競馬って日本では、競輪、競艇とならんで、そういうことの通のおっさん達がするギャンブルって言うイメージですよね。それがここイギリスでは、競馬は上流階級の人たちの娯楽です。何せ、エリザベス女王ですら馬主でいらっしゃるんですから。
その競馬の中でも、グランドナショナルは特別な日です。この日はあちこちで賭けがされます。本気で賭けたい人は、街中にある「賭け屋 」に行って馬券を買います。最近はネットでも賭けられるようです。
でもそこまで興味のない人でも、会社やパブや家庭内でも簡単な賭けが行われます。もちろん業者のように確率を計算したりは出来ないので、参加する人が1ポンドとか2ポンドとか一律のお金を払って、全員が違う馬に賭けます。といっても、もちろん下馬評の高い馬や大穴がありますから、くじ引きで公平に馬を割り当てることが多いようです。まあ普通の人は、年に一度くらいしか競馬なんて見ませんから、馬に詳しい人はそんなにいないです。
そして勝った馬に賭けた人は、集まったお金が全部もらえる仕組みです。
我が家も毎年見るわけじゃないけど、今日はたまたま家にいたので、レースが始まる前に賭けました。40頭走るので、40の名前をくじ引きにして、一人10頭に賭けます。賞品は家にあったお菓子。
我が家の賞品と馬券 |
コースは7キロちょっとです。そしてこれはただの競馬じゃありません。その7キロの間に30の1.3~1.5メートルくらいの生垣を越えないといけないんです。しかもただのフェンスのように高さがあるだけではなく、飛び越える幅も広く、しかもそのいくつかには、生垣の前やあとに水溜りがあるのです。水溜りの幅は1.8メートル前後。だから生垣の幅も入れて、1.5メートルの高さで、距離は5メートルほどジャンプしないといけません。
そして転倒馬が多いんです。見ていてすごく危ないです。今年は40頭中19頭がフィニッシュしたので、21頭が転倒。今年はそれでも馬もジョッキーも大きい怪我はなかったようですが、馬が骨折して、そのまま安楽死させられることもあります。ジョッキーの事故死は歴史で一度だけあったそうですが、見てると、もっと頻繁にあってもおかしくないくらい。
コースの途中からは、ジョッキーを振り落として、乗り手のいない馬が、まだレース中の馬に混じって走っています。
私は乗馬も競馬も全然興味ないけど、グランドナショナルは、やっぱり見ごたえあります。あれだけたくさんの馬が、30もの大きい障害物を次々飛び越えていくんですから、見ていて心が奮い立つようです。
今日の我が家の勝利者はデイブでした。1位も2位の馬もデイブが引きました。
デイブはパブで100ポンドが賞金の賭けにも参加したのですが、こちらははずれ。
さてと。
話は変わって、昨日書いたこのブログの企画「今日の初めて」です。
今日、日本行きの飛行機を予約しました。いつもブリストル発のKLMで帰るんですが、せっかくだから違う航空会社にしようかなあと思ったけど、 結局いろんな条件から、同じ便になりました。
でも毎年7月末に帰るのですが、今年は8月2日から9月2日まで日本に行きます。なのでチャーリーは初めて日本でお誕生日(9月1日)を迎えられます。
それから、飛行機の座席を選ぶのに、普段はいつもなんとなく真ん中へんを選ぶのですが、今回はわざと後ろ方の席を初めて選びました。
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2 件のコメント:
競馬もそうやって家族で遊んだりするのは楽しそうですね。
初めてシリーズ、継続が大変そうやね(笑)
私の断捨離もすぐに終わってしまったし・・・
あくあさんの断捨離は、それを見越して、1日10個ずつ捨てたから、まあよかったんじゃない。
初めてシリーズ、わざわざやるというよりは、たぶん気づかないうちにやってるんじゃないかなあと思ってるけど、どうかな。
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