2017年11月8日水曜日

別の大変なこと

知人の大変な話を書いたところなんですが、今度は近所の人の話。ゴシップというわけではないですが、いろいろ考えるところがありましたので。

この人達は50代後半くらいのカップルです。奥さんは歯医者さんで旦那さんは土建関係の仕事。どちらも再婚です。

この二人が、数ヶ月前に3人の子供たちの後見人になったのです。子供たちの年は、一番下が1歳半なので、一番上もせいぜい6-7歳なんじゃないでしょうか。後見人と養子の違い、法的にはあるんでしょうけど、実際には養子と同じような感じです。

二人とも仕事があるので、下の子供たちは昼間は保育園のようなところに入れられてるようです。

どうしてそうなったのかなと思っていたら、先日別の近所の人から詳細を聞きました。

旦那さんとその前妻との間には、8歳のときに養女にもらった娘がいるのですが、親と仲が悪いまま成人すると家を出て、その後一切連絡が途絶えたそうです。それが数ヶ月前のある日、ソーシャルサービスから電話がかかってきて、「あなたの孫3人を保護しています。」と言われたそうです。「もしも後見人として引き取るなら引き渡せますが、そうでないからこの子供たちは施設に送られ、その後、養子に出されることになるかもしれません。」と、突然知らされたとか。この3人は、その家出した養女の子供たちなのでした。

それで彼らは急いでそのソーシャルサービスの人と子供たちに面会に行き、短期間で引き取ることを決めたそうです。

その人達に直接会って聞いたわけじゃないので、また聞きなんですが、子供たちはいろいろ泣いたり騒いだりうるさいそうです。そして、なかなか心を開かないとか。

まあそうでしょうね。子供とはうるさいものだし、保護されるくらいの難しい環境で育ったなら、そう簡単に人に心を許さないでしょうね。

このご夫婦は街のボート部に入っていて、毎週一緒にトレーニングに行くのですが、その時子供たちを知人等に預かってもらっているのが、そろそろあちこちから苦情が来たり嫌がられたりするようになってるそうです。確かに3人の子供を数時間とはいえ預かるのは大変ですよね。

それにしても、晴天の霹靂もいいところですよね。こんなに人生変わる出来事を短期間で受け入れるとは、すごいことです。

子供というのは中途半端な愛情じゃ育てられるものではないですから、今までどおり仕事したりボートしたりというのは無理かもしれないけど、かといって息抜きがないとやっていけないし、大変です。

ちなみにお向かいさんなんですが、一度も子供たち見たことないです。

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