2019年4月20日土曜日

地球温暖化、各国のパフォーマンステーブル

最近はイギリスでは特に地球温暖化についての意識が高まっていて、私もいろいろ調べています。昨日はこんなサイトを見つけました。世界60国の順位表です。総合の順位のほかに、温暖化ガス放出量、再生エネルギー、環境問題政策にわけで順位が出ます。

これで見ると、国民はまだまだすごく不満感を強く持ってはいるものの、世界的にはイギリスは順位は高いです。総合で8位、温暖ガスでは7位。けれども再生エネルギー、エネルギー消費量、政策は20位前後。G7の中では総合一位です。

ちなみに総合で60国の一位はスウェーデンです。

アメリカはやっぱり世界の悪者ですね。総合では60国中59位。政策は一番下。どれもランキングは50位以下ですから、救いようがありません。

悪者にされがちな中国。こちらは総合ランキングは33位と真ん中辺です。再生エネルギーに力を入れているのは知られていると思いますが、これは31位。 環境問題政策は10位ですから、これからどんどん改善していくのかもしれません。

しかし今日私がここで一番言いたいのは、日本のこと。ランキングは以下の通り。
総合    49位
温暖化ガス 47位
再生エネルギー 48位
 エネルギー消費量 36位
政策    44位

これは情けないとしか言えません。OECDでは24国中19位です。

サイトはこちらです。インターアクティブで面白いですから、ぜひ見てください。

日本は環境問題に興味ある人は多いし、リサイクルも昔から盛んだし、水力発電は昔からあるし、暑くて海に近くて火山にあるから、太陽光とか風力とか地熱とか波とか、再生エネルギーの可能性はいろいろあるのに。一体どうしてこんな現状なんでしょう?

政治が悪いとしか思えませんがどうなんですか?

日本の選挙の投票なんて30年以上したことないですが、こうなったら大使館まで行って次の選挙に参加してこようかなあとまで思いましたよ。でも日本の政党で、環境問題を真剣に取り上げている政党ってあるんですか?

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6 件のコメント:

A子 さんのコメント...

日本で環境問題を取り上げている政党は全くありません。
関心を示している人もいるのかなぁ。
日本は今自分のことで精一杯で環境云々のことを考える余裕がないんじゃないでしょうか。
サイト見ました。中南米やインド、北アフリカが上位に来ていて驚きました。
カナダやオーストラリアが低くて意外でした。

むー さんのコメント...

環境問題に取り組む男はルーザー、みたいな意識があるよね日本のオヤジは。オヤジというのは高度経済成長をささえた戦中生まれの方々。彼らは経済バリバリだったので日本ではまだ勝者として君臨しているようにおもう。オリンピックもそういうオヤジに牛耳られて、大中小企業のオヤジをまた支えているのだわ。でもこの人たちは滅びのDNAをもちあわせているようにおもう。もっと考察してこんどブログに書くね。笑

Atsuko さんのコメント...

A子さん
コメントありがとうございます。
環境問題は全然政治家は語らないのですか?そうなのですか。。。ヨーロッパではかなり昔から一番大きい問題の一つですが、アジアでも中国とかインドとか、大きく取り組まれているように聞いてますが、日本ってやっぱりそんな感じなんですね。夏の暑さや豪雨など、日本こそ温暖化の影響をまともに受けている国なのに。
私もカナダやオーストラリアに驚きました。カナダはいろんな面で北欧的にすごく進んだ国と思っていたし、オーストラリアはバリアリーフとかが大きい問題になってるし、意識はもっと高いと思ってました。

Atsuko さんのコメント...

むーさん
上にも書いたけど、日本こそ温暖化の影響をいろいろ受けている国なのに、そんな感じなんですね。オヤジってそんな年代の人たち?そりゃオヤジ以上、ジジイでしょ(笑)老人が元気なのはいいことだけど、世代交代も考えてほしいですね。私はブリクジット以来、老人の世論を敵視してるんです。(笑)もうすぐ死んでいく世代が、ブリクジットや環境問題など、次の世代が背負っていく課題を牛耳るというのは許せないです。ルイ曰く、人がたくさんいる部屋に行ってヘビーメタルを大音量でかけて部屋を出ていくようなものですよ。

むー さんのコメント...

ジジイ!笑 たしかに。ジジイは働き者だったけどいやはや日本を滅ぼすわ。そう、Brexiter は老人が多いの?ニュースみているとけっこう若いパブにいるような人もいてなんだかなぁっておもっちゃうのです。ルイのたとえ、絶妙だね。前に里山再生のボランティアしていたんだけど、再生どころかチェーンソーで手当たりしだい破壊していたわ。笑 「あなたがたが生きている間にその木はもとの大きさに戻らないんですよ。もっと考えてください」と言ったら、かまうこっちゃねぇ切れきれ!って雄たけびあげてた。おそろしいよね。

Atsuko さんのコメント...

そう、ジジイもババアも引き際が肝心ですよ。もう国の方向は次の世代に任せて、自分たちはHipHopとかして、個人的に楽しめばいいのに。
パブとかでブリクジット盛り上がってるのは、若いと言ってもせいぜい40歳以上なんじゃないかな。もっと若い若者、うちの子供たちのようなティーンエージャーの世代は、ブリクジット派なんてほぼ皆無(とはいえ、いることはいるだろうけど)だと思います。
結局教育レベルの問題なんだなあって思います。環境問題は特に、アメリカでは学校に行かず親から教育を受けている子供たちが多く、そう言う親は親自体が無教育で、だから科学なんて全然教えなくて、いまだに地球は平たいとか思ってる人がたくさんいるらしいよ。進化論も知らないとか、進化論否定派も多いらしい。(アダムとイブを信じている)。進化論を知らないなら、現代の生物学なんて全く理解できるわけなし。
ヨーロッパなんて環境問題に関しては、世界的には意識はすごく進んでるけど、アメリカとか日本とかを思うと、先は暗いわ。