2011年2月15日火曜日

チャーリータクシーでご帰還


今日学校の終わる時間に校長先生から電話がかかってきました。何事かと思ったら、スクールバスが壊れたので、タクシーで帰らせますとのことでした。私は、へえそうと思っただけですが、小さい子供の親はそれは大変と車で迎えに行ったみたいです。

私は別に心配もしないで待ってたんですが、ここから徒歩10分くらいのところに住む友達と二人で乗ってきて、その子が先に下りたので、一人でタクシーに乗って帰ってきました。10歳にして。もちろん料金は学校もちです。

というか、厳密に言うと地方自治体持ちになります。イギリスでは小学生は家が学校から2マイル、中学生は3マイル以上だとその自治体が交通を供給しなければいけないことになってます。つまりスクールバスですね。それでスクールバスが壊れたら、タクシーです。

うちの場合は実はたぶん2マイルもないんです。車で行くと3分くらい。でもモーターウエーのような大きな道の向こうに学校はあり、それをを渡らなければいけないので、Unavailable Routeという名目で スクールバスに乗れます。田舎の小さな学校なのでバスで行く子供は10人ぐらいで、家の前から乗せて行ってくれて、家の前に降ろしてくれます。

この辺はほとんど交通機関がなく自家用車ばかりなので、ルイが小学校に入学するときは、バスに乗っていくのを本当に本当にに楽しみにしてました。その頃は毎日バスに乗れて夢のようだったみたいです。

ルイの中学もぎりぎり3マイルで、バスで行きます。中学は2000人も生徒がいる大きな学校で、バスは何本もルートがあり、ルイのバスに一番最初に乗る子は7時半くらいにのってくるそうですが、ルイは最後のバス停で8時半。これも初めは家から1キロ近く歩いたところのバス停だったのですが、バスの運転手さんがたまたま近所の人で、チャーリーと同じく家の前で拾っていってくれます。

車で連れて行ってもどちらも数分で行けるんですけどね。中学生になると1ー2キロなら自分で歩いてますが、小学生は毎日送り迎えしないといけません。だから私は二人がバスで行ってくれて、毎日身支度やら待ち時間や駐車の時間で合計すると最低1時間くらいは浮いてます。そして今グーグルの地図で見てみると、ガソリン代も計算してくれて、小学校までは往復80ペンス 、中学までは往復1ポンド30ペンストのことでした。小学校は中学の途中なのでこれは中学までの1日2回の燃料代を考えると週に6ポンド50ペンス。

ということは年に33週間学校に行くとして、時間にして1年で165時間、燃料で214ポンド50ペンス(4万弱か)、ルイが小学校に入ってからチャーリーが中学と高校を卒業するまで入れると2310時間、3448ポンドも浮くことになります。ひゃあ、これはラッキー。

でも考えようによると、普通の親って(特に小学校はバスが無い人が大半なので)近所の公立の学校にやるだけでそんなに時間とお金を 使ってるんですね。私の知り合いなんて、越境してかなり遠くから(片道15キロくらい)来ていたので、毎週学校の送り迎えだけで450キロくらい運転してるといってました。ここからロンドンまで往復できそうな距離です。そのせいかどうか、今では学校を辞めさせて、家で教育しています。

やっぱり子供って時間とお金がかかるね。

この昔の写真はチャーリーが初めてスクールバスで学校に行った日のものです。

また忘れてました。体重は今朝は49.5キロでした!でもおとといのチョコとか食べまくってたんだけどね。 やっぱりおいしいものをおいしく食べると太らないんですよ!

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

チャーリーちゃん、超かわいいね。こんなに小さかったっけ?と思ったら、昔の写真だったんですね。

Atsuko さんのコメント...

親の私が見ても、可愛かったなあって思いますねえ。おでこが広くて、立ち方とかもまだまだ幼児っぽくって。

この写真チャーリーが一番小さいのに、よく見ると一番顔が大きい!