2009年12月22日火曜日

クリスマス休み2日目

朝起きると雪景色でした。といっても2センチくらい。それでも地面が凍っているのでぜんぜん融けません。デイブは今朝家から大きい道に行くまでの1キロくらいの坂道が車で上れなかったそうです。幸いなことに別の道があるので、バックしてそちらから行ったらしい。お隣さんも車をいつも停めている自分たちのヤードではなく、私のうちの前に停めているので、どうしたのかなあと思っていたら、ほんのちょっとの傾斜が上れなかったとのこと。

ヨーロッパとか、日本の北国とか、雪深いところに比べるtこんなの雪とはいえないくらいなのに、準備がないとは怖いことです。大きい道は寒い夜は夜中に塩がまかれるのですが、このダンプも台数が限られていて、25パーセントくらいの道にしか出来ないとか。

ロンドンを含むイギリス東部ではもっと本格的な雪が降っていて、空港も閉鎖、道路も閉鎖、昨夜は2000人の人が車が立ち往生になり、レスキューされたとか。

今日はルイの友達のハリーが遊びに来ました。お母さんのメアリーと上の娘さんも一緒です。昨日書いたとおり、メアリーは最近だんなと別居したということで、お茶でも一緒に話を聞こうじゃないのということになりました。

メアリーには子供が4人。上の二人(18歳、17歳)は最初のだんなとの子供、ハリーを含む下の二人は今の(というか、数週間前までの)だんなとの子供です。今日来たのは2番目の17歳の娘。

娘さんがいるところでこんな話するのどうかなあと思ったのですが、メアリーはぜんぜん気にしていないよう。年のせいもあるし、別れる相手が彼女の父親ではないと言うせいもあるのか、彼女の前で平気で旦那の浮気の顛末を教えてくれました。

相手は友人の友人で200キロくらいはなれたところに住んで知るらしい。夏ぐらいからだんなとこの女性はメアリーの前でおおっぴらによく電話したり、フェイスブックで連絡を取ったりしていたそうです。でもただの友達だと主張していたそうです。

こういうの心理セラピー用語ではデナイアル(否定)というんですけど、日本語でも言うのかな。メアリー、しっかりしなさいよ。そんなの友達のわけがないでしょ。こんなに長い間、目の前で堂々とこんなことされて、そんな言葉を信じるなんて。

まあ、そういうことは他人だからわかるんだけど、当人としては信じたいことを信じて、だまされてしまうんだなあ。

メアリーはだいぶやせたようでした。でもそのせいもあってか、今日は今までになくきれいに見えました。お化粧もばっちりマスからつけて、ひざまである編み上げブーツで決めてました。たいてい女の人って離婚するときれいになるんだよね。

それにしてもメアリーと娘さんは本当に友達のように仲がよさそうで、うらやましかった。彼女にすれば本当のお父さんではないから、私と一緒になって彼のことをけなしてました。

メアリーがトイレにたったすきに、彼女と大学はどんなところに行きたいのか、何を専攻したいのかという話をしました。すると、父方のお兄さんがオーストラリアに住んでいるので、そこで大学に行きたいと、嬉しそうに話してくれました。お母さんがこういうことになっても、自分は自分でぜんぜん平気で、あれもしたいこれもしたいと夢を語ってくれると言うのは、若々しくてのびのびしてて、まあメアリーも最初は大変だろうけど、すぐに元気になるだろうという気がしました。

詩のブログ更新しましたので、よろしければ見てください。ちょっと事情があり(?)、しばらくまめに更新することになりますので、よろしければこれからもちらりと見てやってください。

http://fordfarmpoems.blogspot.com/

6 件のコメント:

こんの さんのコメント...

車は、大雪でも困るのですが、むしろ凍った道では少しの雪がかえって滑りやすく困窮することがおおいですねぇ
ブレーキが効かないし、少しの勾配でも上れない。摩擦力がぐーっと小さくなるからでしょう

人の心は、なかなか難しいですねぇ
ちゃんとしたコミュニケーションがいかにたいせつで、だいじかが思い知らされます

クリスマスイブが目前になりました

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、雪国でもやっぱりそうなのですか。スノータイヤでもそうですか?

本当に男女の仲は難しい。離婚の多くなる頃なんでしょうか、私くらいの年って。聞くほうも、「気の毒」と一からげに感じるわけではなく、事情によってはうらやましいとか、いろいろ複雑です。

どちらにしてもイギリスでは離婚は恥だとか世間体が悪いとか言う感覚がないので、その分救われます。

こんの さんのコメント...

一昔前 スパイクタイヤというのがありました。それですとだいぶちがうのですが、今は禁止になってます
スノータイヤでもスリップしやすいです
「3急」をしないこと
1.急ブレーキ
2.急ハンドル
3.急発進
雪道は、「3急」をしないことが安全運転の原則です

あくあ さんのコメント...

うまくいかなくなったらさっさと離婚してやり直すという考え方もあるし、その波風をも乗り越えて添い遂げることで人が成長するんだみたいな考え方もあるし、難しいですね。

うちの父も昔は浮気をしまくってよく母を泣かせていましたが、母はそれでも添い遂げて良かったと思っているか、時代が時代なら別れておけばよかったと思っているか。本人自身、微妙で決めかねるって感じだと思います。両方試すことは出来ないからなぁ。そういえば17歳くらいのときにおばさんから父の浮気のことを詳しく聞かされましたよ。そのくらいになるともはや動揺はしないからね。

Atsuko さんのコメント...

こんのさん、大変ためになります。肝に銘じておきます。今夜夕食後、すいてきたところを見計らって、クリスマスの食料品の買出しに行く予定です。まだ道が凍ってるので、気をつけていってきます。

Atsuko さんのコメント...

あくあさん、日本って浮気ぐらいは我慢するものという感じなのではないんですか?

愛人を作っても離婚したくないと言う男性もいれば、ほかに好きな人が出来たからには離婚してくれという人もいますよね。女性のほうも、浮気されてもお金だけ入れてくれれば良いわという人もいるだろうし、それは人それぞれだろうなあ。
なかなかいろんな面で強い女性でないと、離婚には踏み切れないですよ、イギリスでも。