2011年9月12日月曜日

イギリスのこの辺で見る蜂は大まかにわけで4種類あります。というか、日本語で蜂と呼んでいる昆虫は、イギリスでは4つの名前で呼ばれます。

Bumblebee(バンブル・ビー)というのは大きい蜂です。体が丸くて大きくて羽が小さくて、物理的にはどうして空を飛べるのか不明だそうです。この蜂は春先に見るんですが、おとなしくてめったなことで人を襲ったりしないし、群れないで単独で飛んでるのでぜんぜん怖くありません。むしろ春の訪れを知らせる可愛い虫という感じです。

Honey beeと言うのはミツバチです。日本のミツバチと同じ。めったに刺すことはないので、これも普通にしていればぜんぜん怖くありません。

Waspというのが一番嫌がられます。日本語ではスズメバチだとか。時々刺されるし、群れを成しているので、巣が庭などにできたら、駆除の会社を呼んで処理してもらわなければいけません。私は数年前まぶたを刺されて、ひどく目が腫れ上がってえらい目にあいました。

そして最後はめったに見ないんですが、Hornetという蜂がいます。これって姿かたちはWaspと同じだけど、サイズが4-5倍大きいんです。これはすごく怖いです。こんなのに刺されたらきっと救急車ですよ。おととし庭のりんごにたくさん寄って来て、びびりました。

さて、今の9月というのはWaspのシーズンです。時々家の中に入ってきたりします。今年はりんごの木の1本がこのウォスプに餌食にされています。去年は別の木だったんだけど、どうして毎年変わるのかなあ。

それで子供達と一緒に蜂の罠を作ってりんごの枝につるしました。作り方というのは簡単で、ペットボトルを上から3分の1くらいの位置で水平に切り、その部分をさかさまにして下半分に絶縁テープなどで固定し、その中に甘いシロップなどを入れておくというもの。すると蜂が入ってきて脱出することができずに死んでしまうと言うものです。結構入ってくる穴が大きいので出て行けそうなのですが、蜂って頭が悪いんですね。

この週末の前にも大きいのを作り、週末でかけていたので今日見てみると、こんなにかかっていました。数日でこんなにつかまえたのは初めてです。しかも周りをぶんぶん蜂が飛んでいます。中には先客の死骸が山ほどあります。どうやら死骸に惹かれて飛んできているような気もします。





蜂を減らすために罠を作ったんだけど、もしかしてこれであちこちからおびき寄せているのか?

この木のりんご自体は大半が蜂に穴を開けられてだめなようです。残念は残念なんだけど、今のところ自分の家のほかの木のりんごもたくさんなっているし、人からもたくさんもらったので、どうやって食べようか、加工しようか、ちょっと頭を悩ませています。今日のところはフルーツサラダにして食べたので、おなかの中がりんごと梨でいっぱい。

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