的無意識の一部になってしまうと思ってるけどね。個人だった時のことを覚えてられるのかどうかは、どうなのかなぁ・・・。

「奇跡の脳」を書いた脳科学者のジルポルトテイラーさんの経験、面白いよ。

TEDの講演はこちら。

https://www.youtube.com/watch?v=BsSWaYITW4g

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、こればっかりは自分で体験するわけじゃないから、他の人が書いた本などを信じるしかないわけよね~。エイブラハムもそんな感じで言ってるけど、「自分」が無くなってしまうわけではないともいってるけど、よくわからない。
それ面白そう。あとで見るわ。
Jane RobertsのSeth Speaksをアマゾンの古本屋で注文しました。アメリカから来るので2週間ほど掛かるらしいけど、読むの楽しみ。