今日たまたまニュースをつけたら、90歳のおばあさんのドライバーがインタビューされてました。彼女は今オーストラリア1周のドライブ一人旅行中です。これはここ数年毎年やっていることで、今年はなんとホンダがスポンサーしてくれて、ホンダのかっこいい車で周ってます。
動機を聞かれて、「それはもう、一人でこの広々とした道を運転してると、本当に自由!!って感じがして、最高に気持ち良いからよ。」とのこと。
彼女は75歳でだんなさんが亡くなるまでは、あまり運転をすることもなかったのだけれど、未亡人になって運転するようになって、虜になったとのこと。オーストラリア1周はこれで5回目くらいらしいのですが、一度は事故って車が丘から転落。「ああ、これでおしまいだなあ。まあ良いや、こんな死に方なら文句なし。」と思っていたら、車は転がったあと無事に着地して、事なきを得たそうです。
彼女は外見はとても90歳には見えません。確かに皺があって白髪で、老人には見えるけれど、それもせいぜい75歳くらい。足腰がしっかりしていて、健康そのものといった感じです。何よりも表情が生き生きしていて、インタビューの内容もユーモアがあって話し上手で、まさに自分の好きなことを思う存分している満足感で輝いていました。
インタビューの最後に、「これを一体いつまで続けられると思いますか。」とちょっとぶしつけな質問をされていました。
「確かに毎年年をとっていってるのは否定できないわ。だから毎年、これが最後かもしれないと思うの。でもそれが良いのよね。これが最後だから、何でもかんでもやりたいことは全部するぞーって思うの。」とのこと。
こういうの良いですよね。私も90歳になっても、好き勝手なことやっていたいです。
そのためにはまず体が資本。そのためには運動して食事に気を使って、若さを保たなければいけないのかな。でももしかしたら、気持ちが何よりも大切で、いつも好奇心を大切にして、周りの目や年のことなんて気にしないで、やりたいことをどんどんしていれば、体もついてくるのかな。
アブラハムに言わせるときっと後者だと思うんだけど。
現在の生活を犠牲にしない程度に、苦痛にならない程度に、楽しい範囲内で、体も鍛えたいですね。
4 件のコメント:
> 毎年、これが最後かもしれないと思うの
この言葉、いいですねぇ 見習いたいですなぁ
最近、「一期一会」を頻繁に使ってますが、似たような言葉です
これはたった一度きりのことと思うと、たいていのもの(こと)が新鮮に感じられます
身体を長年努力して鍛えても、1週間寝込めばパーになります
うふふ、適当に、いい加減にやっているのがいちばんかなぁ...
こんのさん、「これが最後かも」というのは普通に見るとネガティブなことともいえますが、この人は「だから何でも遠慮なくするわよ。」という潔よさがあって、気持ちよかったですね。私も年に関わらず、やりたいことは遠慮なくやりたいです。
体を鍛えるのも、行き過ぎるとつらく苦しくなりますから、楽しめるように鍛えたいです。今のところは、楽しんでやってます。
かっこいいおばあさんですねぇ。私も以前、拘束の料金所でジャガーのオープンカーの運転を交代している老夫婦を見て、絶対ああいう老人になる!と決めたことがあります。そして、この間、久々に高速道路を運転し、やはり車好きであることを実感しました。90歳で○○一週ドライブ、やったるで~!BMWがスポンサーしてくれないかな。
あくあさん、でもこの人外見は本当に普通のおばあさんなんですよ。そこがまたかっこいいんだけど。
90歳でスカイダイビングを初めてしたという人の話も聞いたことがあるし、いくつになってもこうでいたい。
そのためにも、体が資本!
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