2016年5月24日火曜日

アフタヌーン・ティーとハイ・ティーとの違い

イギリスのアフタヌーンティーは誰もが聞いたことあるかもしれません。イギリスに観光に来ると、リッツやマリオットなどの高級ホテルで食べることが出来ます。内容は、紅茶と、サンドイッチやケーキなどが出てきます。軽食といったところ何だけど、とにかくお上品な食事です。

ハイ・ティーって聞いたことありますか?アフタヌーン・ティーのことをハイ・ティーということも最近ではよくあるようですが、その違いって何かなあとちょっと気になったので調べてみました。

伝統的には、アフタヌーンティー(AT)は上流階級のものだったそうです。夕食が遅いので、それまでの軽食として出されました。

ハイ・ティー(HT)は、伝統的には、労働者階級の夕食のことだとか。夕方まで働いて、家に帰ってきて食べるもの(夕食ですよね)がハイ・ティー。内容は、パン、野菜、チーズなど。まれに肉とのこと。

実際に、イギリスでは今でも地方によっては(ここデボンでも、家人出身のマンチェスターあたりの北部でも)、晩御飯のことをティーと呼びます。ロンドンではそう呼ばないんだけど、きっとイギリスの大半ではティーと呼ぶと思う。特に労働者階級が多い地域ではそうなんじゃないかな。

ですが。やっぱりこれはややこしいし、イギリス人でもよくわかっていないくらいだから、日本人とかアメリカ人の観光客にはぜんぜんわからない。それで最近では、高級ホテルやおしゃれなティーハウスなどで、ATのことをHT とも呼ぶらしいです。

ますます混乱。

さて、我が家でも日曜日、久しぶりに皆家にいたし、昼に大きい食事を済ませていたので、ATをすることになりました。写真は以下の通りです。

サンドイッチの耳を取るとそれらしい(普段はイギリスのサンドイッチは出来合いのものも耳あり)んだけど、もったいないので耳付き。二段か三段になったAT用のお皿があればそれらしく見えるんだけど。

でもきゅうりサンド(ATの定番)は作りましたよ。

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2 件のコメント:

あくあ さんのコメント...

ハイ・ティーって初めて聞きました。

しかし、夜ご飯がサンドウィッチって、日本人的にはあり得ないね・・・

Atsuko さんのコメント...

お昼が軽くて夜がしっかり食べるのが日本やからね。イギリスでは日曜はディナーは昼のことが多いかな。伝統的にはそうです。